よくよく考えてみると、イエス・キリストは2023年も前に生まれた人なので、アイヌ人やチベット人なんかよりもずっとネイティブな暮らしをしていたと思われます。
そんな原始的な暮らしだからこそ、人は大自然や神と一体になれ、癒やしの奇蹟などが起こせたのかとも思えます。
その時代には環境汚染なども無く、母親の胎内に汚染物質(化学薬品、マイクロプラスチック、放射性物質など)が濃縮されるコトも無いので、胎児のDNAは健全に発現して完全な子供が生まれていたと思われます。
現代人ではその多くが、この誕生の時点から既に完全ではない場合が多く、母乳や代替乳も同じく完全ではないので、キリストが再誕する余地は無いような気がします。
しかしネイティブの暮らしならば、完全な子供を育て上げられる余地はあり、ムダな競争や過剰な娯楽に毒されるコトも無い「マザーネイチャーズ-サン (ジョン・レノン)」として育てられます。
そう考えると、未来にキリストが復活すると信じる人々の中で、ネイティブから「その人」が現れると期待する考えは妥当に思え、モルモン教は異端ではなく理性的な教えだと捉えられます。
このブログをフォローされている方は、私の物語の主人公が常にキリスト役を演じているコトをご存知かと思います。
今回は秀祥(しゅうしゃん)にその役を回しているので、そろそろ彼女にも本格的にメサイア(救世主)の道へ進んで貰うつもりです。
しかしその前に、ニューヨークを後にした秀祥とジャックのハネムーンの続きを描こうと思い、西部に向かった2人はヒッピー-カントリーと呼ばれるコロラド州に落ち着くとします。
このロッキー山麓の美しい地では、フランスで秀祥の「追っかけ」だったヒッピー達とも再会し、その中の女性は特に秀祥を崇拝して弟子入りを申し込みます。
秀祥はそれを受け入れて、旅のパーティーが護衛のミトとユパも含めて10人程に膨らんだ所で、一行はホピの地へと赴きます。