チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
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気ままな独り言におつきあいくださいませ。

Wー2つの世界ー 第12話(3)

2016-09-04 23:48:40 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第12話(3)



「ここであなたのお父さんを見て分かりました。オ・ソンムは神ではありません。」

作業室へ戻ってきたヨンジュは チョルが言っていたことを思いだしています。

オ・ソンムが漫画の世界になにもかもをすることは不可能で,ものすごい数の人たちに

作家というものは何もできはしない。そんなことに意味がない。作家はわずかなことだけ

デザインすることができるんです。それで こんな結論を導き出しました。

「この漫画は2つの世界をつなぐものです。この世界とあの世界は

 それぞれ独立しているんです。2つの世界。」

ヨンジュとチョルの共同作業が始まります。

スボンから もらった犯人が住む設定のアパートの写真を見るチョル。

この世界とあっちの世界で共通項は 正確な位置と計画された出来事だけだと

悟りました。(ああ!確かに 脈絡がないと思っていましたが 場所と出来事に

ついては ワッタガッタ(行ったり来たり)しても 狂わなかったよね。

『消えた場所に必ず現れる』『したことやされたことは 消えても残る(だから

 服なんかはそのままだったもんね)』)

チョルは 2つの世界について こう理解しました。

最初は この世界とあっちの世界は オ・ソンムのタブレットによって

直接つながっていた。しかし,2度目から キャラクター達の意志によって

他の変数が現れ始めた。(つまり 他の移動方法が 作られ始めたということ)

キャラクターの意志によって 現実の世界の人間が漫画の世界へ召還されたのだと。

それから 召還した人が衝撃を受けたとき エピソードがひとつ終わるようになって

いたこと。ヨンジュが召還され続けた理由こそその変数でした。

だから 今度はその変数を利用しようという チョルです。

(頭 良すぎです。)

チョルは 現実の世界で 犯人が住むと設定されたアパートへ 向かいました。

そして まさに 犯人の部屋のドアの前で ヨンジュにメールします。

「10分後に準備を始めて その時(終わったら)電話するよ。」
 
チョルが心の中でつぶやいています。

『僕は 今現実の世界に出て来ている。と同時に 僕は(漫画の世界の)登場人物だ。』

『漫画の登場人物が 現実の世界の誰かを召還できるとするなら

 最初の仮説。 僕は 僕を 漫画の中の世界に召還することができるはずだ。』

「漫画の世界へ…」

昼だったはずの廊下が 夜の廊下に変わりました。

漫画の世界への召還成功です。

その時 部屋の中では 空中で止まっていたグラスが落ちました。

チョルが漫画の世界に戻ってきたので 時間が動き始めたのです。

そして そのことに気付くまもなく チョルが入ってきます。

真犯人とチョルが格闘します。

(すごいアクションシーンです。思わずキム・ウィソンさん大丈夫?と

 真犯人役なのに心配しちゃいます。だって ソンム役の時はあんなに

 不健康そうな父の役だったんですもの。父役の時と格闘シーンとの差が

 ありすぎて 心配になっちゃいます。)

乱闘の末 チョルの勝利です。真犯人を縛り上げ 警察に密告電話をします。



「俺たち 二人のうちどっちが先に死ぬかな?

 俺の考えだとお前だろうな…殺人者を捕まえたから 俺が消えるには時間が

 かかりそうだろ。主人公としての仕事を仕上げたんだからな。」

「へへ…こいつ…」悔しそうに言う真犯人。

「しばらく 刑務所に入ってろ。どうやって殺すか考えるから…」

そう言い残して さっさと部屋を後にします。廊下を出てまっすぐ歩き始めるチョル。

そのころ現実の世界では ちょうど10分が経過。意を決してヨンジュは

タブレットの電源を入れます。しかし,恐れていたようなことは何も起こりません。

安心したヨンジュは急いでチョルに言われた作業に取りかかります。


回想シーン

レストランで車の写真を渡されたヨンジュ。

「これは?」

「ここを出たら,作業室へ行ってこれを描いて。タブレットは僕が組み立てたから…」

「だめよ。あなた 知ってるじゃない。電源を入れたら真犯人が…」

「だから 真犯人を捕まえるてみせるよ。自由にはさせない。タブレットに手は

 出させない。最後は 僕がするよ。」

真剣に説得するチョル。(漫画の中のかっこいいチョルが 復活!!)

