ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

2学期のスタート

2005年09月01日 | ゆきちゃんの日記
いよいよ新学期が始まりました。 

朝から小さなパニックを起こしたり、
突然叫んでみたりして不安定な様子で
とても心配をしたのですが、
登校の時間になったら抵抗も無く
車に乗り込んでくれました。 

たぶん、昨日の夜に
私と「明日は学校へ行く!」と約束をしたので、
湧き上がってくる不安と一生懸命戦っていたのだと思います。 
 

学校に着くとたくさんの先生方が
玄関で生徒の登校を待っていました。 

そして、由紀子の顔を見るとみなさんが喜んでくださって、
笑顔で声を掛けてくださいました。 

その笑顔のおかげで由紀子の緊張も緩んだようで、
始業式も教室での話しのときも、
とても落ち着いていました。

よかったです。
(*⌒ー⌒*) 
 

でも、その由紀子の姿を見て私は少し不安も感じました。 

4月のあの調子がよかった時期の
由紀子の様子にとてもよく似ているのです。 

あの頃、私も由紀子のそんな様子に
すっかり安心してしまって
たくさん無理をさせてしまいました。 


その結果が5月のあの大きなパニックに
つながってしまったのです。 

もう2度とあの失敗は繰り返してはいけないと思っています。 

スローペースで由紀子の意思をきちんと確認しながら
進めたいと思っています。 

2学期こそ由紀子の中学生生活の本当のスタートになるように、
きちんと支援したいと思います。 
 

無事に2学期初日を終えて家に帰ってきたのですが、
夏休み中、家の中で過ごした私と由紀子は
すっかり体力がなくなっているようで、
昼食をとったとたんに2人とも疲れて眠ってしまいました。 

体力というより、
緊張が解けて精神的に疲れた!
というのが本当かもしれませんね! 

1時間ほどでしたが、
心地よい昼寝でした。
Zzz (´~`) 
 

そうだ!ご報告です。 

由紀子の担任の先生が2学期から交代になりました。 

養護学校は一クラスに2人の担任がいます。 

そのうちの一人の担任の先生が
入学当初からずっと病休を取っていらして、

代わりにI橋先生が担任をしてくださっていたのですが、
2学期からはU田先生が担任をしてくださることになりました。 
 

I橋先生には一番大変な時期に
由紀子にかかわっていただきました。 

ご迷惑をいっぱいおかけしてしまい、
本当に申し訳ないと思っています。 

いろいろお世話になりました。
ありがとうございました。 
 

I橋先生はねーねーと同じくらいの年齢の先生でしたが、
U田先生はお母さん先生です。 

U田先生に由紀子のことを理解していただくのに
また時間がかかるかもしれませんが、
新しい出会いをいいチャンスにして、
由紀子の学校生活を立て直して生きたいと思っています。 

U田先生!よろしくお願いします。 
 

「パッパカ・パッパッパ~!」のH野先生は今まで通り、
担任を続けてくださいます。(笑) 

この「パッパカ・パッパッパ~!」の合言葉は
由紀子の中で定着したようで、
H野先生の顔を見るたびに繰り返していました。

これはとてもいい兆しです。
(*^-^*) 

=END=
 
コメント
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