真の動物福祉牧場を目指して

建設的な労働争議

 前回で Union(労働組合)を神聖なモノとまで持ち上げたので、その主な活動である労働争議も美化する必要があります。

 それというのも、現実に労働組合の力が強いフランスの労働争議はとても美しいとは言えないからで、鉄道ストやら農業トラクターでの道路封鎖などは、どう考えても建設的とは言えません。

 一方中国では、近年アメリカとのデカップリング(経済分断)が決定的となり、欧州やインド、日本などもそれに従う流れとなったので、もはや「世界の工場」としてはやって行けなくなっています。
アングル:中国でスト頻発 世界需要低迷で工場閉鎖、労働者反発

アングル:中国でスト頻発 世界需要低迷で工場閉鎖、労働者反発

中国の工場でストライキが頻発し、7年ぶりの水準に達している。世界的な需要低迷のあおりで、輸出企業が賃金引き下げや工場の閉鎖を余儀なくされているためだ。

Reuters Japan

 そのタメこうした労働争議も頻発していますが、中国の労働組合は全て党が牛耳っており、党は搾取する側と結託しているので、労働者側が勝利するコトは望めません。

 しかしこうした給料不払いや賃金カット、不当解雇やサービス残業の強要などがまかり通ってしまえば、若者達の間でますます「寝そべり族」が増えて、社会不安の種となってしまいます。

 台湾の光復党が予算案を通した「農民工Union支援案」は、こうした搾取を1番受けている農民工を全面的に支援する法案で、それには幅広い経済的なバックアップが必要になります。
 それはつまり、輸出が落ち込んで経営危機となった工場の製品を買い支え、その窓口を農民工ユニオンとするコトで、経営側とユニオンとの建設的な協調を図れるようにするモノです。

 これには小さな島国の台湾だけでは力不足で、より幅広い国々からの協賛を集める必要があり、アメリカや日本も台湾の光復党が卸す中国製品ならば積極的に買い支えをするとします。
 それだけ近未来では台湾が重要視され、それは3D半導体などの技術力で台湾が世界一をキープするからとし、それによる経済力をもってして中国での「労働組合の自由化」を支援して行きます。
 
 
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