「まず 僕が乗る車。」


漫画の世界 

アパートの駐車場 現実の世界で駐車した場所に ヨンジュの描いた紺色の車が

あります。うまくやったね。と嬉しそうに笑って車に乗り込むチョル。

チョルの車が出発するのと入れ替わりに パトカーがやって来ました。

逮捕される真犯人。

その同じ頃,ハン・チョロは議員室で電話によるインタビューを終えるところでした。

慌てた様子で秘書が入ってきて

「真犯人が捕まりました。」と報告します。

また同じ頃,ドユンにユン・ソヒが電話で話をしています。

真犯人を捕まえて 警察に密告した市民は カン代表ではないかと言います。

警察が声がそっくりだと言っていると伝えます。

「生きているんじゃないの?…生きているのね?」

ドユンは 肯定も否定もせずに

「そうだね。調べたら何か分かるかも…」

と言葉を濁します。

ドユンは「まさか…」とつぶやいて チョルに電話をかけてみます。

電話は クリームパスタを作りかけた あの隠れ家で鳴っていました。

だれもでません。どこにも行くはずなく そこにいるはずなのにと

車の向きを変えるドユンです。

そして,チョルは隠れ家に着きました。隠れ家に着くと一番にテレビをつけて

真犯人が捕まったことをニュースで確認します。次につけっぱなしだったコンロをとめ

出しっぱなしだった水道の蛇口をしめました。


現実の世界ではヨンジュが2枚目の絵を描いています。

チョルが言ったのは

「2番目に描く絵は 腐敗した死体。」

漫画の世界 

チョルが寝室に行くと 腐敗した死体がベッドに。

その死体の上に 手紙を置くチョル。


ドユンは 電話に出ないチョルがペントハウスに来ていないかと

ペントハウスへ 駆けつけましたが 案の定誰もいません。

そこに電話がかかってきました。番号を見てチョルだと気がつき

急いで出ます。

「カン代表?どこなんだ?」

「どこって?」

「ニュース見たか?あいつが捕まったから ソヒはお前が捕まえたって…」

「その通りだよ。俺が捕まえた。」

「え?本当なのか?…おまえがどうして?」

「兄さん 良く聞いて。俺が一度家に行く それで 兄さんは俺の死体を見つけるんだ。」

「え?どういうことだ?なんで死体が?」

「警察に知らせて 全部公開して。DNAは俺と一致するはずだから。

 兄さん……俺は死んだんだ。…俺は撃たれて,濡れ衣を着せられたまま…」

自殺するのかと思って苦悩の表情を浮かべるドユン。

「でも 生きてるから 心配しないで…兄さんには 話しておくべきだと思って」

「お前…」

「でも ソヒには 俺が死んだと思わせておいて それがいいから…

 また 連絡するよ。」

電話を切り 車を発進させます。


回想シーン



ヨンジュが心配しています。

「でも ユン・ソヒのことは?…私達がハッピーエンドになったら

 また消えちゃうんじゃないの?」

「変数を作ればいいんだよ。」

「変数?」

「生まれてきた目的が一つだけしかないということは 僕は受け入れられないよ。

 僕が君に出会ったように…」


漫画の世界

チョルは 漫画の登場人物がとらわれている 存在意義から開放する方法を

考えつきました。

ユン・ソヒにドユンから電話がかかり チョルの死が伝わります。

チョルが死ぬことによって ソヒは 存在意義の呪縛から 無理なく開放される

こととなります。チョルの死体が見つかり 逃亡33日後には死亡していたと

ニュースで多くの人に知らされます。そのニュースを車の中で聞くチョル。


現実の世界 

絵を描いてから 30分が経とうとしています。

心配なヨンジュ。

回想シーン

作業室までヨンジュを送ってきたチョル。

車の窓越しにヨンジュが聞いています。

「どうやってまた戻るつもり? そのままだと『終わり』になるじゃない。

 ここに戻ることはできないんじゃない?」

「戻ってこれると思うけど?」

また夢にしないと 戻って来れないのでは…と不安なヨンジュに

もう夢にはしないと チョル。

「大丈夫だから ここで待ってて」

と笑うチョル。



この間も待ってと言ったのに待たなかったじゃないかというヨンジュです。

手術が終わっていって見たら消えていたと。

「それは 漫画の中のカン・チョルでしょ。ああ(思い出したように)

