ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

心理検査

2015年10月08日 | ゆきちゃんの日記
今日は精神科の主治医の所へ
薬をもらいに行ってきました。

そして、心理の先生から
7月に受けた知能テストの結果を
説明してもらってきました。


受けたテストは
WAIS-Rという検査です。


たくさん説明をして頂いたのですが
いろんな言葉があって
私の頭の中の整理がついていなくて
上手く文章にすることができません。
(;^_^A アセアセ・・・


印象に残った心理の先生の言葉だけ
書いてみたいと思います。




言語性検査では、
分からない物へのあきらめが早く、
「わからない」と即答する。


言葉で質問する検査の事なのですが・・・

(;゜◇゜)言われてみると、確かに。。


日常の生活の中でも
人から質問されるシーンでは
少しでも理解できない言葉を使われると
完全にシャットアウトして
まったく聞こうとしなくなります。


言語性検査よりも動作性検査の方が
得意のようで
集中の仕方が全く違う。
符号を使った検査では時間が経過しても
やり続けたいと意欲的だった。


動作性検査というのは
積み木やパズルを使ったりして
符号を使って検査する項目の事です。

やっぱり、言葉よりも
パズルとか絵とかの
視覚的な刺激の方が
指示が入りやすいという事ですよね…。



そして、頂いた検査結果の文章の中には

学習の仕方は試行錯誤型

と、書いてありました。


自分でいろいろ試しながら
身に付けていくという事でしょうか?

確かに、パソコンの操作などは
誰にも教えてもらわずに
自分で覚えたので・・・

試行錯誤型という言葉は納得です。(笑)



そして、5年前に受けた検査の結果も残っていて
それと比べるてみると
積み木を使った動作性検査などは
出来ることが増えていたそうです。


言語性IQも、動作性検査の集中力を見たら
まだのびしろがあると思うと言われていました。


由紀子はまだ成長を続けていると
いう事なんですねぇ~!




他にも雑談の中でも
たくさんのアドバイスを頂きました。


由紀子は周りの人を
ピラミッドのようなランク付けをして
かかわり方を変えているのだそうです。(笑)

たとえば、

母は、ご飯を作ってくれる人だから大事な人
ねーねーは怖いけど好きな人
まーまーはライバルで負けたくない人

等々・・・

たしかに、関係する人によって
あからさまに違う態度を取ることがあります。



そして、初めてかかわりを持つ人には
どこまでわがままを許してくれるかなどを
試すような行動をとります。

これってランク付けをしているんですね?!(笑)



他の行動も含めて
これは幼児性の表れなのだそうで・・・

由紀子の中にまだまだ幼さが残っている
という事でした。(笑)


これも、いろんな経験をさせて
成長させなければならない事ですね?!



判定の結果は
重度の精神遅滞となっていました。


うまく検査を受けられない項目も
くさんありました。

でも、その少ない情報の中に
由紀子の特性がとてもよく出ていました。

心理学って面白い!!(笑)



また何年かして
同じテストをしてみようという事で
今日はお別れをしてきました。

それまでに由紀子がどれくらい成長をするのか
楽しみです。


=END=
コメント (4)
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