真の動物福祉牧場を目指して

自然は化学を 上回る

「甦れ!食と健康と地球環境」
今回はテルヒガ先生のブログの紹介から入らせて貰います。

このブログは政府系NPOの主催する大学発ベンチャーを応援するサイトで、云わば日本のイノベーティブな学者達のブログ道場と言った所です。

この道場でテルヒガ先生のブログは長く人気トップを独走していた時期があり、この回もそうした輝かしい光を放つページです。

これを読んでテルヒガ先生の農業理論に興味を持たれた方は、是非とも最初のページから読んで行って貰いたく、このブログは「シントロピーの法則」という本にもまとめられています。

この本の売上げは福島の放射能対策プロジェクトに回され、それは1500万円程に登りました。 さらに1500万円程が国の内外から寄付されたコトで、ボランティアでこのプロジェクトに参加していた私も雇って貰えた経緯があります。

なのでテルヒガ先生のブログには特別な敬意を表する者なのですが、惜しむらくは先生は素粒子物理学の素養があまり無く、放射能の元素転換についての理論立てで方向オンチなコトを書いております。

これは前に「EMが疑似科学と言われる理由」で、テルヒガ先生に「EMと弱い力の繋がり」について質問したコトを書きましたが、元素転換を行う力は「弱い力」と「強い力(核力)」の他には一般的には無いとされ、「生物的元素転換」がもし有り得るとしたら、それはニュートリノの相互作用である「弱い力」に依る他はないかと思えます。

テルヒガ先生にはこうした一般論が通じず、もう一つマイクロ バブル エンジン(MBE)という、東大の先生がかなり前から唱えて来た元素転換理論についても聞きましたがご存知なく、これでは自分がやらされてる元素転換の研究は成果を上げられそうもないので、他の5つの研究テーマにもっと力を入れるべきと提案しましたが聞き入れて貰えませんでした。
5つの研究テーマは「福島編」で語ったので簡単に記しますが、1.放射能の作物への移行抑制。 2.原発汚染水の浄化。 3.内部被爆の軽減。 4.空間線量の低減。 そして 5.放射能の農業利用です。
こうした重要なテーマを差し置き、生物的元素転換などという衒学的な研究に注力したコトで、この復興プロジェクトは行き詰まってしまったように私には思えます。

MBEについても少し言及すると、この技術を売りモノとする会社の社長による「地球を変える男」という本は一時(放射能問題が取り沙汰された頃)注目を集めました。
これはエマルジョンという、オイルと水を融合させる技術に発展しており、また別の機会に詳しく書こうと思います。

脱線ついでにニュートリノにまた寄り道しますが、これは常に我々の体を無数に貫通してるみたいですが、全く感知出来ない程に小さな素粒子です。
でももしかしたら、私たちの中に1000兆匹も共生している小さな微生物達には感知できているかも知れず、微生物がニュートリノにもし関与出来るとしたならば、その波に情報を載せられる可能性が見えて来るかも、なんてSFちっくなコトを考えたりもしました。

話を本題の「自然は化学を上回る」に移します。
前回、化学合成よりも酵素による合成の方が1万倍から100万倍も効率が良いと書きました。
これは多くの文献にも書かれており、同じレアアースを触媒として合成するのでも、酵素の方はレアアースを分子レベルの小さな反応核にして高性能ナノマシーン(酵素)に載せ、この有能な手と足を持つ機械は神経や細胞ともコラボして明確な目的意識を持って働きます。
それに対して化学合成では、でっかい塊のレアアースをポンと放り込むだけなので、効率に100万倍の差が出るのも納得できる話です。

レアアースを分子レベルまで分解するのは微生物の働きに依り、同時に発酵分解によって出来る低分子栄養素に乗っかって体の隅々まで届けられます。
こうしてレアアースは Ultra Trace Mineral (超ミネラル)となって酵素を活性化するのですが、近年の化学農法によって農地のレアアースは消耗してしまい、バランス良く食事を取っても必須微量ミネラルの欠乏は避け難くなって来ております。

これについては「超ミネラルがあなたの健康を守る」に詳しく書かれており、四度目の推奨になりますがアマゾン プレミアで無料ダウンロード出来るので、ぜひともこの生命にとって一番大事なファンダメンタル(基礎)について、読者の方々と意識共有したいと思っております。





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