ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

ケアホーム

2013年12月02日 | ゆきちゃんの日記
昨日の保護者会で
由紀子が通うデイが建設中の
ケアホームの説明がありました。

来年の4月にオープンの予定です。


強度行動障害の人を対象として
原則として区分5か6の人しか
受け入れをしない方針なのだそうです。

そのために、

ケアホームは
宿直型と言われるものが
普通なのですが・・・。

(支援員が一緒に泊まるけれど
夜は寝ている。)

今回作られるケアホームは
夜勤型にするそうです。

(支援員は一晩中起きていて
何かあった時に備える)


強度行動障害の由紀子たちにとって
本当にうれしいことです。


ただ、最初の説明の時には
特別な介助が必要な人は
入居者の個人、個人が
ヘルパーさんと契約をして
いろいろなサービスを利用して
生活を維持するという話でした。

そのつもりで
デイは計画を進めていたそうなのですが

法律が変わって
来年の4月から
ケアホームの中でのヘルパーの利用は
できなくなるのだそうです。

つまり、利用者の生活の介助は
すべて職員がしなければならなくということです。



そのために、ケアホームにかかわる
職員さんの数がたくさん必要になって
いろいろな計画が変更になっているようです。


これでは、今まで
私の頭の中でイメージしていた
由紀子の生活が全くちがってきてしまう・・・・。


なんだか頭の中が
ぐちゃぐちゃになった気分です。


そして、とどめが
必要なお金です。

今の試算だと
ケアホームでの生活に必要な
お金は一か月に
11万円!

工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工




由紀子は障害者年金と
特別障害者手当を受けていますが
それを合わせても足りないのです。

今度のケアホームは
強度行動障害の人ばかりで
手厚い介護が必要です。

そのための人件費などを考えれば
仕方のない金額だと思います。



でも、現実の生活の中で
これはきびしい!
( ̄_ ̄|||)どよ~ん


由紀子は病気が多いので
病院代もかかるし

(福祉医療費を受けても
6か所の病院とそれぞれの薬局に
個人負担分を支払えば
かなりの金額になります。)

それと、失禁対策のおむつ代もかかるし・・・

これは大問題です。

普通の人の生活に比べれば
安いと思われるでしょうが
能力的に就労の賃金が得られない
障がい者にとっては大きなお金です。



私たちが生活を切り詰めて
由紀子に援助をするのはいいです。

でも、私たちがいなくなったら
それをどうするか・・・・

由紀子はまだ20歳です。
あと60年は生きるかもしれない。
その間、援助し続けることはできないでしょう・・・。



でも、いつまでも手元に置いておけないし・・・
なるべく若いうちに
新しい生活をさせたいと思うし・・・

さて、どうするか・・・



頭の痛い問題が
目の前にそびえ立ってしまいました。


でも、自立の練習をやめる訳にはいかない!

自立は何年後になるかわからないのだから
とりあえずはお金を貯めよう!


そして、


宝くじを買おう!!(笑)



もう、神頼みの領域に入りそうな気分です。

=END=
コメント (9)
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