ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

網膜剥離の手術2日目

2012年05月26日 | 硝子体手術
手術の夜は
予想に反して
とても静かな夜でした。

まーまーと2人体制で
24時間の付き添いと監視をしましたが
由紀子はずっと眠り続けていました。

それでも、
ずっと横向きで寝せなければ
いけないので
2時間おきに右と左の
体位交換をさせたり、

無意識に傷口を
触ろうとする由紀子の手を
止めたり・・・

やはり、気はぬけません。



そして、朝!
待望の朝食です。



これからしばらくは
目の不自由な生活が始まるので
なるべく自分で食べられるように
練習です。

でも、むずかしい!!

朝食の後、診察がありました。

心配していた炎症は
両目ともあまり見られないとのことでした。

この調子で順調に回復したら
10日ほどで退院ができそうです。

診察の後で
ガーゼをはずしてもらって
透明の保護板だけになりました。



ねーねーにゼリーを
食べさせてもらっている由紀子です。


まるでツバメの子のようです。(笑)


術後の目の様子ですが
まだ白目の部分が腫れていて
目が開けづらい状態ですが

右目が少しだけ
開けられるようになりました。

部屋の電気を消した時に
由紀子が「電気をつけてください!」
と、言ったので
光を感じる力は残っているようです。

よかった!!


左目は
白内障の手術も一緒にして
普通なら人工レンズ
を入れるのですが

由紀子のようにシリコンオイルを
入れていると
人工レンズは曇ってしまうので
次の手術の時までレンズなしの生活です。



すみません!
ここまで書いたら
強烈な睡魔が襲ってきました。

さっきから何を打っているのか
わからないくらいです。(笑)

今日は、日記よりも
自分の体力回復に
勤めたいと思います。

明日、続きを書きます。

今夜はねーねーと
交代で看病です。

私が先に寝ます。
おやすみなさい!!

=END=
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手術終了

2012年05月25日 | 硝子体手術
ご心配をおかけしましたが
無事に手術が終わりました。

手術の準備が終わって
呼び出しを待っているところです。

盲腸の手術の経験がある由紀子は
これから何が起きるのか
わかっているように見えました。

この後、10:30分に
手術室に入って
病室に帰ってきたのは
3:00でした。

長かった・・・・。
(o´_`o)ハァ・・・



両目はガーゼで塞がれていましたが
左目だけには
ガーゼに小さな穴が開けてあって
光を感じるようにしてありました。


先生の説明では
右目は網膜を
少ししか残せなかったので
やはり光を感じる程度だろうということで
目の中に入れた
シリコンオイルは
右目は抜かずに
そのままにするのだそうです。

左目の剥離も
時間が経ていて
かなりきびしい状況ですが
なんとかレーザーで
貼り付けることができたので
後は、三ヶ月でどこまで
定着するかで、
オイルを抜けるかどうかが決まるそうです。

厳しい現実ですが
少しでもいい方向に向かうように
がんばるしかありません。




病室に戻ってきて
意識がハッキリしてきた由紀子が
最初に言ったのは

「プッチンプリン!」

でした。(笑)


朝から絶食だった由紀子。

お腹が空いたと訴えるので
「手術が終わったら
プリンを食べようね!」
と、約束をしていたのです。

しっかり覚えていたんですね?!(笑)

でも、麻酔から覚めて
2時間は絶食絶水分で
何も口に入れることはできません。

由紀子ごめんね!!

5時になって
氷を口に入れることは許されました。

そして6時になって
やっとプリンを食べることを許されて
今日初めての食事をすることができました。



盲腸の手術の時には
長い時間、いろいろな管に
つながれていた気がしましたが

今回は2時間ほどで
全部の管がはずされ
トイレも自力で歩いていきました。

もちろん全く見えないので
私が介助をします。

私・・・ヘルパーの資格を持っているのに
由紀子をどうやって誘導すればいいのか
わからなくて・・・
なんとも、頼りないヘルパーです。


私が一番心配していた
麻酔が覚めてからの
由紀子の反応ですが

手術前の私の説明を
理解していたのかどうかわかりませんが
とても冷静で落ち着いていました。

オイルを入れたので
うつ伏せの必要はなくなって
横向きに寝ればいいので
由紀子の負担はあまりなく
普通に眠ってくれています。

ただ、仰向けは禁止です。

オイルは軽いので
仰向けで寝ると
目の表面に浮き上がってきて
長い時間、その状態が続くと
外へ流れ出てしまうのだそうです。

そうなると、
痛みが出て
再手術だそうです。

怖いので、
寝ている由紀子の側で
仰向けにならないように
監視中です。


術後はパニックで
修羅場になるだろうと
予想してましたが

今夜はとても静かです。


汗で絆創膏がはがれてしまうので
お願いして包帯を軽く巻いてもらいました。
最近は、目の手術をしても
包帯はあまり巻かないそうです。


それにしても
よく眠っています。

これが嵐の前の静けさでないことを
祈ります。


今日は一日中
緊張していたせいか
頭が働かずに
思いつくままに
日記を書きました。

支離滅裂かもしれないけど
ごめんなさい!!

