「学校ストライキ」はスウェーデンのグレタちゃんが、地球温暖化の危機を教えない学校をストライキをしたコトから広まりました。
これは学校の先生よりも生徒の方が、最新のリテラシーをネットで得ていたコトから起こり、先生の古い知識は役立たずになっていました。
因みにスウェーデンはオランダ、日本、アメリカと並ぶインターネット基地局を持つ国で、これらの国はネットリテラシーも進歩しています。
学校ストライキについては、70~80年代の中国でも大規模に起こっており、生徒たちは「造反有理」と叫んで先生を打ちのめしました。
しかしこれは、毛沢東が政治的争いに生徒たちを利用した「造反」で、そこに「理」はありませんでした。
中国共産党は未だにこの過ちを総括できておらず、打ちのめされ亡くなった先生たちにも補償はされていません。
今回、八路和提(パールワティー)がブログで書くのも、こうした迫害を受けた先生についてで、これはだいぶキワドいテーマなので、徳流河と話し合って「書簡文学」の手法をとるコトにしました。
ーー 親愛なる友 素布亜(ソフィア)へ
貴女は今、冷たい壁の中に閉じ込められて何を思っているのでしょう?
私は最近、毎日貴女のコトを思っています。 それは私も、ボランティアですが子供たちを教え導く仕事をする様になり、貴女の気持ちに近づけたからです。
子供たちは「未来」であり、私たち教師には明るい未来像を子供たちに伝える義務があります。
なのに今、ロシアの学校では悲しい未来へと子供たちを導いています。 戦争を賛美する教育は子供たちの人間性を歪めてしまい、男性優位の暴力的な学校になってしまいました。
貴女がそれに勇敢に立ち向かったコトは、私たち女性みんなの誇りです。 学校は貴女をクビにしましたが、多くの子供たちがそれに抗議しストライキを行ったコトは、物語として語り継がれるべき理由が有ると言えます。
貴女はストライキをした子供たちに、ネットを通して真実を伝え続けました。
テレビや新聞が嘘しか伝えない社会では、世界と繋がれるネットが唯一の真実への道でした。
貴女と私は、ネットリテラシーを広めるため共に闘った戦友ですが、貴女は最後まで逃げずに子供たちを導きました。
そして貴女は勝利したのです! 子供たちはきっと貴女の恩を忘れないで、これからもずっと真実を広め続けて行くでしょう。
この戦争が終わったら、私達はきっとまた会えるでしょう。 それまでどうか希望をなくさずに、胸を張って生きていて下さい。 ーー