チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
毎日韓国三昧な日々を過ごしています。
気ままな独り言におつきあいくださいませ。

Wー2つの世界ー 第13話(4)

2016-09-10 12:04:33 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第13話(4)

誰かを 意図せずに 召還したかもしれないと考えるチョル。



現実の世界

顔を取り戻したソンムを座らせ 水を取りにキッチンへ行くヨンジュ。

「少し休んだら 病院へ行こうね。…検査を受けなきゃ,どこが悪いのか分からないから。」

「いったい何が起こったんだ…私はどうやって戻ったんだ?」

最初父親が考えたプラン通りのストーリーだけど,カン・チョルがここに来て

少し計画を描き直したと伝えるヨンジュ。だから,(計画通り)ハン・チョロが

真犯人を殺して…そうして 父さんが戻ってこられるって。と言います。

「カン・チョル?」

そう聞き返すソンム。

「ええ…そうカン・チョルが ここに来てるの。…記憶がない?お父さん。

 何日か一緒に過ごしたんだけど…」

「分からない…分からないんだ…」

頭をかかえるソンム。水を持って父のそばに寄り添い 少し休もうと声を掛けます。

「カン・チョルは どこにいる?」

と尋ねるソンム。

「また あそこへ戻ったわ」

「漫画の中に?」

「ええ 父さんが戻ってきたのも知らずに…真犯人が死んだことを確かめたら

 戻ってくるわ。」

スボンに電話をかけなきゃ…と父からはなれて電話を手に取るヨンジュ。

その瞬間,父の態度が変化します。

「それなら…カン・チョルは今いないんだな?」

今の今まで弱々しかったのが 全く別人の口調になっています。

(え!!!!!これは まさか????)

異変に気付き おそるおそる振り返るヨンジュ。

一緒に始末できるチャンスだと思ったのになという…ソンムじゃありません!!

真・犯・人!!

(カン・チョルが意図せずに召還していたのです。)

「お父さん?」

「お父さん?…どうして俺がお前の父さんなんだ?」

そう言ってめがねを外します。


漫画の世界

ちょうど同時刻 チョルは真犯人を召還してしまったかもしれないと思い

電話をかけているドユンに 真犯人が今どうなっているか調べられるかと聞きます。

ドユンは 電話の相手に どうしてそんなことになったんですか?警察の中で…と

言っています。電話を切ったドユンの口から 真犯人が逃亡したことを聞かされます。

真犯人は取調室で切れまくっていました。今にもハン・チョロが手下を使って自分を

殺しに来るだろうと ぼやぼやせずに保護しろと…そして 一瞬 みんなが目を離した

そのとき煙のように消えてしまいました。


現実の世界

召還されてしまった真犯人は 大胆にもパトカーで待ち伏せし 警官から

服などを奪い パトカーでソンムの家に乗り付けたのでした。

(ちょうど スボンが心臓を悪くして病院に薬をもらいに家を出たの

 と入れ違いでした。)

家に侵入し タブレットを発見し 電源をオンにします。

ソンムを見つけて 部屋から連れ出すと ソンムそっくりに着がえたのでした。

(まあ顔はそのまんまですから 服や髪,眼鏡 表情などを取り繕うだけなので

 簡単です。)



そして ヨンジュの前に現れ カン・チョルの所在を確認したのでした。

逃げようとするヨンジュに 拳銃をちらつかせながら お前のせいで話が

滅茶苦茶になったじゃないかと文句を言います。勝手に絵を描いたり 

とうに死んでたはずのカン・チョルを 隠し 助け あっちへ漫画を持ち込んだり…

お前さえいなきゃ この漫画はとっくに終わってたんだ。

と ぐだぐだ文句を言います。そして,漫画を全部読んだから,

どうやってカン・チョルが行ったり来たりしたのかも知っているぞと

ささやきます。(おそるべし 真犯人!)

ヨンジュの髪の毛を掴み上を向かせると

「一緒に行くか?旦那を探しにさ(にや)」

と言います。


漫画の世界

取調中に消えたらしいと聞いたチョル。

「いつですか?」

「1時間ぐらい前らしい」

自分と入れ替わりぐらいのタイミングです。しかし,2つの世界の時間の流れは

同じではないので,焦るチョル。

「兄さん ごめん また連絡する。」

そう言って エレベーターに乗ります。

ドユンが待てよと言って エレベーターを開けるともうチョルは消えていました。


現実の世界

車で ソンムの家へ急ぐチョル。

ヨンジュに電話をかけますが ソンムの家の床で空しく鳴っています。

書斎では 再び操られるようになったソンムが 真犯人に車と携帯を

描いてやります。(ということは 真犯人は漫画の世界へ戻ってるって

ことですね。)


