ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

困らせているのではなく、困っている。

2016年12月01日 | ゆきちゃんの日記
今日は由紀子をデイに送り出してから
長崎の精神科の主治医のところへ
由紀子の薬を取りに行ってきました。


主治医とは一か月前に話をしたばかりなのに
今日は報告すべきことがいっぱいです。

しかも、みんな辛い話ばっかり・・・
(。┰ω┰。)


その前に、一昨日書いた
医療センターの障害者トイレの中の
パニックについての話ですが・・・

良きも悪しきも


あの事件は母の対応が悪くて
由紀子のパニックを増幅してしまったと
反省をしています。

あの日、由紀子は診察室で
瞳孔を開いた眼に光を当てて検査をする時
まぶしかった事にちょっとだけイラッとしたんです。

それを、由紀子は我慢をしていました。


だから、診察室を出て母と二人になった時に
足を叩いてイライラを吐き出そうと
したのだろうと思います。

なのに母は
周りの人の目を気にして
障害者トイレの中に引きずり込んでしまいました。

そして、壁や手すりを叩く音が
外に響くことを気にして
いつもと違うテンションで
行動を制止してしまいました。


おどおどした母の気持ちを
由紀子は感じ取っていたのだと思います。


興奮した由紀子の攻撃は
弱い人へと向かいます。

あの時、最初に
由紀子の足を叩く自傷を
冷静に受け止めてさえいれば
あんなに大騒ぎにはならなかったのに・・・
ヾ(_ _。)ハンセイ…


この話を主治医にもしたのですが
主治医はいつも
こんな母の懺悔を黙って聞いてくれます。

自分の気持ちを見つめなおして
行動を分析する習慣をつけてくれたのも
この方でした。(笑)

その時

「お母さんぐらいベテランになっても、
他人の目がまだ気になる?」

と、聞かれましたが・・・・


気になります!!
全然慣れません!!

((°°;)プルプル(;°°))

たぶん、一生慣れません!!


そして・・・
今まではPMSの時期だけ荒れて
生理が始まれば落ち着くパターンだったのに
最近は時期に関係なくなっていることや

凶暴になっているので
薬を使った方がいいのかどうか・・・

いろいろ話をしました。



主治医からのアドバイスは・・・

総合すれば、やはり環境を
整えることが一番大事なことで

薬は最終手段として、
今は考えない方がいいという事でした。



話をしながら思い出したことは
強度行動障害の勉強をした時に学んだ


自傷や他害・破壊などの問題行動は
周りを困らせようとしてしているのではなく
本人が「困っている」という状態を
表現しているサインである。



という事でした。


そうか・・・由紀子は
今、何かに困っているんだ!!



その視点でもう一度
考えてみようと思います。




そして、今日
デイサービスから連絡があって
次の会議で由紀子の支援ついて
全職員で話し合いをしてくださるそうです。


感謝します!!
<(_ _*)>ありがとございます。



みんなが由紀子のことを思って
動き出してくれました。

きっといい方向へ向かってくれるはずです。





今日は由紀子さんは
ショートステイ中です。

平和に過ごして帰って来てくれますように!!

もう、最近は祈るばかりです。
(;^_^A アセアセ・・・


=END=

コメント (5)
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