ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

自首

2014年01月24日 | ゆきちゃんの日記
由紀子さん、無事(?)
ショートステイから戻ってきました。

お迎えに行ったら
支援員さんが

「ショートでもデイでも
すごくご機嫌でした。」

その言葉の通り
由紀子もニコニコでした。

d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ


そして、その笑顔のまま・・・
私に向かって


「頭を叩いたら、目が見えなくなるよ~~!」
「頭を叩いたらだめよ?!」


・・(o;TωT)o" ビクッ!
今なんと言った???


この言い方は
由紀子の自首です。



小さなころから
誰かを叩いたり
噛みついたり
自分で悪いことをしたと思った時には
私にこうして自首をして来るんです。


支援員さんはビックリして
「そんな様子は見受けられなかったですけどねぇ~~?!」
と、言われていましたが…


叩いたな・・・!

母は確信していました。

たぶん、支援員さんたちが
見ていないところで
叩いたのでしょう!



でも、これは時間をかけて
ゆっくり聞き出さなければ
真相はわからないので

支援員さんには
聞き出してみますから・・・。!
( ̄▽ ̄;)アハハ…

と、言ってお別れをしました。


車の中で、由紀子への事情聴取です。

母:「ゆきちゃん、本当に叩いたの?」

由紀子:「はい!叩いたら目が見えなくなるよ~~!」
(翻訳)・・・はい!叩きました!・・・・

母:「どこを叩いたの?」

由紀子:「ここよ!」
頭の右をさすっていました。

母:「デイで叩いたの?」

由紀子:「夜に・・・お布団で…」
(翻訳)・・・ショートステイの夜に布団の中で叩きました。


母:「一回叩いた? たくさん叩いた?」

由紀子:「叩いたら、目が見えなくなるよ~~!
    だめよ~~!だめよ~~!」
(翻訳)・・・一回じゃなくて数回叩きました反省しています。


母:「一人のお部屋で寝ていたの?」

由紀子:はい!


母:「泣かなかったの?」

由紀子:はい!



ここからは、私の想像ですが・・・

夜中に目が覚めたら、
いつもと景色が違ったので
パニックになって
頭を叩いてしまったという事でしょう・・・。
(;-ω-) =3 ハァ~


家に着いて
すぐにデイへ電話をして事情を報告しました。


由紀子が寝ている部屋の
隣には支援員さんが
いらしたらしいのですが

一人で目を覚まして、
泣きもせずに頭を叩いたのだったら
それは、気づかないでしょう・・・



ショートステイをしているのは
由紀子だけではありませんから
一人で寝るのも当たり前のことです。



今回のことは
防ぎようのない事だったと思います。



それに、泣かないまま
叩いたのであれば
興奮状態ではなかったと思うので
そうひどくは叩いてないでしょう

そう思いたい!!(汗)




その後の機嫌もいいし
パソコンをしている様子からも
見え方の異常もなさそうなので
大丈夫だと思います。



ただ・・・
これからのショートステイで
一人で寝るときにどうするか・・・
また、新しい問題が見えてきました。

自立の道は厳しいです!!
(◎´・ω・)ショボーン



由紀子が頭を叩いたと分かった時
私は車の中でパニックになって
由紀子を怒鳴りつけてしまいました。


「どうして?」
「約束したのに!」
「見えなくなるって言っているのに!」
「また手術をしたいの?」
「手術をして、また入院よ!!」
きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆



由紀子に不安を与えるだけの
何の解決にもならない言葉の羅列でした。


運転しながら自分で情けなくなりました。
(o;ω;o)ウゥ・・・



由紀子はちゃんと私に報告をしたのに
それを、こうやって怒鳴り散らしていたら
次からは隠すようになるんじゃないか?

そんなことが頭をよぎりました。



そこから、少し落ち着いて
もう一度「叩かない!」と
約束をさせて、

お母さんに、ちゃんと教えてくれて
ありがとう!

と、褒めてやりました。


情けない母です。


でも、これからどうすれば
由紀子の眼を守ってやれるのか
わかりません。

=END=
コメント
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