漫画の世界

手下から 真犯人の逃亡を電話で聞いたハン・チョロです。

いったいどういうことだと いらだつハン・チョロ。

そこへ 真犯人から電話がかかってきます。

手下のことも殺そうとしたことも知っているぞと言い,お前を殺すこと

だってできると脅します。5分以内に隠れ家を用意しろと命じます。

どうして 自分が?というハン・チョロに カン・チョルは生きていると

話す真犯人。真犯人のそばで聞いているヨンジュは驚き焦ります。

ほどなく メールで 隠れ家の住所が送られてきました。

ヨンジュに江陵へ行けと命じ 車を運転させます。

そして,操られているソンムに向かって 「ご苦労さん タブレットは

もう必要ないから破壊しろ」と言います。

車は出発し 現実世界ではソンムがハンマーでタブレットを壊します。


現実の世界

ソンムの家に着いたスボン。門の鍵を開けようとしているところに

チョルが車で駆けつけました。

拳銃を取り出したチョルに驚くスボン。危ないから外で待っていてと

言い一人で中に入るチョル。

家の中に入ったチョルは 机の上に家の鍵 ヨンジュの鞄 床に落ちている

携帯 これらを見つけます。そして,書斎でタブレットを破壊し終えて

椅子に座り続けているソンムを発見します。再び外に出て スボンに

ここは危険だから 別の場所へ隠れてと伝えます。

どういうことか聞くスボンに

「真犯人が ヨンジュさんを誘拐しました。」

と言い 車でどこかへ向かいます。


漫画の世界

議員室で どうしたものかと うろうろしながら考えるハン・チョロ。

手下に電話して 殺すことはできないが 何を企んでるか行って見張れと

命じます。自分も後で行くから…と。

その時 部屋の鍵を誰かかけました。振り返ると そこには カン・チョルが!

驚くハン・チョロ。

「ハン・サンフンをどこにやった?」

「お前…」

「今言った住所はどこだ?」



ハン・チョロを蹴り上げます。そして,力ずくで隠れ家の住所をゲットします。

(このとき「早く言え 時間がないんだ」と言うんだけど そのせっぱ詰まった

 感じがすごくセクシー)