後日、この日のことは
きちんとまとめて
アップします。

とりあえずは
手術が無事に終わったという
お知らせです。

それにしては長文だよね?!(笑)

=END=
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入院1日目

2012年05月24日 | 硝子体手術
とうとう入院をしました。

午前中に病院に入って
いろいろな検査を受けました。

そして、手術についての説明・・・。

全身麻酔で両目を
一緒に手術をします。

右目は完全に網膜が剥離していて
浮かび上がって
目の中でくしゃくしゃになって
癒着しているそうです。

でも、まだ光を感じているので
できる限り癒着をはがして
網膜を広げて貼り付けてみるとのことでした。

うまく行けば、
もう少し光を強く感じることが
できるようになるかもしれないし、

もっとうまく行けば
物が動いていることを感じるように
なるかもしれない・・・。

放っておけば
完全に光を失ってしまうから
やってみましょう・・・ということでした。

そして、左目も
網膜は半分以上はがれていて
視野はほんの少ししか残っていなそうです。

こちらは何とか視力を取り戻せるように
したいとのことでした。

普通の網膜剥離の手術は
網膜を修復した後
ガスを入れて
うつ伏せの姿勢をとって
そのガスの圧で
網膜を定着させるのだそうですが

由紀子の場合は
ガスでは圧が足りないので
シリコンオイルを入れて
定着を促すそうです。

シリコンオイルを入れれば
うつ伏せではなく
横向きか座った状態を保てばいいので
由紀子の術後の負担は
かなり減りますが・・・

ガスは自然に吸収されるけれど
シリコンオイルは
再度手術をして
抜き取らなければなりません。

定着まで2~3ヶ月かかるらしいので
夏過ぎには再手術を受けます。

問題はそれだけではありません。

オイルが目の中に入っていると
水の中から外を見ているような
見え方をするらしいのです。

しかも、白内障も発症しているので
今回の手術でレンズも取ります。

オイルが入っている段階で
人工のレンズを入れると
にごってしまうので
再手術の時まで
レンズなしの目になります。


今よりも見えなくなるということです。

その生活が3ヶ月・・・


yukiパパと二人で
説明を受けて、
言葉が出ませんでした。


でも、3ヶ月すれば
左は見えるようになる可能性は
大きいのですから
がんばるしかありません。



由紀子には手術をすれば
見えるようになると
説明していたので
術後に今よりも見えなくなったら
どう思うでしょうか?

3ヵ月間、どんな生活が始まるのか?

また不安は募るばかりですが
ゴールはあるのですから
がんばろうと思います。

明日は午前中に手術です。

みなさんから、たくさん
応援のメールを頂いてます。

ありがとうございます。

全部にはお返事ができそうにありませんが、
とても勇気付けられています。

こんなにみんなに
応援してもらえて・・・
由紀子は幸せです。

ゆきちゃん、元気です。
ご安心ください。



=END=
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明日入院です。

2012年05月23日 | 硝子体手術
いよいよです。

今の心境は
「怖い!」
この一言に尽きます。

私が怖がっても仕方がないのですが
怖くて、怖くて・・・・


でも、絶対に逃げない!



私はあまり人に
がんばれ!という言葉を
使わないようにしているのだけど・・・

今は自分に
「がんばれ!がんばれ!」
といい続けている。

私はもっと強くなれるはず!!



由紀子は元気です。

今日もDVDの整理に
余念がありません。

目の治療をすることや
入院をすることは
簡単に説明してありますが
どこまで理解しているのかわかりません。

今も私の後ろで
鼻歌でライオンハート口ずさんでます。

私にライオンのように強くなれってか?(笑)



由紀子は何も知らないまま
手術台に上がることになるのかもしれませんが
そのほうがいいのかもしれません。


盲腸の時には4人部屋でしたが
今回は特別室(最近は個室をこう呼ぶのだそうです。)なので
パソコンを持ち込んで
ネットもOKです。

できる限り日記の更新をします。

こんな時に・・・
と、思われるでしょうが、

由紀子が網膜剥離とわかったときから
障害のある人の体験談を
探しているのですが
詳しいものがありません。

だから、今回のこの経験は
次につらい思いをする親御さんの
お役に立てるかもしれないと
思っています。

日記を更新する為には
冷静に現実を見なければならない。

このプレッシャーが
私の支えになるような気がします。


みなさん!
由紀子の手術がうまく行くように!
そして、術後のつらいうつ伏せ生活を
何とか乗り切れるように!!

祈ってやってください。




明日入院!!

=END=
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採血終了

2012年05月22日 | 硝子体手術
採血をする為に
大学病院へ行ってきました。

時間がかかるかな?
と、思っていましたが
意外にもガラガラ!

国立では20分待ちはざらなのに・・・

しかも、最近は由紀子の
「血管はここよ!写真」
を、もって行くので
採血も一発で終了!!

血管はここよ!写真・・・(笑)
これです!



3ヶ月に一度のペースで
血液検査を受けるのに、

血管が見つかりにくくて
何度も針を抜き差しされて
痛い思いする由紀子さん。

母は考えて
うまく採血された時に
その血管の場所に印をつけてもらって
写真を撮っておいたのです。

この写真の効果は
抜群です。(笑)


今日は採血だけだったので
長崎滞在時間は30分ほどで
大村へ帰ってきたのですが・・・

その車中で
由紀子がパニックになりました。

なんだか、ストレスのダムが
一気に決壊したように

大泣きしながら
太ももをガンガン叩いていました。

。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。 ウワーン!!


時々、頭に手が向かうのですが
途中で気づいて
太ももを叩いていました。

v(・_・)ヾ('-'*) エライエライ



由紀子もストレスが
溜まっているのでしょうねぇ・・・

当たり前ですよね?!


目を治してもらうことは
解かっていても
これから何をされるのか
解からないのですから
不安でしょう。

パニックは10分ほどで
治まりました。


その後はyukiパパと三人で
回転寿司へ行って
お寿司をいっぱい食べました。

由紀子の気持ちを
どうすれば癒せるのか?

今、思いつくのは
食べることしかありません、

太るよねぇ~~!(,,-_-)

入院まであと2日

=END=
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