ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

音楽へのこだわりについて その3(自閉症の特性41)

2016年04月28日 | 自閉症の特性
その2から、ずいぶん経ってしまいました。
すみません!

地震とかいろいろあって
ゆっくり考える余裕がなかったのですが、
やっと書けそうな気がします。


由紀子は音楽へのこだわりが強くて
生活のいろいろな場面に支障がでます。

そのこだわりと付き合って行く為に
母がどんな対処法を取っているのか・・・

そして、支援してくださる方々に
どんなお願いをしているのか・・・


ほとんどの事は、もう当たり前になっていて
無意識のうちにやっていることが多いのですが
あらためて考えてみようと思います。



まずは、母のいない場面で
音楽の活動に参加しなければならない時ですが

必ず逃げる場所を用意してもらいます。

音が聞こえるような場所でもいいので
その場を離れたという感覚があれば大丈夫です。

ドアの向こうの廊下でもOK!


調子がよくて、感覚が緩んでいる時には
苦手な曲が流れるとその場所に逃げ込んで、
曲が終わるのを待つことができます。

でも、PMSなどで感覚が過敏になっている時は
逃げる余裕もないので、パニックになってしまいます。


その時には、強制的にその場を離れさせるか
曲を変えて頂くしかないのですが・・・

強制的に動かすと、自傷と他害の危険あり!・・・です。(汗)

面倒くさい奴で、本当に申し訳ない!!
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


なので・・・

PMS期や機嫌が悪い時期には
曲の変更ができないような活動には
参加させないのが一番安全です。





曲の変更ができない活動といえば・・・

学校時代の運動会のダンスや合唱曲が
由紀子が苦手な曲だった時には

“絶対に聞かなければいけない曲”だと
由紀子が納得するまで
離れた場所で見学をさせて頂いてました。

数日で大丈夫な時もあったし
一週間以上かかる時もありました。


練習をさせなくてはいけないと
ついつい焦ってしまいがちですが、

強制的に参加させると
拒否反応が強くなってしまうので
なるべくソフトにとお願いをしていました。


運動会のダンスなどは、
みんなが踊るのを見続けていれば
o(=¬ェ¬=)oジーーーッ

覚えてしまう人なので
曲を受け入れられるようになった頃には
ちゃんと踊れていました。(笑)


小学校の6年生の合唱の時には
本番の数日前に担任の先生から

やっとハミングはするようになったけれど唄わない!
歌詞を覚えていないようだ!

と相談されて、母もちょっと焦りましたが

「たぶん大丈夫だと思います。」
と、答えていたら、

本番ではちゃんと歌っていました。(笑)

(^0^)♀♪♪

そんな奴です!(笑)


最初のうちは、パニックになったり大変ですが・・・

由紀子が苦手だという曲は、本当は好きな曲なので
心の準備が整えば、受け入れることができます。
でも、それにはかなり時間がかかります。


ただ、これができていたのは
小学校や中学部の頃まで!

高等部の時は、
その2で書いたように
もう無理でしたけどね・・・。
(´;ω;`)トホホ



長くなったので、「その4」へ続きます。
次は、家の中での対応の仕方を書きます。


=END=
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラえもん | トップ | 4月のPMS終了! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自閉症の特性」カテゴリの最新記事