チョルは紺色の車で ゲットした住所の場所へ急ぎます。

ハン・チョロは怪我の手当をされながら 真犯人ハン・サンフンが言ったことが

本当だったとつぶやきます。カン・チョルも突然現れた オ・ヨンジュも…

何か秘密があるはずだと独りごちます。


オ・ヨンジュが真犯人に脅されながら運転する車は 江陵のひとけのない

倉庫に着きました。車から降りて 倉庫の中で ヨンジュに銃口を向ける

真犯人。記憶をなくしたカン・チョルはヨンジュを覚えていなかったので

お前を殺さなくて良かったが 今は ヨンジュのことを知っているので 殺す意義が

できたと言います。

「お願い…助けて…」

「だめだ カン・チョルの家族じゃないか。お前を始末する理由だ。」

「おねが…い…です…」



震えながら言うヨンジュに,冷たく言うハン・サンフン。

「なら なんでやつと結婚したんだ?結婚指輪をはめて…」


ヨンジュのもとへ急ぐチョル その車の前に突然『つづく』の文字が

現れます。車を急停車させると同時に 現実世界へ引き戻されるチョル。




現実の世界で急いで Wの最新版をチェックするチョル。



真犯人がヨンジュを撃とうとした まさにその時 倉庫の外に車が…

一瞬外の様子をうかがうように振り返る真犯人。

そのすきに 後ずさり背を向け逃げようとするヨンジュ。

それに気がついた真犯人は 少しもためらわずに背後から撃ちました。

倒れるヨンジュ。とどめを刺そうと さらに近づき再び撃とうとします。

そこへ のこのこハン・チョロの手下どもが入ってきたので

そちらを始末しようと 発砲。ヨンジュは逃げようとするものの力尽きます。

そこで 漫画は 『つづく』に。

チョルは 再び 自分で自分を 漫画の世界へ 召還



「もう一度 戻るんだ」

召還は成功し 車に再度乗り込み ヨンジュのいる倉庫へ急ぎます。

倉庫に来ると 一台の車が チョルを待っていました。

真犯人の乗る車です。ヘッドライトに浮かび上がる真犯人ハン・サンフン。



不敵な笑みを浮かべています。その笑みを見た途端 チョルの中で

何かが爆発しました。『許さない』

車を急発進。真犯人も同じく急発進させます。そして スピードを落とすことなく

正面衝突。真犯人が 銃を構え狙うのが見えます。慌てて同じく銃で狙うチョル。

最初に発砲したのは真犯人。チョルも応戦。左腕を弾がかすめます。

アクセルを踏んで 車を前進させます。その衝撃で真犯人のねらいが狂います。

そのすきに 発砲したチョルの弾が 真犯人を捕らえます。

確実にしとめたのですが 発砲をとめることのできないチョル。

弾切れになるまで撃ち続けようやく止まることができました。

急いで倉庫にはいると ハン・チョロの手下が3人倒れています。

一人は息があるようです。ヨンジュが倒れていたと思われる場所には

血だまりだけが残っています。




現実の世界

倉庫の責任者が 警察に初めて見た女性だと説明しています。

そこに 現れるチョル。

「ここにいた女性はどうなったんですか?」

撃たれた女性が急に現れて驚いたという男性。

「生きてるんですか?」

「その時は生きていたけど 死んだかどうか分かりませんよ。」

パトカーで病院に送ってもらうチョル。

深刻な状況と聞いて心配でたまりません。弾がかすめた左腕から血がながれて

いることにさえ気付いていませんでした。

「患者との関係は何ですか?」

警官に聞かれ

「夫…です。」

と答えます。



病院に着くと ヨンジュが心肺蘇生されている現場を見てしまいます。

心臓マッサージをされ 電気ショックを受けるヨンジュ。

死んだように横たわるヨンジュの姿に衝撃を受けるチョルでした。




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オットケ~ヨンジュナ~ の 顛末 13話完了です。

14話 がんばりま~す。 










 






Wー2つの世界ー 第13話(3)

2016-09-08 23:02:54 | Wー2つの世界
W15話放送 見ました~ バッソヨ~

14話のラストシーンで 『最終話』のテロップがヨンジュの前に

現れたので,ヨンジュがまた漫画の世界へ入ってしまった!と思っていたら

オモオモ ヨンジュだけでなく…

本当の『最終話』16話へ向けて 加速するミステリーと切迫した状況。

本当にハッピーエンドはあるのかな~?

今日は オットケ~ オ・ソンムチャッカンニム~ Σ( ̄Д ̄;)

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Wー2つの世界ー 第13話(3)

幸せな想像をしながら チョルが待っているカフェに到着したヨンジュです。

「もう 買ってたの?私が 出すのに…」

「コーヒーぐらいおごらなきゃ。奥さん一人でお金を稼いでるんだから…」

「まあ 良心はあるのね。」

「良心はあるよ。お金はないけど…(にこっ)」

「でも 何で来たの?私,家にすぐ帰ったのに?」

「これを飲んだら ちょっと行ってくる。」

「どこへ?」

「どうなっているのか,気になって…」

「漫画の世界?」




うなずくチョル。

「状況がどうなってるか気になるのと ドユンに会ってくる。

 それに 遺産を管理しなきゃ…」

「遺産をどうするの?」

「犯罪捜査を支援する財団を作ろうと思うんだ。ドユンは大変だろうけど

 とにかく お金はこっちには持って来られないから」

ああ~と言って アイスアメリカーノを一口飲むヨンジュ。

「何で?いやなの?」

「え? いいえ。」

「?残念そうだけど…?」

「いいえ。ちがうわよ。何 考えてるの?」

「お金のある僕がいいのかな?ゴールドバー(金塊)を持って来なきゃ

 いけないかな?」

意地悪なのねという表情でチョルを見るヨンジュ。

チョルは 黒い手帳のようなものを机の上に出してこれを描いてと頼みます。

これで描いてもらうのは終わりだよと言います。

「何 これ?」

「音声ファイル。証拠として ハン・チョロの事務室へ置いてくるんだ。

 (ハン・チョロを)監獄へ送らなきゃ…それで(そうしたら)今日の晩には

 お父さんは元に戻るだろう。」

「本当に?」

「変数がなかったら…」

「何の変数?」

「変数がないように祈ってる。心配しないで…」

そこへ パク教授登場!!

「おい オ・ヨンジュ!」

指さしながら近づいてきます。Wの熱狂的なファンの彼にカン・チョルを

見られたら大変なことになると思います。

「お前 よく会ったな。(いいところで会えた。)」

「ほら 言ったでしょ 狂犬。」

パク教授近づいてくるので立ち上がるヨンジュ。

「お前に言いたいことがあったんだ。」

「え?」

ヨンジュが立ち上がったのでチョルも立ち上がります。ヨンジュの考えをよそに

パク教授に無言でアピール。

「私パク・ミンスは 今日から Wファンのアンチにもどる!」

「え?」

「お前 知ってるか?私がどのくらいオ・ソンム作家様に美しいエンディングを

 期待したことか…お前見たか オ・ヨンジュ!オ・ヨンジュ!あいつがまた現れて

 あああああ~~~~~!!!」

パク教授のいらいらは マックスです。



「私は結論に達したぞ。オ・ヨンジュより間抜けなカン・チョル。その漫画を読む

 私はカン・チョルよりも間抜けなやつだ。だから 私はWを捨てた。

 Wはこれ以上は芸術ではなく ゴミだ!」

当の本人チョルがいるのを知らないのでかみつくかみつく。

不満顔のヨンジュを見て パク教授まだまだかみつきます。

「何だ?何?何?お父さんをけなしてるって思うのか。んんん~関係ない関係ない!

 私の不満は お父さんに伝えてくれてかまわない。」

興奮してわめき続けます。アンチファンとして アンチコメントを書く用意があるだの

グダグダ言います。

「それくらいでは 話になりませんよ。アンチファンになるくらいじゃ。」

「え?」

「カン・チョルは間抜けですか?オ・ヨンジュは慎み深い女性じゃないですか?

