ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

強度行動障害者のつらさ

2017年06月03日 | ゆきちゃんの日記
夜中、久々に由紀子の自傷の音で
目が覚めました。

“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!

たぶん、昼間に
職員さんを叩いてしまったことを
後悔してパニックを起こしていたのでしょう。


帰宅してからは
ずっと笑顔だったので
大丈夫だと思っていたのですが

やっぱりトラブルの後は
こうしてフラッシュバックが起きてしまいます。



今回のトラブルのきっかけは
その前の事件のフラッシュバックが原因なわけで・・・

負の連鎖が続いています。




由紀子の側に座って
落ち着くのを待ちながら
私が考えていたことは・・・


夕方、由紀子が職員さんに他害をした後
家に戻る車の中で
強い口調で叱ってしまったのに
その後、何もフォローしなかった事への
後悔でした。


確かに由紀子は職員さんを叩いてしまいましたが

すぐに気持ちを立て直して
叩くことをやめて
自分から謝っていました。

その事は誉めてやるべきでした。


私も先日の事件のショックからか
つい感情的になって
叱ることしか頭にありませんでした。

ヾ(_ _。)ハンセイ…



強度行動障害のある人は
周りの人にたくさんの迷惑をかけてしまうので

怖がられたり
人間としての尊厳まで否定されて
しまう事がありますが

本人もこうして苦しんでいることは
分かってやって欲しいと思います。





昨日から強度行動障害についての資料を
読み返しています。


強度行動障害の人が
自傷や他害などで暴れたりする行動は
周りを困らせようと思ってやっている訳ではなく
自分が困っているというサインを出していると
捉えるべきである!



この障害を理解する上での
基本中の基本です。



決して、人を傷つけてしまう事を
容認するわけではありません。

それは絶対に許されることではありません。


由紀子が他害をしてしまった方たちには
心から申し訳ないと思っています。
親として責任を感じています。

m(_ _;)m



ただ、そのような行動が
また起きないようにするためには
本人のつらさも理解して
支援をしなければならないという事です。



由紀子の知的能力で
どこまで自分の障害を認知できているのか
それは解りませんが

由紀子の中に
後悔と言う気持ちがあることは
確かだと思います。

それはまだ、反省にも教訓にも
繋がっていないのだけれど・・・


それでも「後悔」という感情に
小さな希望を感じながら

もう一度、由紀子の母として
強度行動障害と向き合っていく
覚悟をしなければと思っています。





朝になって起きてきた由紀子は
夕べのパニックが嘘だったように

笑顔で上機嫌でした。


今日はプールに行って
水の感覚を楽しみながら
ウォーキングのノルマもこなしてきました。

今はホルモンの周期から言っても
一番いい時期です。


次のPMSが始まるまでに
フラッシュバックから起きる
負の連鎖が止まってくれることを
祈るのみです。

(>人<*)ォ願ぃ…!!!

=END=
コメント (5)
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