先日、100均に行った時に
こんなものを見つけました。
簡易織り機です。
これは由紀子にぴったりだと思ったので
すぐにお買い上げです。(笑)
由紀子は特別支援学校の中学部の時は
3年間、「さおり班」で作業をしていました。
細かい作業が得意な由紀子は
素敵な布をたくさん織っていたんです。
PMSも終わって
今日は朝からご機嫌だったので
準備をして由紀子にやらせてみることにしました。
最初に見た時に
すぐに折り機だと分かったようで
嬉しそうにしていたので
母が手伝いながら始めたのですが・・・
何度かシャトルをくぐらせた所で
急に顔色が変わって
母に殴りかかってきました。
バキ!!( -_-)=○☆( >_<)アウ!
何が気に入らなかったのか解らなくて
「イライラするのならば、
もうやめようか?!」
と、言ったら
涙目になっていて
「やるの!」
と言って続けようとします。
ならば・・・と、
始めると、また拳を振り上げてきます。
やめることも、やることも
できない状態になってしまって・・・
母もイライラして怒鳴りたくなった時
由紀子の手が震えている事に気が付きました。
そして、顔を見るとすごく緊張していました。
( ̄□ ̄=)ハッ!
一瞬、てんかんの発作かと思ったのですが
シャトルを動かす手は
正確に動いているし
目もしっかりしていて
母の視線に見つめ返してきたので
たぶん違うと思います。
もしかして、また過去の記憶が
蘇ってきているのかもしれない?!
自閉症の特性(記憶について)
織物をさせたことで
中学部の頃の記憶の扉が開いて
たくさんの情報が一気に溢れ出して
来たのでしょう?!
「トントンして!」
とか、なにかブツブツ言いながら
シャトルを通しては
興奮して机を叩いていました。
しまった!!
( ̄ェ ̄;)
すぐに止めさせたかったのですが
強制終了をすると
いつまでも気持ちを引きずってしまいそうなので
「あと3回、シャトルを通したら
完成で~す!」
と、宣言をしてストップを掛けました。
そして、急いで糸の始末をして
作品を整えて・・・
5センチ四方ぐらいの布が出来上がりました。
「すごく上手に織れたねぇ~?!
フワフワできれいだぁ~~!」
スゴイスゴイ (*´▽`V=人☆パチパチ
と、褒めちぎって終わりにしました。
(○´д`A)フキフキ
その後、由紀子は
1時間ぐらい顔にタオルを乗せたまま
コタツで横になって動きませんでした。
きっと頭の中が
ぐちゃぐちゃになってしまったのでしょう。
由紀子は高等部を一年で退学しています。
どうしても高等部の生活に慣れなくて
パニックの連続で・・・
辛い思いをいっぱいしました。
だから、学校生活の思い出は
楽しい物ばかりではないんです。
その記憶が一気に蘇ってきて
処理ができなくなってしまったのだと思います。
まさかこんな事になろうとは・・・
ごめんよ~~~!
(;___;)ウルウル
さいわい夕方には落ち着いて
また笑顔で過ごせるようになりました。
ε-(^、^; ほっ
でも、さおり織を3年間やっていたので
シャトルを通すのも上手でした。
そして、出来上がった作品も
小さなものですがきれいでした。
きっとこの記憶の嵐を乗り越えれば
また織物ができるようになると思うのですが
100均で買ったような簡単な道具の為に
乗り越えさせるのは
あまりにも可哀そうなので
道具は押入れの中に
しまっておくことにします。
久々に冷や汗の出るような
出来事でした。
(;^_^A アセアセ・・・
=END=
こんなものを見つけました。
簡易織り機です。
これは由紀子にぴったりだと思ったので
すぐにお買い上げです。(笑)
由紀子は特別支援学校の中学部の時は
3年間、「さおり班」で作業をしていました。
細かい作業が得意な由紀子は
素敵な布をたくさん織っていたんです。
PMSも終わって
今日は朝からご機嫌だったので
準備をして由紀子にやらせてみることにしました。
最初に見た時に
すぐに折り機だと分かったようで
嬉しそうにしていたので
母が手伝いながら始めたのですが・・・
何度かシャトルをくぐらせた所で
急に顔色が変わって
母に殴りかかってきました。
バキ!!( -_-)=○☆( >_<)アウ!
何が気に入らなかったのか解らなくて
「イライラするのならば、
もうやめようか?!」
と、言ったら
涙目になっていて
「やるの!」
と言って続けようとします。
ならば・・・と、
始めると、また拳を振り上げてきます。
やめることも、やることも
できない状態になってしまって・・・
母もイライラして怒鳴りたくなった時
由紀子の手が震えている事に気が付きました。
そして、顔を見るとすごく緊張していました。
( ̄□ ̄=)ハッ!
一瞬、てんかんの発作かと思ったのですが
シャトルを動かす手は
正確に動いているし
目もしっかりしていて
母の視線に見つめ返してきたので
たぶん違うと思います。
もしかして、また過去の記憶が
蘇ってきているのかもしれない?!
自閉症の特性(記憶について)
織物をさせたことで
中学部の頃の記憶の扉が開いて
たくさんの情報が一気に溢れ出して
来たのでしょう?!
「トントンして!」
とか、なにかブツブツ言いながら
シャトルを通しては
興奮して机を叩いていました。
しまった!!
( ̄ェ ̄;)
すぐに止めさせたかったのですが
強制終了をすると
いつまでも気持ちを引きずってしまいそうなので
「あと3回、シャトルを通したら
完成で~す!」
と、宣言をしてストップを掛けました。
そして、急いで糸の始末をして
作品を整えて・・・
5センチ四方ぐらいの布が出来上がりました。
「すごく上手に織れたねぇ~?!
フワフワできれいだぁ~~!」
スゴイスゴイ (*´▽`V=人☆パチパチ
と、褒めちぎって終わりにしました。
(○´д`A)フキフキ
その後、由紀子は
1時間ぐらい顔にタオルを乗せたまま
コタツで横になって動きませんでした。
きっと頭の中が
ぐちゃぐちゃになってしまったのでしょう。
由紀子は高等部を一年で退学しています。
どうしても高等部の生活に慣れなくて
パニックの連続で・・・
辛い思いをいっぱいしました。
だから、学校生活の思い出は
楽しい物ばかりではないんです。
その記憶が一気に蘇ってきて
処理ができなくなってしまったのだと思います。
まさかこんな事になろうとは・・・
ごめんよ~~~!
(;___;)ウルウル
さいわい夕方には落ち着いて
また笑顔で過ごせるようになりました。
ε-(^、^; ほっ
でも、さおり織を3年間やっていたので
シャトルを通すのも上手でした。
そして、出来上がった作品も
小さなものですがきれいでした。
きっとこの記憶の嵐を乗り越えれば
また織物ができるようになると思うのですが
100均で買ったような簡単な道具の為に
乗り越えさせるのは
あまりにも可哀そうなので
道具は押入れの中に
しまっておくことにします。
久々に冷や汗の出るような
出来事でした。
(;^_^A アセアセ・・・
=END=