にんまりするヨンジュ。

「どっちのオ・ヨンジュについて言ってるんです?このオ・ヨンジュ?それとも

 漫画の中のオ・ヨンジュ?私が知っているオ・ヨンジュは大丈夫じゃないです。

「こちらのオ・ヨンジュはいいでしょ?」とフォロー。

しかし,教授は このオ・ヨンジュも徹底的にけなします。

苦笑いし, コーヒーをおごると言ってカウンターへ連れて行こうとするヨンジュ。

何か思いついたように チョルの方を向き

「君は誰だったかな???」

とつぶやくパク教授。

「ああ こんにちは オ・ヨンジュさんの友達です。」

「ああそうですか。 失礼しました。腹が立ってたもんで…理解してください。」

その場から 立ち去る途中で またふと思いつくパク教授。



ゆっくりチョルに近づくと

「私達 前にどこかであったことがあるでしょ。」

「私が?」

「違うか?」

「私は 初めてですよ。」

どこかで見たことがある誰に似てるんだろう?と言うパク教授に

いいこと思いついたと言う顔をして

「ああ~カン・チョルですよ」と答えるチョル。これにはヨンジュが慌てます。

パク教授は そうだそうだと若干興奮気味。

ヨンジュは口パクで『何してるのよ』とおたおた。

よく言われるんですと平気な顔のチョル。



「いや~よく似ているよ」と超上機嫌のパク教授。チョルもしてやったり顔。

「そうですか?」「そうだとも…(仕事は)なにしてるんだ?」

「ああ 名刺があります。」そう言って自分の名刺をそのまんま渡します。

「…代表理事 カン・チョル?」

「似てる似てるって言われるんでおもしろいから作ってみました。」

これにはパク教授もおもしろいやつだと大受けです。


20分後 カフェから出てきて

「送って行けないけどいい? もどったらすぐ描いて。」

「分かってるわ。でも,危険じゃない?」

心配しないで。電話するよとヨンジュの髪をなでるチョル。

(きゅんってしちゃうよね。)

車で ペントハウスのあるホテルのモデルになったミラクルホテルに向かいます。

ホテルの前の車寄せに入った時 入り口にユン・ソヒが見えました。

車をとめ 意識していないのに漫画の世界に戻ったのか?と 驚いて

車から降りると もうそこにはユン・ソヒはいませんでした。

ヨンジュに電話をかけます。

「どこ?」

「家に帰るところ。」

「漫画の中じゃないよね。」

「どういうこと?漫画の中だったら電話できないでしょ。今私と電話してるじゃない。」

「でも いま ユン・ソヒが…」

「ソヒが?ユン・ソヒのこと?」

「いや…」

漫画の中でないことを確認し どうしてソヒが見えたのかいぶかしむチョルです。


一方家に着いたヨンジュですが 家にいるはずのスボンがいません。

部屋に寝ているはずの 父もいません。

(嫌な予感がしますね。BGMもまさに恐怖シーンの前って感じです。

 どきどきしてきます。)

スボンに電話して父がどうなったのか聞きますが,病院から出てきたスボンは

部屋の鍵はかけて出たと言います。電話を切ったヨンジュに誰かが声を掛けます。

振り向くと顔の復活した父でした。思わず抱き合う父と娘です。


漫画の世界

ドユンがペントハウスにやってきました。

チョルが手を挙げて迎えます。

「いつ来たんだ?」

「ついさっき。」

「お前が ここを手放すなと言ったからそうしたが,どうする気だ?」

「俺がここにいるときに 住む場所が必要だから…」

「(それは)どこなんだ?」

「んん~月から?」

「冗談はよせよ。俺は真剣なんだぞ。…昨日,お前の葬儀をしたんだぞ。

 今 冗談言ってる場合か?」

「すまない…説明するのが複雑なんだ…ゆっくり話そう。」

遺言書類を確認し サインをするチョル。

「俺はいらないぞ。こんなのは(自分に財産を譲るとか)嫌いだ。」

「兄さんじゃなきゃ 誰を信じるの?」

「俺は引退するって言ったろ。また,運動を始めるんだ。本気だぞ。

 書類作業は嫌いだ。」

「いったん 兄さんの名前にするんだ。本当に嫌なら変わりを探すよ。」

「ああ~もう~」

ドユンが ソヒにあったかと聞きます。驚いていつどこでと尋ねます。

ちょっと前に ホテルのロビーで車に乗ったお前を見かけたと

言ってきた…とドユン。ソヒは 突然 夜だったの昼間になり日が差したら

カン代表が車に乗って現れ また夜になったと思ったら車もカン代表も消えていたと。

なぜだと考えるチョルです。変数がまたあったのか…

ホテルに着く直前ソヒのことを考えていたことを思い出します。

自分が主人公で 現実の世界にいた…

『これは 第3の仮説 俺が登場人物のことを認識したら 漫画の登場人物は

 現実の世界に召還することができる?』

「俺が…まさか…。俺が知らないうちに(誰かを)召還したか?」



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嫌な予感がしますね。





  





