真の動物福祉牧場を目指して

「歌姫」と「愛の翼」

 前回まで「美の女神パールワティー」の音楽趣味について語りましたので、神話的には一心同体の関係にある「遊女の神ドゥルーガ」のそれについても語ります。

 徳流河は香港に辿り着くまで英語を殆ど知りませんでしたが、日本語は歌で僅かに知っていました。
 それは中島深雪の歌で、みゆきは中国でも大ヒットしています。

 流河は日本語の原曲を聴く殆のファンで、特に「歌姫」と「愛之翼」が好きでした。
 この「愛の翼」は日本では題名が既にクレジットされていたので「傷ついた翼」とされましたが、どう考えても「愛の翼」が相応しい名曲です。

 「歌姫」も中島みゆきの代表曲と言え、物語ではいつも女性トゥルク(転生活仏)を「歌姫」として描いて来ましたが、今回は登場が遅れているので「遊女の神」にそのパートを担って貰います。

 流河は既に"Youtube"でアイドル的な人気を博しており、それは「女子鉄道突撃隊(実在する)」として列車の中で「女子十二楽坊」の「敦煌」の様な演奏(笛)をし、その動画が「偉大なる中華の復興」としてバズッたと描きました。

 その時はまだ「歌姫」とはしませんでしたが、観客のリクエストに答えて深雪の「愛之翼」を唄うのも良いでしょう。
 
『愛は 一人一人になって、やっと この手に届いたの、飛んでいてね あなたの空を、私 きっと そばに 行~く~わ~』というサビは感動的で、中国語カバーよりもやっぱり原曲で唄って欲しいです。

 流河は香港で「少年」から英語を習いますが、彼はロック好きで専ら歌で教えて、それが流河の歌の才能を開花させるとします。
 しかし彼女はあくまで中国人向けに歌うので、洋楽よりも邦楽の方が彼等の趣向にマッチしています。
 そこで次回も邦楽について語るコトとし、日本を代表するもう1人の歌姫をフィーチャーします。
 

 

 
 
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