久しぶりに、受験の話を書こうと思います。
今、「こんなにたくさんの宿題をどうしよう!?」と毎日焦っていますが(親が・・・
)、去年の今頃から比べてみたらとても幸せな事です。
中学受験を控えたご家庭では、この時期本当に大変だと思います。
お弁当をふたつ持って塾へ通って、毎日の課題に追われ、理社の追い込みもあり、疲れもでる頃でしょう。
去年の私ときたら、本当に情けないものでした。
大変な時期だからこそ、本当は親が誰よりしっかりしなければならないのに、私は「うちの子が入れる学校なんて本当にあるの?」とか、「いつになったら夏に頑張ったことが実力として現れるの?」だとか、常に不安を抱えていました。
定期購読していた受験雑誌を熟読して、受験生の夏のスケジュールパターンと娘の勉強のペースと比較して、順調にいかないとすぐにイライラして・・・
頭の中は受験一色!
「こんな風に上手に息抜きしました
」という話を聞いても、偏差値表を見るとそんな余裕はありません。
自分の受験の時より何百倍も怖い思いで、本番の日をカウントダウンしていました。
実際にやっていた事は、
・計算と漢字
・メモリーチェック(理社の基礎確認の問題集)
・塾の復習
これだけでも精一杯です。
いつもの休みにはしない早起きをして、とにかくどれだけ夏の間にこなせるか・・・要領の悪い娘も、必死だった気がします。
でも、やはり小学生。
疲れるとダラダラしてしまい、勉強も進まず、何も頭に入らないようで、親子喧嘩をしていまうことも多々ありました。
こんな事でいいの・・・?
半年を切っているのに迷いが出たり、受験することが間違った選択のように思えたり、親も子も涙が出る事がたくさんありました。
そんな事までして、必死に受験しようとする我が家ってバカ!?と思いながら、私のように受験をさせる親を皮肉る「お受験にハマる滑稽な母親」という記事や「塾に踊らされる家庭」という雑誌や新聞記事を読みながら、時に激しく落ち込みました。
小学生の子どもに受験させるのが良いことか悪いことかわかりませんが、そんな風に恥ずかしいくらいもがいて、苦しんで、ワーワー喚いて、そして乗り越えた今、信じられないくらいまったりとした、ゆるゆるで、能天気な毎日を過ごしています!
各家庭の教育方針や環境などがあるので、受験という選択がどうなのかはわかりません。
でも、散々ジタバタして醜態をさらしていた我が家でも、こんなに平穏で(宿題は多いけど・・・)、ダラダラの夏がやって来ます。
高校受験の事は全く気にせず、部活の事と友達との遊びの予定の調整だけに悩む娘を見ると、我が家の選択はこれで良かったのかなーと思います。
今、大変な思いをしている受験生のみなさん、ご家族のみなさん、
「もう、つらーーーーーーい!」
と思うことが、これからもたくさんあるかもしれません。
思うように成績が伸びなかったり、周りと比べて焦ってしまったり、この時期になってもエンジンのかからない子どもにイライラしたり・・・
私は受験に関してのマイナスな体験をみんなしてきました!(自慢?)
偏差値なんかガンガン下がって、夏の結果なんて全く出た気配すらなく、そんな私の言う事なんて縁起悪くて聞く気持ちにはなれないかもしれませんが、
それでも一年後には必ず幸せな夏が来ます!
我が家のような受験に向かないような家ですら、何とかなりました。
確かに一流校ではないけれど、娘も私も「もうこの学校以外は考えられない!」と思うような学校の生徒として、今宿題を気にしながらも
、楽しい夏休みを過ごしています
。
結果は人それぞれですが、必ず一年後には今より一歩進んだ素敵な夏が来ます!
どうか、どうか、大変な今を乗り越えてください。
デキの悪い我が家だったからこそ、受験生の苦労がわかり、心から応援したいのです。
周りが浮かれまくっているのに、重たいテキストを抱えて毎日頑張っている子ども達
それを支えるご両親
絶対、絶対、絶対、
大丈夫です!!!
来年、遊びまくる夏を夢をみて
がんばれーーーーーーーーーーー!!!