言ったと。














Wー2つの世界ー 第13話(2)

2016-09-07 23:06:01 | Wー2つの世界
14話の放送を見ました~

あっという間の一週間で 日本語おこしは遅々として進まず

13話の日本語おこしが まだ完了しないのに 14話放送。

ミアネヨ~。後手後手ですが できるだけ 丁寧に日本語にしていきたいと

思っているので ご容赦を…σ(^_^;)

14話の感想をざっくり。カン・チョル天才!と思うのと同時にやっぱり

脚本家さんの構成力が 素晴らしい。あれだけ ドラマ前半で脈絡がないと

言い続けていたのに ここに来てきちんとした脈絡の元 チョルが困難を

打破しようと努力する姿に胸うたれました。もう泣きそうですぅ~ (。>0<。)

本日の最後は オットケ~ チョラ~ 

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Wー2つの世界ー 第13話(2)

幸せな想像をする ヨンジュ。

想像シーン。

ソンムにつきそうヨンジュ。

ある日 ソンムの顔が戻ってきます。

喜ぶヨンジュ。


ハッピーエンドに向かうためにチョルもスボンと計画を練っていました。

回想シーン

(ヨンジュの想像シーンと ドラマ上の回想シーンが両方出てくるので
 
 気をしっかり持ってみていないと え?どういうこと?ってなっちゃうよ)

ハン・チョロの手下は これまでのWのシーンで数回出てきているようで

手下達の情報をスボンから提供してもらいます。手下達は当初の予定通り

ハン・チョロの命令で真犯人ハン・サンウを自殺に見せかけて殺害。

チョルの計画では この後 スボンから提供してもらった情報をドユンに

渡して 放送局の事業など全部を譲ります。その情報から ハン・チョロは

警察に逮捕されることとなります。




この辺りぐらいから 再びヨンジュの想像シーン。

墓地。カン・チョルの墓の前に 市民が献花に訪れます。

彼に敵意を向けていた市民達も 再びカン・チョルを慕いその死を悲しむのでした。

彼は死ぬこととなりますが,主人公としての名声を回復します。

そして 存在が危うくなるという危機から脱するのです。



そして,漫画は 『終わり』に…Wはハッピーエンドで終わります。

(若干 それをハッピーエンドっていうかな?と言う気もしますが…)

漫画の中のカン・チョルは死んだので 生きている方のチョルは現実世界の

ヨンジュのところに戻ってきます。

漫画が完結したので チョルの将来は漫画に左右されることはありません。

もう 漫画の主人公ではないのです。主人公はいません。

彼は 2つの世界を行き来できる特別な人間であるだけです。

そして ヨンジュの待つソンムの家に来るチョル。

部屋でスボンと食事中のソンム。ヨンジュと腕を組んで入ってくるチョル。

チョルの顔を見て驚くソンム。

「ご機嫌いかがですか?」

友好的に挨拶するチョル。

「もう今はここで暮らしてるの。 何の問題もないわ。」

とフォローするヨンジュ。

無視して食事を続けるソンム。



「夕食 ご一緒させていただいてもかまいませんか。まだ食べてないもので…」

はあ~?という顔のソンム。

スボンは喜んで 席を進めます。ソンムは いらいらして スボンに

「くちゃくちゃいわすな!」

と八つ当たりします。

ソンムは この状況を受け入れないけれども いつの日か受け入れてくれるだろうと

想像するヨンジュ。

書斎で独り言を言うソンム。

「そうだ。忘れよう。忘れるんだ。何ができるというんだ?

 もう起こってしまったんだ。生きてる人間だろ。私が描いたんじゃない。」

と言いつつ 机の上のWの単行本を見て 頭をかかえるソンム。

その時 ノックをして当の本人のチョルが入ってきます。

「何なさってますか?…いっしょに…しませんか?…お好きだと伺ったので…」

にらみ合ってるのかと思ったら 二人とも緊張しているようで…

チョルはひきつった作り笑顔をします。

二人で何をするかと思えば 囲碁対決。

「どっちが勝ってるの?」

スイカを切って持ってきたヨンジュが聞きます。

最後の一手をにこにこしながらチョルが打ちます。

チョルは天才ですから すぐに勝っちゃいます。

ソンムは盤面をぐちゃぐちゃにします。

「父さん 負けたの?」

と言いながらチョルを見て『何で負けてあげないのよ…』とにらむヨンジュです。



チョルは平気な顔でもう一回しましょうと誘います。

ソンムが友人と対戦するときに勝てるように…と付け加えます。

いい練習相手でしょう。プロから学ばない限り…そう言われて ソンムは

気を取り直し また盤の前に座ります。

また 母にもチョルを紹介します。

「座ってと言ってよ。」

「座って」

一緒に暮らしている母の妹が積極的に席を勧めてくれます。

「コーヒー飲みます?」

「ありがとうございます。」

おばさんが 美男子だわね~漫画の登場人物みたい~いくつなの~

(30と聞いて)パーフェクトじゃない~…と褒めちぎってくれます。


母はヨンジュに「どこがいいの?」と聞きます。

母を攻略するのは難しそうですが おばさんの援護射撃がけっこう効きそうです。

デートするヨンジュとチョル。露店のカチューシャをチョルに付けて喜ぶヨンジュ。

二人で湖畔をサイクリングしたり,アイスを食べたり…デートを楽しみます。

(サイクリングシーンは一山湖水公園ですね。)








