真の動物福祉牧場を目指して

Wide Awake in China

 この「中国での広い目覚め」というタイトルは、U2のレア-アルバム「Wide Awake in America」から取りました。

 当時「第三世界」と揶揄されていたアイルランド出身のU2が、世界的なロックバンドとして成功したのは「アメリカでの広い目覚め」を達成したからであり、これについては「ザ・コミットメンツ」というレアな映画でも描かれています。

 この映画では、貧しい第三世界だからこそ「ソウル-ミュージック」は生まれたとし、それは貧しいアメリカの黒人社会との連帯に依りますが、U2はその後「世界一のロックバンド」と呼ばれるまでに成長して、リーダーのボノは国連大使として貧しい第三世界との「架け橋」の役も担っています。

 ここで話を「中国での広い目覚め」に移しますと、ルーガもボノのように非常に貧しい暮らしを経験しており、それは「食うに困って身を売る」といった次元でした。
 ルーガは神秘的な因果からこうした「闇っ子女子」達を救う活動に乗り出し、それが現在の「中国女性革命」にまで発展しています。

 そんなルーガの発表したアルバム「Freedom Light」は、ミュージシャンとしての「wide awake」を達成したモノと讃えられますが、これは実際に「長征」を率いて「Wide Awake in China」を広めているコトとも大きく関わっています。

 ここまでは単に物語の補強として述べて来ましたが、最後にわたしの「中国での広い目覚め」の経験も語らせて貰います。
 それは最近、中島みゆき「EAST ASIA」のライナーノーツで書いたように、中国も日本も韓国も北朝鮮なども、元はみんな同じ「黒い瞳の国」であり、そこに国境が引かれた理由などは全く知らないという気持ちに成れたコトです。

 それはタダそうなったというだけの話であり、全ての国に当てはまるコトですが、その国境が永遠に続くコトなどはあり得ません。
 こうした「wide awake」にいち早く目覚めたヨーロッパでは、すでに国境は県境くらいのイメージになっていますが、島国のイギリスはだけはその流れに抵抗し続けています。

 日本もイギリス以上に島国精神は強いと思えますが、日本の若者達には是非とも、わたしの様に「中国での広い目覚め」を経験して貰いたいと思っています。
 
 
 
 

 

 
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