ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

保育園の記憶

2007年11月26日 | ゆきちゃんの日記
母の偏頭痛がなかなか治ってくれません。 

薬を飲み始めて4日目。 

そろそろ治ってくれないと、
今度は胃が悪くなりそうです。 
 

由紀子も鼻かぜがひどくなってきています。 

日曜日の朝は微熱があって心配しましたが、
昼過ぎには平熱に戻っていました。 

今日も鼻はズルズルいってますが、
なんとか学校にいきました。 
 

そんな由紀子の日曜日のエピソードです。 

部屋で本を読んでいた由紀子が私のそばに来て、 

「保育園はゆうたくんよ!」 

と、突然言いました。 

※「ゆうたくん」は実名ですが、
ずいぶん昔のお友達の名前だし、 
下の名前だけなのでそのまま書きます。
 
 
なんで今頃、保育園なのか?(笑) 

でも、確かに保育園時代のお友達の名前です。 
 

彼は由紀子の事が大好きで、
とても優しくしてくれました。
 
そして、もう一人「けいくん」というライバルがいて、
お散歩の時に由紀子とどちらが手をつなぐかをめぐって
いつも争っていました。
 
ゆきちゃん、保育園時代はモテモテだったんです。(笑) 
 

 
これが保育園時代のゆきちゃん。
 
かわいいでしょう? 

本当に可愛かった・・・・今は・・・・?!(笑) 
 

それから、保育園時代のお友達の名前が次から次へと・・・ 

「さおりちゃん・みさきちゃん・あきなちゃん・こうたくん・・・」 
 

何かのきっかけで、
保育園時代の記憶の箱が開いたようです。 

 
お友達の次は先生の名前でした。 

O上先生・M本先生・K原先生・S木先生・・・園長先生・・ 

懐かしい名前ばかりでした。 
 

記憶力がよくて
、忘れることが難しい由紀子の中には
記憶の箱がいっぱいあります。
 
以前なら、
その箱が開くと情報が溢れ出てきて、
それを処理できずにパニックになっていましたが、
 
今日は余裕の表情で、
懐かしんでいるようにさえ見えました。 
 

大人になったんだなぁ~と、
しみじみ感じた時間でした。 
 

しかし、何を見て保育園を思い出したのでしょうか? 

お友達の名前以外にもいろんな事を思い出したのでしょうに・・・ 

由紀子に会話をする力があったら、
もっと懐かしい話ができたのに 

そう思うと、とても残念です。


=END=
コメント
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