Wー2つの世界ー 第13話(1)

2016-09-06 21:52:45 | Wー2つの世界
ローラーコースターのように 毎回 最終回のような盛り上がりを見せている

Wです。今回も はらはらあり どきどきあり ほっこりあり

少しも目が離せない展開になっています。

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Wー2つの世界ー 第13話(1)

料亭で 人と待ち合わせ中のハン・チョロは お酒を口にしながら

思案中です。というのも 死んだカン・チョルが遺書を残していたと

後輩の警察関係者から聞いたからです。しかも、そこには今回逮捕された

W放送局襲撃犯とハン・チョロの通話記録を調べてくれと書き記されていたと。

どうしてカン・チョルが自分と犯人の通話のことを知っているのか?いぶかしみます。


現実の世界で 解決方法を探っていた あの二日間に

チョルは スボンから最新版のWを見せてもらっていました。

そこには 真犯人がハン・チョロに接触し チョルを追い詰め殺してやると

持ちかけているシーンが載っていました。

このことを利用して もともとのエンディングストーリーへ 誘導しようと

いうわけです。 そこでカン・チョルは遺書を作りました。



『脈絡のない殺人,目的のない銃乱射,偽造された音声ファイル

 俺はこうして死んでいく,兄さん…脈絡もなく…虚しく…

 犯人とハンチョロの最近の通話記録調べてくれ…

 その二人は間違いなく関係がある。どんな関係かは分からないが

 その関係が何か明らかにしてくれ。頼む…俺は悔しい。』


漫画の世界で 後輩から送られてきた写真ファイルで遺書の内容を確認する

ハン・チョロ。そして,最初に真犯人と会話したときの録音音声ファイルを聞きます。

これは 自分に不利な証拠になると思い すぐさま削除します。


現実の世界で ヨンジュと話しているチョル。

(これは回想シーン。ヨンジュが倒れる前 ソンムの寝ている部屋での

 会話ですね。回想シーン。それも,時間の関係があっちやこっちに

 跳んでしまうとちょっと混乱しますね。気をしっかり持っていないと

 すぐ考えが違う方にもってかれそうになります。)

「ハン・チョロが そういうことをしようと考えるでしょうか。」

チョルに尋ねるヨンジュ。

「彼を 典型的な悪役になるよう設定しました。あなたのお父さんが。

 変数がない限り,彼はたぶんそれをします。」


漫画の世界 警察の取調室で むざむざと殺されてたまるかと

荒れている真犯人。

「カン・チョルが 死んだんだってな?」

ため口で刑事に聞きます。(あら パク刑事ね。)

「本当に死んだのか?」

「お前に関係ないだろ。自分の身の上を心配しろ。」

刑事からチョルが死んだと聞かされ 警察を無能よばわりします。

そして,ハン・チョロを呼べと命令します。俺が何で先に死ななきゃならんのだと

刑事には意味不明のことを言います。

(チョルが去り際に言ったことですよね。だから,死んだときいて

 偽装だと確信しているのです。もしかすると,死んだことにして

 自分を殺しに来るかもと…この場合 権力のあるハン・チョロを利用しようと

 思いついたというわけでしょうか?)

「カン・チョルを探せ。あいつはまだ死んでない。」と真犯人。


ハン・チョロの会合の相手がやってきました。(ああ何度か 議員室で見た人ね)