 もう一つ描いて欲しいものがあるんだ。ここではとても高価で買えそうにないから」


漫画の世界

真犯人が住んでいたアパートに再び戻ってきたチョル。

『なくした指輪を描いて』

駐車場に車を止めたとき チョルの指に指輪が戻ってきました。



微笑むチョル。そして 車を降り再び真犯人の部屋の前の廊下に立ちます。

『2つめの仮説  僕は今 現実の世界に来ている。だから,一つの回が

(エピソードが)終われば…』

「また 戻るんだ。」

そして 現れる『つづく』の文字。

漫画の登場人物としては 一度も見ることのなかった その文字を

初めて見るチョルです。

そして 予想通り 現実の世界へ 戻ってきました。


(音楽も ここでかっこいいカン・チョルのテーマに~

 ヨンジュじゃなくても 惚れますわ~^0^)

ヨンジュの元にチョルから電話がかかります。

「もしもし」

「僕 戻ってきたよ」

「どこにいるの?」

「今 そこへ向かってるとこだよ。準備しておいてね。デートの続きをするよ。

 今日 ”キス五回 ” するんだからね。」

「え?」

元夫に負けるわけに行かない。と言います。

「変な争い。誰と競争してるの?」

「すぐ分かるよ。僕の方がいいって。」



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なかなか 進みませんが 13話も頑張ります。^-^







 


















 

Wー2つの世界ー 第12話(2)

2016-09-04 09:22:50 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第12話(2)

シャワーを浴びガウン姿で 化粧をしながらスボンに電話をするヨンジュ。

100万ウォンを貸したと言うスボン。(スボンが食べているチョコパイは

漫画の世界でチョルが買ったのと同じ種類ですね。)





靴,服,携帯…それにデートの費用もいるし…と言うので

後で返すねとヨンジュ。いや カン・チョルが返してくれるでしょとスボン。

それより 彼はここ(現実の世界)では生き続けることができますか?

今は大丈夫でも…と心配します。ユン・ソヒの時のように手が消えかかってることを

ヨンジュに伝えます。


回想シーン

10万ウォンを震えながら 差し出すスボンに

満面の笑みで 「もっとないの?」と聞くチョル。

(ちょっとしたカツアゲシーンじゃないですかあ)

「いくらですか?」

「たくさんあるにこしたことはないんです。いろいろ必要だから…」

もう10万ウォンを取り出すスボン。

「それで全部?」

(友好的な感じの口調ですが,言っている言葉はカツアゲフレーズですよ。)

「銀行へ行けばもっとあるけど… 」

笑いながら お金を受け取ろうと手を差し出すチョル。



その手が 消えたり現れたりします。驚くスボンに,

「主人公が,主人公の役割をできなくなったから こうなったんです。

 ヨンジュさんには 言わないでください。」

と告げるチョルです。


という話を全部ヨンジュに話します。

(…って,言ってるじゃない!!)

自分が言ったって チョルに言わないでねというスボン。

(本当に デリカシーないんだから…)

