注)これは私が由紀子の事を理解するための勉強の記録です。
私は専門家ではありませんので、間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上お読みください!
3.行動障害に対する機能的なアセスメント
行動障害に対して治療的な対応を行う場合に
必要なのが機能的なアセスメントなのだそうです。
治療的・・・・なんだか期待してしまう言葉ですね?!(笑)
機能分析とは
ある行動について、
A:行動の前の刺激や出来事
B:行動
C:行動の結果
の3つの要素から考えて
その機能(目的)を分析する方法です。
ABC分析ともいうそうです。
①コミュニケーションの機能
例として
「頭を叩く」という
同じ行動について
機能分析が書かれてありました。
いろいろなパターンの
分析の結果だけを書きます。
例Ⅰ
A
お母さんが食事の支度をしている
(お母さんが自分に注目していない)
B
頭を叩く
C
お母さんが来てかかわる
(お母さんの注目を得られる)
この場合は、「頭を叩く」という行動の機能は
お母さんからの注目を求める行動
「注目要求機能」をもつ
例Ⅱ
A
嫌な作業をさせられる
(嫌な作業あり)
B
頭を叩く
C
嫌な作業をしなくてすむ
(嫌な作業なし)
この場合は、嫌な作業をさせられそうになった時に
「頭を叩く」ことでその作業をしなくてすむ
つまり、嫌な刺激や状況を回避することになる。
「回避や逃避の機能」をもつ
例Ⅲ
A
車から降りるように促される
(ドライブなし)
B
頭を叩く
C
ドライブに行ける
(ドライブあり)
この場合は、ドライブをもっと続けて欲しい時に
頭を叩くことでドライブを続けてもらえる。
「物や活動の要求機能」をもつ
このように困った行動には
本人のコミュニケーションとしての機能を
持つことがあるのだそうです。
機能の分類にの仕方はさまざまで
いくつか複合していることもあるそうです。
ABC分析を行うメリットは
このように目に見えない行動の機能に
気付くことができるということです。
ここには例題の状況を詳しく書いていないので
分かりにくいかもしれませんが
本を読んでいると
とても納得できる分析だと思いました。
由紀子はここに書かれてある
全てに当てはまる気がします。(笑)
自傷行為は由紀子にとって
コミュニケーションの手段だったのか・・・
ちょっと複雑な気持ちがします。
(-″-;)うーむ・・・・・・
困った行動がどのようなコミュニケーション機能を
持っているかということがわかると
対応策を考える時に大きなヒントが得られます。
対応策の一つとして
「同じ機能を持つ適切なコミュニケーション行動を教える」
たとえば、「注目要求機能」の場合は
「頭を叩く」という行動の代わりに
「ママ」「見て」などといった呼びかけの言葉や
絵カードやジェスチャーを教える
なるほど・・・
でも、この対応策ってすごく正しいと思うのですが
実践するには
大変な努力と忍耐と時間が必要だよねぇ~~と
思ってしまいます。(汗)
理論は知らなかったけれど
それをやって挫折した経験があるものね・・・(笑)
それを言ったらおしまいなのかもしれないけれど・・・
(;^_^A アセアセ・・・
今日はここまでです!
この本を使って勉強をしています。
行動障害のある人の「暮らし」を支える 第2版:
強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト
=END=
私は専門家ではありませんので、間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上お読みください!
3.行動障害に対する機能的なアセスメント
行動障害に対して治療的な対応を行う場合に
必要なのが機能的なアセスメントなのだそうです。
治療的・・・・なんだか期待してしまう言葉ですね?!(笑)
機能分析とは
ある行動について、
A:行動の前の刺激や出来事
B:行動
C:行動の結果
の3つの要素から考えて
その機能(目的)を分析する方法です。
ABC分析ともいうそうです。
①コミュニケーションの機能
例として
「頭を叩く」という
同じ行動について
機能分析が書かれてありました。
いろいろなパターンの
分析の結果だけを書きます。
例Ⅰ
A
お母さんが食事の支度をしている
(お母さんが自分に注目していない)
B
頭を叩く
C
お母さんが来てかかわる
(お母さんの注目を得られる)
この場合は、「頭を叩く」という行動の機能は
お母さんからの注目を求める行動
「注目要求機能」をもつ
例Ⅱ
A
嫌な作業をさせられる
(嫌な作業あり)
B
頭を叩く
C
嫌な作業をしなくてすむ
(嫌な作業なし)
この場合は、嫌な作業をさせられそうになった時に
「頭を叩く」ことでその作業をしなくてすむ
つまり、嫌な刺激や状況を回避することになる。
「回避や逃避の機能」をもつ
例Ⅲ
A
車から降りるように促される
(ドライブなし)
B
頭を叩く
C
ドライブに行ける
(ドライブあり)
この場合は、ドライブをもっと続けて欲しい時に
頭を叩くことでドライブを続けてもらえる。
「物や活動の要求機能」をもつ
このように困った行動には
本人のコミュニケーションとしての機能を
持つことがあるのだそうです。
機能の分類にの仕方はさまざまで
いくつか複合していることもあるそうです。
ABC分析を行うメリットは
このように目に見えない行動の機能に
気付くことができるということです。
ここには例題の状況を詳しく書いていないので
分かりにくいかもしれませんが
本を読んでいると
とても納得できる分析だと思いました。
由紀子はここに書かれてある
全てに当てはまる気がします。(笑)
自傷行為は由紀子にとって
コミュニケーションの手段だったのか・・・
ちょっと複雑な気持ちがします。
(-″-;)うーむ・・・・・・
困った行動がどのようなコミュニケーション機能を
持っているかということがわかると
対応策を考える時に大きなヒントが得られます。
対応策の一つとして
「同じ機能を持つ適切なコミュニケーション行動を教える」
たとえば、「注目要求機能」の場合は
「頭を叩く」という行動の代わりに
「ママ」「見て」などといった呼びかけの言葉や
絵カードやジェスチャーを教える
なるほど・・・
でも、この対応策ってすごく正しいと思うのですが
実践するには
大変な努力と忍耐と時間が必要だよねぇ~~と
思ってしまいます。(汗)
理論は知らなかったけれど
それをやって挫折した経験があるものね・・・(笑)
それを言ったらおしまいなのかもしれないけれど・・・
(;^_^A アセアセ・・・
今日はここまでです!
この本を使って勉強をしています。
行動障害のある人の「暮らし」を支える 第2版:
強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]テキスト
=END=