真の動物福祉牧場を目指して

観音経の最終試験

観音経は法華経からスピンオフした経典で、人々の心から畏れを除く「施無畏(せむい)」の思想を説いています。

「観音経の最終試験」というのは、比嘉照夫教授が「愛と微生物のすべて」という対談集で語っている所によると、「他者のタメに己の命を投げ出すコト」だそうです。

因みに観世音と観自在菩薩は同一の存在とされ、衆生を救うタメに身を投げ出されました。
観音菩薩はブッタの末弟子としても知られ、常に一座の中で自分を一番劣った存在と観じて他者を持ち上げ、人の話を聴くコトに徹した中間性(Qジェンダー)の方だったと伝わっています。

ここで物語に話を飛ばしますと、額を撃たれて気絶した徳流河(ドゥルーガ)にとどめの弾丸が撃ち込まれた時、隣にいた愛新覚羅仁が盾となってそれらすべての凶弾を受け止めます。

仁は満洲族の「王者の家系」の末裔で、満洲では伝統的に王は法王に仕えて国の平和を保つコトが使命なので、とても真剣に仏道修行を積んで来ていました。
そんな仁にとって、「勝利の女神ドゥルーガ」は法王のような存在になり、迷わず彼女のタメに命を投げ出して「観音経の最終試験」を見事に突破します。
彼が受け止めた弾丸の数は30発に及び、それでも倒れずに立ったまま仁は逝きます。

その壮烈な映像は沢山のスマホカメラによって撮られて配信され、世界中の視聴者の心を揺さぶります。
その殆どが仁を真の勇者と讃え、革命を目指す中国人民への支持率はうなぎ登りとなり、多くの人民はもう党を畏れなくなって革命に立ち上がります。



コメント一覧

yukioiimura986
愛新覚羅仁は「Shu-Shan」の物語から転生した存在で、彼は50万人が餓死したという「長春包囲戦」の生き残りでした。
仁は兄の傑を食べて生き残り、精神的、肉体的に一体化したので、かなり特異なジェンダー(性格)を持ち主でした。
一瀬いちのせ⁉
仁さまって何ジェァンダーでしょうか?とも思うのでよろしくお願いいたします❗
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