ピンポーン

誰かがドアの外に来たみたいです。少なからずショックを受けたものの

電話を切り 玄関へ。母が帰ってきたと思い ドアを開けながら

「お母さん?」と声を掛けます。

ドアを開けると チョルがいました。驚くヨンジュ。

「入っていいでしょ。」

と言ってさっさと入ってくるチョル。



ガウンの胸元をあわせながら

「どうしてここが…?近くまで来たら電話するって言ったでしょ。」

「オ・ヨンジュさんが どんな暮らしをしてるのか 気になって…(にこ)」

「え?」

「パク・スボンさんから あなたのお母さんが仕事に行ったと聞いたので

 来ました。入るよ。」

リビングにあがってくるチョル。チョルの手が消えてないか気になるヨンジュ。

「本には この情報は描いてなかったから 僕もヨンジュさんについて

 知る権利があるでしょ。大丈夫ですよね。」

手に異常がないことに安心するヨンジュ。

「ここに住んでるんだね。」

「ええ,こんなところに住んでるの。ペントハウスとは似ても似つかないでしょ。」

「いいじゃない。…昔の僕の家に似てるよ。」

「急だったから…まだ準備できてないの…」

「準備して。待ってるから。」

「冷蔵庫に飲み物があるから どうぞ」

「うん」

着替えを持って 浴室へ行こうとするヨンジュに

「ああ ちょっと待って。…ガウンを着ているけど

 脱いで見せるのはだめなの(しないの)?」

と からかうチョル。

「……?…なんですって?(ちょっとぉ)」



ヨンジュあせります。

ヨンジュは記憶が残っているけど 自分には残ってなくて

本に描いてあったことをいろいろやってみたいんだけどと

恥ずかしげもなく すらすらと言うチョル。

(チョルが言うと 自信家に聞こえるんだなあ~)

「いや 僕に記憶が残ってないのは悲しいでしょ?僕も

 (記憶がないから)苦労してるし…本に描いてあることを

 全部(もう一度)するべきじゃないかな?ヌードを互いに見たり

 キスも5回したりしなきゃ…」

(赤面するようなことを さわやかな顔で言わないで~)

「ギャップ大きいでしょ。僕たちの間の」

何も言えず固まってるヨンジュ。

「気になるんです。僕も この本のカン・チョルが感じたみたいに

 感じたいんです。」

(喜んでいいのやら…)

「冗談よね…今の?」

「僕 真面目に言ってるんだけど」

あきれて「もう…本当に…」と言い残し浴室へ消えるヨンジュ。

「ゆっくり準備して 待ってるから」

と優しく声を掛けるチョル。

ヨンジュの部屋にはいると 下着がベッドの上に。くすっと笑って

窓に目をやるチョル。そこには ヨンジュの貼った 漫画の切り抜きが…

着がえ終えたヨンジュが 部屋に戻ってきました。

「何してるの?」

「ありがとう。」

「何が?」

「僕を忘れないでくれて 探してくれて」

「写真がなかったから…写真を撮りましょうね 私達。どのくらい後悔したことか」

「そうだね。ああ あなたの夫は オ・ヨンジュさんの部屋に来たことないですね。」

「え?」

「こんなに だらしないって知ってたら 結婚をするかもう一度考えたでしょうね。

 彼は潔癖性だったでしょう。これ見たら ショックを受けたんじゃない?」




「誰のせいだと? これ。…死んだかと思って…どこに部屋を掃除する時間があったって
 
 いうの?」

(ああ 怒っちゃいました。)普段はきれい好きなのよとぶつぶつ…

気にせず チョルは言います。

「全部 見たし,降りてるよ。準備できたら 降りてきて。」



ヨンジュの赤い車でお出掛けです。



「どこに行きます?」とカン・チョル。

「何を食べたい感じ?」

「あなたがおごるの?」

「何もないでしょ。お金もないし知り合いもいない。 私がおごらなきゃ。」

「僕が本を読んでの感想は カン・チョルとオ・ヨンジュは結婚を急ぎすぎた だよ。

 しかし もちろん事情があったんだけどね。」

にこにこしながら 言います。

「だから 恋愛してみましょう 他のカップルのように…」

(う~ん 告白してるようなもんです。「付き合って」って)



「最初の結婚の後でっておかしいけど オ・ヨンジュさんの好きな甘いこと

 宿題に選んだこと 片付けていって デートにしましょう。どうです?」

「いいわ。」

「どこへ行きます?選んで。」


しゃれたレストランに着きました。

車の中からちらっと見てヨンジュがつぶやきます。

「ちょっと遅かったかも 私達以外 誰もいないわ。」



シートベルトをはずしなが何か思いついたようなチョル。

「キス 5回。 僕 君に してみようか?」

「え?」

「ここで1回 どう?誰もいないし…」

(ジョンソクくんじゃなかったら 引くわ~)