「ところで ハン・サンウって知っているか?」

と聞かれ 驚くハン・チョロ。ハン・サンウというのは 真犯人の名前ですね。

ハン・サンウが ハン・チョロに会わせろと言ってるらしいぞと言われます。

会ったことがあるのか?と聞かれ そんなやつにどうしてと否定します。

せっかくカン・チョルが死んだのに 今度はこの男がやっかいを

引き起こしているなと言われます。そのとき他の会合相手が到着し

話が終わります。会合からの帰り いろいろ考えをめぐらし 結局手下に

電話をするハン・チョロ。


現実の世界

病院の医局で Wの最新版を見て ハン・チョロによって 予定通りの

エンデイングへ向かいだしたことを確認しているヨンジュ。

安心して 次にスボンに電話をかけ 父の様子を確認してくれと言います。

同じです。変わりありませんよ。というスボンに 真犯人はまだ死んでないのかなと

言うヨンジュです。時間の経過が 向こうとこっちとでは違うから分からないと

いうスボン。

「あの人は?」

と聞くヨンジュ。

「え?ああ…カン・チョル?出かけましたよ。」

「どこに?」

「分かりませんよ」

お父さんをチェックしていてね。すぐ帰るから…と言って電話を切るヨンジュ。

着がえて帰ろうとするとまた電話がかかってきました。チョルです。



「もしもし」

「何してる?」

「今帰るとこ…ところで 今どこなの?家にいなかったでしょ。」

「出てきて コーヒーおごるよ」

「近くなの?」

にんまり笑うヨンジュ。

「分かったわ すぐ出るわ。」

「何 飲む?」

「ん~ アイスアメリカーノ?」

「アメリカーノ?わかったよ。」

化粧を直して 病院を出るヨンジュ。

チョルが待っているカフェへ向かう道すがら 幸せな想像をしながら歩きます。
















 




Wー2つの世界ー 第12話(3)

2016-09-04 23:48:40 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第12話(3)



「ここであなたのお父さんを見て分かりました。オ・ソンムは神ではありません。」

作業室へ戻ってきたヨンジュは チョルが言っていたことを思いだしています。

オ・ソンムが漫画の世界になにもかもをすることは不可能で,ものすごい数の人たちに

作家というものは何もできはしない。そんなことに意味がない。作家はわずかなことだけ

デザインすることができるんです。それで こんな結論を導き出しました。

「この漫画は2つの世界をつなぐものです。この世界とあの世界は

 それぞれ独立しているんです。2つの世界。」

ヨンジュとチョルの共同作業が始まります。

スボンから もらった犯人が住む設定のアパートの写真を見るチョル。

この世界とあっちの世界で共通項は 正確な位置と計画された出来事だけだと

悟りました。(ああ!確かに 脈絡がないと思っていましたが 場所と出来事に

ついては ワッタガッタ(行ったり来たり)しても 狂わなかったよね。

『消えた場所に必ず現れる』『したことやされたことは 消えても残る(だから

 服なんかはそのままだったもんね)』)

チョルは 2つの世界について こう理解しました。

最初は この世界とあっちの世界は オ・ソンムのタブレットによって

直接つながっていた。しかし,2度目から キャラクター達の意志によって

他の変数が現れ始めた。(つまり 他の移動方法が 作られ始めたということ)

キャラクターの意志によって 現実の世界の人間が漫画の世界へ召還されたのだと。

それから 召還した人が衝撃を受けたとき エピソードがひとつ終わるようになって

いたこと。ヨンジュが召還され続けた理由こそその変数でした。

だから 今度はその変数を利用しようという チョルです。

(頭 良すぎです。)

チョルは 現実の世界で 犯人が住むと設定されたアパートへ 向かいました。

そして まさに 犯人の部屋のドアの前で ヨンジュにメールします。

「10分後に準備を始めて その時(終わったら)電話するよ。」
 
チョルが心の中でつぶやいています。

『僕は 今現実の世界に出て来ている。と同時に 僕は(漫画の世界の)登場人物だ。』

『漫画の登場人物が 現実の世界の誰かを召還できるとするなら

 最初の仮説。 僕は 僕を 漫画の中の世界に召還することができるはずだ。』

「漫画の世界へ…」

昼だったはずの廊下が 夜の廊下に変わりました。

漫画の世界への召還成功です。

その時 部屋の中では 空中で止まっていたグラスが落ちました。

チョルが漫画の世界に戻ってきたので 時間が動き始めたのです。

そして そのことに気付くまもなく チョルが入ってきます。

真犯人とチョルが格闘します。

(すごいアクションシーンです。思わずキム・ウィソンさん大丈夫?と

 真犯人役なのに心配しちゃいます。だって ソンム役の時はあんなに

 不健康そうな父の役だったんですもの。父役の時と格闘シーンとの差が

 ありすぎて 心配になっちゃいます。)

乱闘の末 チョルの勝利です。真犯人を縛り上げ 警察に密告電話をします。



「俺たち 二人のうちどっちが先に死ぬかな?

 俺の考えだとお前だろうな…殺人者を捕まえたから 俺が消えるには時間が

 かかりそうだろ。主人公としての仕事を仕上げたんだからな。」

「へへ…こいつ…」悔しそうに言う真犯人。

「しばらく 刑務所に入ってろ。どうやって殺すか考えるから…」

そう言い残して さっさと部屋を後にします。廊下を出てまっすぐ歩き始めるチョル。

そのころ現実の世界では ちょうど10分が経過。意を決してヨンジュは

タブレットの電源を入れます。しかし,恐れていたようなことは何も起こりません。

安心したヨンジュは急いでチョルに言われた作業に取りかかります。


回想シーン

レストランで車の写真を渡されたヨンジュ。

「これは?」

「ここを出たら,作業室へ行ってこれを描いて。タブレットは僕が組み立てたから…」

「だめよ。あなた 知ってるじゃない。電源を入れたら真犯人が…」

「だから 真犯人を捕まえるてみせるよ。自由にはさせない。タブレットに手は

 出させない。最後は 僕がするよ。」

真剣に説得するチョル。(漫画の中のかっこいいチョルが 復活!!)

