ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

フラッシュバック

2009年06月12日 | ゆきちゃんの日記
今日は音楽療法の日。
さつき園にお迎えに行って、教室へ送っていきました。

さつき園を出るときから、ルンルン♪
車の中でも、ずっと歌を歌っていました。

そして、レッスンの間も上機嫌で!!


H崎先生もT中先生も、由紀子がとても落ち着いて、
いろんな音を受け容れられるようになっていると感じたそうです。

やっぱり、由紀子は感覚過敏が緩んでいるんですねぇ~!(o´∀`o)ニコッ


そんな楽しいレッスンだったはずなのに・・・・。


その後が大変だったんですよ~~~!(汗)



基本的に、私は由紀子を教室に送っていったら、一人で家に戻ります。
レッスンが終わったら、いつもH崎先生が家まで送ってきてくださるんです。

なので・・・私は家で音楽を聴きながら、ノリノリで掃除をしていました。(笑)

すると、遠くから何か遠吠えのような声が・・・・

ワォ~~~ン!

?( ̄、 ̄;)ン?・・・????


そして、玄関のドアが

ガンガンガン!ガンガンガン!!

(i|!゜Д゜i|!)ヒィィィ・・・な・なに?


びっくりして、玄関に行ってみたら・・・由紀子でした。(笑)



なんでも、車を降りた途端に、急に叫び出したらしく・・・

H崎先生もびっくりしていました。

「レッスンの時も、帰りの車の中も、
ずっとごきげんだったんですよ?!」(〃゜д゜;A アセアセ…



また急変かぁ~・・・ (; ̄^ ̄)ん~
やっぱり、フラッシュバックが起きているのかもしれませんねぇ~!


何がよみがえって来ているのか・・・・
話してくれたらいいのになぁ~!

=END=
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ふと思うこと!

2009年06月12日 | tomiの日記
最近、自閉症者の保護者の大先輩と話をすることがありました。

昔の障害児の親がどれほど大変な子育てをしていたか・・・
そんな話をしていらっしゃいました。


そして、その方の話の中に、
「自分が死んだ後・・・」という言葉がよく出てきました。

障害のある子を持つ親の究極の不安はそれです。

私もそうです!!


年齢が私の母とあまり変わらないその方にとっては、
その不安は、私の何倍も大きいのだと思います。

しかも、まだ自閉症の本人さんが一緒に暮らしているとしたら、
その不安は、計り知れないものがあります。


ただ・・・・
気になったのは、その方が最後におっしゃった言葉

「私が死んだら、誰かが何とかしてくれるやろう・・・・?!」



「本当にそれでいいのですか?
その時に子どもはどれだけつらい・・・・」

私は、のど下まで出てきそうになった、そんな言葉を飲み込みました。



その方も、私が言いたい事は充分解かっていらっしゃるはずです。

でも、そうでも言わなければ気持ちの落ち着き先が見つからないのでしょう!



福祉の情報が乏しかった昔、
家族だけでがんばって障害のある子を育てて来た!

それが、どれほど大変だったか・・・

私たちには解からないほどの苦労だったと思います。


しかも、この数年で障害者自立支援法ができたりして
福祉は大きく変わりました。

私が使っている福祉サービスを聞いて

「今の人はいいねぇ~!」
と、言われます。

「いえ!いえ!○○さんも使えるんですよ!」
そう答えても、
「なら、使ってみよう!」
と、いう事にはなりません。



年齢が進むと、生活の中に新し事を取り入れるほどのエネルギーが
親の中にもなくなってしまうのかもしれません。


私もいつかこの方と同じ年になる時が来ます。


そのとき、由紀子はどうしているだろう?
私はどうしているだろう?
そんなことを、ふと思いました。


=END=
コメント (2)
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