チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
毎日韓国三昧な日々を過ごしています。
気ままな独り言におつきあいくださいませ。

Wー2つの世界ー 第12話(1)

2016-09-03 13:22:26 | Wー2つの世界

Wー2つの世界ー 第12話(1)


漫画を通して 消えた記憶を習得したカン・チョル。

そして 出した結論は ヨンジュの消えた夫=自分。

ヨンジュに確かめます。

「こんなふうにして カン・チョルは永遠にオ・ヨンジュを

  忘れるんですか?答えて…突然姿を消したあなたの夫は…僕ですか?」



うなずきたいけど うなずけず 少し震える ヨンジュ。

(ほんのわずか うなずいてるような感じも…)

すると その瞬間に2人を残して 時間が止まりました。

(チョルは,メンタルが強くなりましたね。

 もう,驚きうろたえるようなことはしませんね。)

そして,再び現れる白い光の壁。

チョルの疑問が確信に変わります。

「答えるのは 難しい?」

ヨンジュに尋ねます。

ヨンジュの方がうろたえていますね。

彼女の手を取るチョル。しっかり握ると言いました。

「それなら 一緒に 出よう。」

手をつないで 壁を通り抜ける二人。



現実の世界

ソンムの書斎に出てきた2人。

振り向くと 白く光っている ペンタブレット。

しばらくすると 光は消えました。

部屋を見回すチョル。確信を現実のものとして受け止めます。

「あなたのお父さんの仕事場ですね?」

そう言いながら ヨンジュの胸に下がっている結婚指輪に目をとめます。

そして そっと手に取ります。

とまどいを隠すように ヨンジュは言います。



「私…知らなかったの…漫画を持っていったこと…

 (真実を)話そうとした訳じゃないの…

 絶対話すつもりはなかったの…私はただ…

 本当にハッピーエンドになると思ってたの…」



書斎に 二人が現れたその頃 庭では あきれて 病院に帰ろうとする

スクボムとそれを引き留めようとするスボンがいました。

「ヨンジュ姉さんが 戻ってくるまでいてくださ~い。」

と懇願するものの

「ヨンジュがどこに行ったか知らないって言ったじゃないか。」

とけんもほろろのスクボム


書斎にいる 二人

「お父さんは どこ?」

と尋ねるチョル。

そして 書斎を出て キッチンのあるスタジオの方へ。

「どうして?」

ヨンジュが聞きます。

「会いたいんです。…心配しないで…撃ったりしないから…

 同じ過ちは犯さないよ。…どこにいらっしゃるの?」

「父さんが描いたんじゃないの。(こんな展開に漫画を)作ったんじゃないの

 誤解しないで…」

そうして 小部屋の鍵を開けます。

「どうして 鍵をかけてるの?」

「見たら 分かるわ」

そう言ってドアを開け 中に入ります。

「作家先生?…この方が オ作家先生なの?」

涙をこらえながら「ええ」と返事するヨンジュ。

「何が起きたの?」

「私にも分からない…2・3時間の間に あそこでは 一ヶ月も経ってしまって…

 ああ…めまいがする…めまいが…」

ふらっと倒れるヨンジュ。抱きとめるチョル。




ちょうど そこへ なんとかスクボムを引き留め 無理矢理 家の中に

連れて入ってきたスボン。ラーメンを食べて…とか 手を握るなあ…とか

茶番を繰り広げています。

奥の部屋のドアが開いていることに気付くスクボム。

そして ヨンジュを抱きかかえて チョルが出てきます。



あわてふためいてスクボムの後に隠れるスボン。

「どなたですか?」スクボムが尋ねます。

答えずヨンジュをちらりと見るチョル。

スボンが「カン…カン…」と名前を言いかけます。

「ちょっと助けてもらえますか。急に倒れてしまって…」

チョルがスクボムに言います。(お医者さんって分かったのかな?天才だからな~)


車の助手席にそっと乗せると少し気がつくヨンジュ。

まだめまいがするのか 気持ち悪そうに顔をゆがめます。

「どうした?どこか痛いのか?」

心配そうに聞くチョル。(光を通り抜けるときより よほどうろたえてます。)

「ただの 過労よ。」

「過労?」

「時間を飛び越えたから… 一ヶ月。前回も同じだったわ。」

「じゃあ 休養すれば治るの?」

「休めば大丈夫。」

「…(はあとため息をついて)…良かった。」

スクボムが 車を運転して ミョンセ病院に連れて行き検査をするようです。

助手席にヨンジュを残し立ち上がろうとしたチョルの腕を掴み

「どこに行くの?」

と尋ねるヨンジュ。チョルは ドアを開けたところに腰掛けます。

「行かないで…」

「ちょっとすることがあるんだ。すぐ会えるよ。」

そう言って立ち上がろうとするチョルを再度引き留めヨンジュは聞きます。

(ずっと 聞きたかったのよね。)

「覚えてる?…私を…覚えてますか? 記憶が戻ったの?」

期待を込めて聞くものの…

「いいや…」

やっぱりという表情をするヨンジュ。

「感じてみたんだ 漫画の中のカン・チョルの気持ちを… 

 何もオ・ヨンジュさんは変わっていないから 僕を見てそう思うんでしょ。」

スクボムが運転席に乗り込むと よろしくお願いしますと 車から離れます。




ヨンジュを乗せた車を見送り チョルは また家の中へ。

スボンに 名前を聞き スニーカーを借りるよと言います。

ド緊張のスボン。前にあったことがありますよと言うスボン。

本に載っていなかったので分からなかったと謝るカン・チョル。

ドライバーありますかと聞いて 「プラスですかマイナスですか

それとも両方?」と尋ねるスボンを放っておいて書斎へ入ります。

スボンが工具を持ってくると おもむろにペンタブレットを分解し始めました。

そのままにしておくと いつまた漫画の世界から真犯人が出てくるか

分からないからですね。(やるべきことというのは このことだったようです。)

