相方を放置しておくと、とんでもない事になります。
片付けられないというか、捨てられないというか、とにかく家の中がゴミの山。
痴呆の老人と暮らしていた実家がどんな事になっているのか、想像するのも
怖いですが、お姉さんが帰ってきた時になんとかしてくれているのかな。
家では仕事部屋がそれ。
でも女子達にとっては、アトラクションとして楽しいようです。
「時々滑り落ちるけど、好みだわ」
ソーデスカ…(棒読み)
郵便物や書籍、会議や取材で使った用紙、その右側には編集で使用した
CDが山積みになっています。
私も整理整頓が得意な方ではありませんが、神経質な綺麗好きだったら、
とっくに別れていると思う。
洗面台の使い方もダイナミックですよ。
四方八方水浸しだし、歯磨き粉がシンクに散っているしで、
ちぃちゃんが水を飲み上がるのを躊躇するくらい。
(「足が濡れるよォー」と言いに来る)
昔、精神科に入院していた時に一緒だった、某テレビ局のプロデューサーを
思い出すんですよねぇ。
みんなに『アニキ』と呼ばれていたんですが、入院してきて半日で、
ベッドやテーブルの上を企画書やらハッピーターンで散らかし、
同室者の痴呆が入ったおじいちゃんに、ハッピーターンを食べられていました。
夜に男性だけで山手線ゲームをやり、『マダム』という愛称の、お茶の先生
に「聞こえてますよ」と一喝され、大人しくなったり。男って…(笑)
食堂で人生論を語られたりしましたが、私も病んでいたので、
さっぱり覚えていません。でも「勉強になります!」と応えたような記憶が。
既婚で奥さんは、元アナウンサーという美人でした。
いつもお見舞いに来ては、二重扉の出口でそっと涙を拭っていたのを
覚えています。
嵐のように入院してきて、嵐のように退院して行き、その後ドキュメンタリー
番組でクレジットに名前が載っていたので、アニキは頑張って復職したんだと
嬉しかったなぁ。
どこらか見ても陽キャだったんですが、結局なんの病気か解りませんでした。
鬱ではないし、双極性障害のような波もないし、統合失調症のような、
意味不明な発言も行動もなかったし、本人も主治医も頭を抱えていたみたい。
まあ精神的な病って、病名がつかない事もあるんでしょうね。
ところで海ちゃんが仔猫を連れて来なくなったそうです。
ひとりでまったり。
この場所は朝夕涼しいそうです。
「何見てるのよ?」
美人だ。やっぱり美人だ。
連日仔猫たちを連れて来ていたのは、最後の晩餐だったのかも知れません。
「あなた達、食べた?もう大丈夫ね。ここはママの餌場だから。じゃ」
と巣立ちさせたのかも。
(いや、クールだな~)
仔猫たちに餌場を譲り、自分は離れる母猫もいるそうですが、
海ちゃんは譲る気0みたいです。
さっきまで背後であちゃさんが、「おやつ!おやつ!」と騒いでいて、
モンプチのおやつカリカリをあげました。
今週の土曜日に動物病院へ連れて行きますが、体重が減っている可能性大。
何しろハンストしていますしね。
いつもお腹いっぱい食べては寝ているあちゃさんなので、常に小腹が空いている
状態は落ち着かないらしく、オカンにつきまとってはぶつくさ言っています。
寝ていれば、隣で「あたし、こういうやり方ってどうかと思うの」と、
キャンキャン文句を言い、起きて移動していれば、どこまでもついて来て、
「ねぇ、ママ。くぅをフルボッコしていいかしら」と苛ついています。
「ちぃちゃん!」と呼んでも「あたし?」、「くぅちゃん!」と呼んでも「あたし?」。
…あーちゃん、これはウザいというやつですよ。
今は、猫ベッドで横になっていますが、尻尾をパタパタとしているので、
眠っているわけではなさそうです。むしろ何か言いたげ。
そうそう、先週コープで買った低糖質ベイクドチーズケーキを4等分にして
食べているんですが、我ながら4日に分けて食べていられる事が奇跡です。
大体、一気食いするか、分けても1日で食べてしまうかだったのが、
どうした事なのでしょう。加齢か?加齢で食べられなくなったとか?
母がよく「美味しいものを少しずつ食べたい」なんて言っていたんですが、
それはこういう感じだったのかなー。
よし。ネットスーパーが来たので、お腹が空いたらお昼を食べよう。
ではでは。