「本当に やめてよ ちょっと…(冗談なら怒るわよみたいな感じ)」

「僕 真剣なんだけどな。…さっきのヌード(発言)は冗談だったけど

 今は 本気なんだ。…したくない?…ぎこちない?」

(いえいえ そんなに迫られても ムードってもんが…)

「…それなら また 後で ゆっくり…」

そう言って 車を降りようとすると ヨンジュが答えます。

「ううん…ぎこちないってことはないわ…私がなんで?」

「だったら…してもいい?」

(んんん…聞かないでぇ~)

しばらくの沈黙の後

「…いいわ。……しても」

まだ何か言いかけている途中なのに チョルはキスしちゃいます。

あま~いやつ

(手錠キスは激しいけど こっちは あま~い感じ その感じに

 二人とも浸ってるのが いいです。)

キスした後 余韻に浸っているヨンジュ。

「こんな感じなんだ。ん~,これなんだ…(少し笑って)分かりました。」

「なんなの? どんな感じなの」

「(にこっと笑って)ノーコメント。」

車を降りて 助手席のドアを開けてくれます。



「…ノーコメントって…」

ぼやくヨンジュです。


ランチパスタを食べてる二人ですが 左手が消えかかるので

テーブルの下に隠して食事をするチョル。

しかし 不自然な動きとスボン情報で気付いてしまうヨンジュ。

ソン・ヒョンソクが死んでから 一ヶ月ずっとこんな感じだと言います。

どうしたらいいのというヨンジュに オ・ソンムの顔をした真犯人と

話をした内容を教えます。そして 解決方法を見つけたと…。

恐怖のあまり チョルを屋上で刺してしまったあのとき

ソンムが ナイフで刺されても怪我をしないのを見たのは

チョルだけでなく真犯人もでした。真犯人は オ・ソンムを屋上の端に

追い詰め脅迫し 顔を自分に差し出すことと チョルが死んだ後

自分がチョルに変わって主人公になることを約束させたのでした。

しかし 現実世界に戻ったソンムが裏切ったので 真犯人はソンムを喰って

やったと言い放ちました。

「どういうこと?」

と呆然と聞くヨンジュに 夢の話にする 始まりの時点を間違えたと

だから 自分は記憶がなくなり 真犯人には記憶が残ってしまったと

それで いろいろなことが 絡まってしまったのだと説明します。

「で 考えて見たんだけど 約束しましょう。」

「どうするの?」

「作業室へ行って 絵だけを描いて」

「どういうこと?また夢の話にするの?全部夢に?そして あなたはまた消えるの?」

予想以上に過剰反応するので ほおづえをついてヨンジュの話に聞き入るチョル。



「私を忘れるのなんか簡単でしょう。私は一人残されこの記憶に苦しめられ

なのに 私にデートしようですって…さっきはキスまでして…」

怒り心頭のヨンジュです。

「僕 夢なんて言ってないよ。」

「言おうとしたでしょ 今!真犯人が(この世界の秘密を)知る前に

 戻したいってことは…」

「…って 漫画の中のカン・チョルが言ったんでしょ。

 僕の計画じゃないです。…この膠着状態の中で選択肢はありません。

 今 考える時間はある。そうじゃないですか?同じ人生を繰り返したく

 ありません。オ・ヨンジュさんが記憶を繰り返すのも望んでない。」

「なら 何を描かせたいの?」

これを見てと何枚かの写真を見せます。

「何?これ」

「あなたのお父さんは 真犯人が死ねば 戻ってくるでしょう。

 僕はもはや主人公ではないので また消えるかもしれない。

 解決方法はこれしかないです。あなたのお父さんと私が最初に考えたストーリー。

 真犯人を逮捕し,ハン・チョロに真犯人を殺させる。それが 一番最善です。

 だから それを起こす必要があるんです。それで 私も

 あなたのお父さんも生きられるんです。だけど あなたのお父さんの

 ストーリーの最後のエンディングは変えたいんです。

 最後は カン・チョルとオ・ヨンジュが結婚して幸せに暮らさなければいけません。

 それが一番脈絡があり Wのハッピーエンディングでしょう。

 そうじゃないですか?読者がどう思うか気にしないで(笑)」

(んんん?遠回しのプロポーズ???)