分解しても チョルはコンピュータ工学も勉強しているので また組み立てら

れるのです。分解しながら ソンムの顔がああなってしまった顛末をスボンから

聞くチョル。一気に話してから スボンは「握手してもらえます?」と聞きます。

握手してやるチョル。感激してペントハウスや放送局など背景を描いたのは

自分だと言います。(ちょっとミーハーで ちょっとデリカシーがないなあ~)

スボンは 水を持ってくると言って書斎から出て行きます。

その間に ペンタブレットを 完全に分解したチョル。

漫画の世界では 白い光の壁が消えてしまいました。

これで 真犯人に 追いかけられることはありません。

(でも なぜ 時間の止まった世界で 主人公でもない真犯人が

 自由に動けたのでしょう。それは13話でネタばらしがあるので

 ここでは 内緒にしておきましょう。)

書斎のものを見て 自分が読んだ漫画のシーンを思い出します。

映像も時々差し込まれるのは もしかして 夢として記憶したものが

断片的に思い出せているのでしょうか?

そこへ水を持ってスボンが入ってきます。スボンに35話はないのかと

聞きます。「続きを見ないと…いったいどうしてこんなことになったのか」

スボンはチョルが渡したUSBを見せます。

「これ 私が書いた手紙ですか?」

「ええ 先生宛に…」

34巻の漫画を確かめると 最後のシーンで確かにヨンジュの手にUSBを

渡していました。その手紙を元にエンディングを描き直したと告げるスボン。

「どんなエンディングですか?」

エンディングのための絵コンテをチョルに見せるスボン。


しばらくして スボンは疲れて寝てしまいましたが チョルは

Wの漫画を全て読み 考え込んでいます。真犯人を追い詰める方法を

熟考中です。



そして ソンムの寝ている部屋に行き 意識のないソンムを

見ます。記憶がよみがえっているのか 漫画を読んだものが記憶として

なぞらえているのか ソンムに罵倒されたシーンが頭に浮かびます。

「あなたが どうして神なんです? 僕が どうして あなたを神だと

 思うんです?」

チョルは 書斎に戻ると再びペンタブレットを組み立て 銃を構え

電源を入れます。漫画の世界では 全てのものが止まっています。

しかし! 真犯人だけは 動けるようで 一人かんしゃくを起こしていました。

と,真犯人も電源が入って 現実の世界とつながったことに気付いたようです。

「誰だ?」

と聞きます。ソンムの顔と声ですが ソンムとは似てもにつかないぐらい

怖いです。(キム・ウィソンさん すご~い!)

「当ててみろ 俺が誰か。…どうだ?何もない世界で一人きりなのは…」

黙って聞いている真犯人に挑発するように語りかけます。

「死んだ方がマシじゃないか?」

「今 俺が死ぬ話をしているのか?ちょっと待てば お前が消えるのに

 主人公の資格をなくした 殺人者。…主人公が消えれば また世界は

 動き始めるさ。お前が消えるのさえ 待てばいいんだ。」



カン・チョルの体が消えかかっていることを知っている真犯人。

それはすなわち 2つの世界の秘密を 真犯人もちゃんと知っているってことです。



ヨンジュの家

目が覚めるヨンジュ。母はどこかへ出かけていません。

静かな部屋に不安を覚え 全部夢だったのでは…と思うヨンジュです。

そこに電話がかかってきます。登録されてない電話番号。

「もしもし…」

「起きましたか?」

チョルの声です。夢ではなかったと気付くヨンジュです。

「気分はどう?」

ヨンジュが返事をしないので

「もしもし 聞こえないの?」

「…聞こえるわ」

「どうしたの?…大丈夫?」(にこっと笑うジュンソクくんスマイル)

「大丈夫だと思うわ。でも…今 どこに…」

「お父さんの作業室の近くです。」

「ここ(現実の世界)にいるの?今?本当にここから電話してきてるの?」

「漫画の中から どうやってここに電話するの?(電話できないでしょ)」

自分の電話番号だから保存しておいてと言うチョル。そして コンディションが

大丈夫ならデートしましょうと言います。

現実の世界にチョルが無事に存在していることがわかり安心するものの

デートと聞いて驚きます。

「あなたが寝ていた2日間の間に 僕はこの世界に慣れたよ。それに事件の

 解き方も分かったよ。結婚問題以外はね。」

「え?」

「僕は君の夫である。それは本当のようだけど 漫画でしか見ていないでしょ。

 感じがわからないんだよね。(実感がないんだよね)。だから 君が

 起きるのを待ってたんだよ。デートしようよ。」

デートに誘うチョル。さらに 続けて ヨンジュは自分のことをよく知っているが

夫の自分はヨンジュをよく知らない。だから 追いつくチャンスをくれと言うチョル。

父のところに行かなければならないというヨンジュに 父にも会おう,話があると

言います。

「デートしましょう。(う~ん 3回目。そろそろ OKしてあげて)

 準備して 近くに行ったら 電話するよ。」



いったん切れる電話。ヨンジュはすぐに かけなおします。

電話番号を確認するために電話したと言いつつ,携帯電話を買うための

お金どうしたの?と聞きます。スボンから借りたので返してもらえるかと

いうチョルです。

また 電話をかけるヨンジュ。今度はどのくらいで着きそうか尋ねます。

「30分くらいかな」

そういうチョルに1時間後にしてくれと言います。(そりゃあ 準備が

いろいろあるもんね。)

デートすると聞いてうれしいヨンジュです。