真の動物福祉牧場を目指して

宝土改革を進める ③

 今回は実際に「宝土改革」が進められている国々の事例を紹介してから、物語に入らせて貰います。

第199回 インドにおけるEM試験(バナナ、トマト、ザクロ)|Web Ecopure

青空宮殿の進化のまとめとして、第198回では塩の肥料化によるバナナ栽培を紹介しましたので、今回から話題を変えたいと思います。 インドは、EMによってシッキム州全

Web Ecopure

 ここでは国際連合食糧農業機関(FAO)から最優秀政策賞を受けたシッキムでの「宝土改革(完全有機農業化)」が紹介されており、その改革をインド全土に広めようという政府の意気込みも伝わって来ます。

 これは世界一自殺率が高いとされるインド農民を救う道であり、「グリーンレボリューションの暴力(ライト-ライブリフッド賞)」によって搾取され荒廃した農地を甦らせる道でもあります。

 次にはもっとソフトなハワイでのグリーンツーリズムや、マレーシアでのコロナ対策、インドでの河川浄化などの事例が発表された国際会議を紹介します。
第201回 第2回正木一郎記念ユニバーサルビレッジEM国際会議|Web Ecopure

第201回 第2回正木一郎記念ユニバーサルビレッジEM国際会議|Web Ecopure

EMとユニバーサルビレッジ、地球規模の問題解決に挑むEMの役割NHK本局もEMの成果を放映 EMとユニバーサルビレッジ、地球規模の問題解決に挑むEMの役割 EM

Web Ecopure

 ここでは日本からも、米作りで日本一に輝いた農家さんが発表をしており、「宝土改革」はもう30年以上も前から日本で行われて来たコトが表彰されています。

 こうした事例からも分かる通り、「宝土改革」というのはかなり「スローな革命」であり、その成果を確実なモノとするには時に3年間もの努力が必要なコトもあります。
 それは農地のミネラル-バランスの崩れや悪玉菌の繁殖、有毒化学物質の残留や塩害のレベルなどにも左右され、こうした様々な条件下での長期比較試験はなかなか大変ですが、国際的なEM論文(日本語の論文はレベルが低すぎて論外)は既に500本に達しており、その有効性は証明されています。

 さて、「Sunの物語」では中国北部の黄河沿いを長征の本隊はゆっくりと行軍中で、この華北平原は5000年も前から農業が行われ一時は世界一の人口を誇る文明を栄えさせましたが、今では砂漠化によって著しく貧しい農業地帯となっています。
 これは木を切り過ぎてハゲ山だらけになったせいもありますが、一時グリーンレボリューション(化学農業)に走って農地を搾取してしまい、それは貧弱な土壌のインド北部と同じく持続可能ではありませんでした。

 そこでの農業はもう自給自足すら覚束ず、とても生計は立たないので農民工として出稼ぎに出るしか生きる術はありません。
 そうした死んだ土壌を甦らせるにはやはり3年間もの努力が必要とされ、その「宝土改革」を大規模に進めるには相当な資金面でのバックアップも必要とされますが、「光復党」は世界中からの支援を集めて中国での「持続可能な農業」を達成させようとします。
 
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農業」カテゴリーもっと見る