「まず 僕が乗る車。」


漫画の世界 

アパートの駐車場 現実の世界で駐車した場所に ヨンジュの描いた紺色の車が

あります。うまくやったね。と嬉しそうに笑って車に乗り込むチョル。

チョルの車が出発するのと入れ替わりに パトカーがやって来ました。

逮捕される真犯人。

その同じ頃,ハン・チョロは議員室で電話によるインタビューを終えるところでした。

慌てた様子で秘書が入ってきて

「真犯人が捕まりました。」と報告します。

また同じ頃,ドユンにユン・ソヒが電話で話をしています。

真犯人を捕まえて 警察に密告した市民は カン代表ではないかと言います。

警察が声がそっくりだと言っていると伝えます。

「生きているんじゃないの?…生きているのね?」

ドユンは 肯定も否定もせずに

「そうだね。調べたら何か分かるかも…」

と言葉を濁します。

ドユンは「まさか…」とつぶやいて チョルに電話をかけてみます。

電話は クリームパスタを作りかけた あの隠れ家で鳴っていました。

だれもでません。どこにも行くはずなく そこにいるはずなのにと

車の向きを変えるドユンです。

そして,チョルは隠れ家に着きました。隠れ家に着くと一番にテレビをつけて

真犯人が捕まったことをニュースで確認します。次につけっぱなしだったコンロをとめ

出しっぱなしだった水道の蛇口をしめました。


現実の世界ではヨンジュが2枚目の絵を描いています。

チョルが言ったのは

「2番目に描く絵は 腐敗した死体。」

漫画の世界 

チョルが寝室に行くと 腐敗した死体がベッドに。

その死体の上に 手紙を置くチョル。


ドユンは 電話に出ないチョルがペントハウスに来ていないかと

ペントハウスへ 駆けつけましたが 案の定誰もいません。

そこに電話がかかってきました。番号を見てチョルだと気がつき

急いで出ます。

「カン代表?どこなんだ?」

「どこって?」

「ニュース見たか?あいつが捕まったから ソヒはお前が捕まえたって…」

「その通りだよ。俺が捕まえた。」

「え?本当なのか?…おまえがどうして?」

「兄さん 良く聞いて。俺が一度家に行く それで 兄さんは俺の死体を見つけるんだ。」

「え?どういうことだ?なんで死体が?」

「警察に知らせて 全部公開して。DNAは俺と一致するはずだから。

 兄さん……俺は死んだんだ。…俺は撃たれて,濡れ衣を着せられたまま…」

自殺するのかと思って苦悩の表情を浮かべるドユン。

「でも 生きてるから 心配しないで…兄さんには 話しておくべきだと思って」

「お前…」

「でも ソヒには 俺が死んだと思わせておいて それがいいから…

 また 連絡するよ。」

電話を切り 車を発進させます。


回想シーン



ヨンジュが心配しています。

「でも ユン・ソヒのことは?…私達がハッピーエンドになったら

 また消えちゃうんじゃないの?」

「変数を作ればいいんだよ。」

「変数?」

「生まれてきた目的が一つだけしかないということは 僕は受け入れられないよ。

 僕が君に出会ったように…」


漫画の世界

チョルは 漫画の登場人物がとらわれている 存在意義から開放する方法を

考えつきました。

ユン・ソヒにドユンから電話がかかり チョルの死が伝わります。

チョルが死ぬことによって ソヒは 存在意義の呪縛から 無理なく開放される

こととなります。チョルの死体が見つかり 逃亡33日後には死亡していたと

ニュースで多くの人に知らされます。そのニュースを車の中で聞くチョル。


現実の世界 

絵を描いてから 30分が経とうとしています。

心配なヨンジュ。

回想シーン

作業室までヨンジュを送ってきたチョル。

車の窓越しにヨンジュが聞いています。

「どうやってまた戻るつもり? そのままだと『終わり』になるじゃない。

 ここに戻ることはできないんじゃない?」

「戻ってこれると思うけど?」

また夢にしないと 戻って来れないのでは…と不安なヨンジュに

もう夢にはしないと チョル。

「大丈夫だから ここで待ってて」

と笑うチョル。



この間も待ってと言ったのに待たなかったじゃないかというヨンジュです。

手術が終わっていって見たら消えていたと。

「それは 漫画の中のカン・チョルでしょ。ああ(思い出したように)

 もう一つ描いて欲しいものがあるんだ。ここではとても高価で買えそうにないから」


漫画の世界

真犯人が住んでいたアパートに再び戻ってきたチョル。

『なくした指輪を描いて』

駐車場に車を止めたとき チョルの指に指輪が戻ってきました。



微笑むチョル。そして 車を降り再び真犯人の部屋の前の廊下に立ちます。

『2つめの仮説  僕は今 現実の世界に来ている。だから,一つの回が

(エピソードが)終われば…』

「また 戻るんだ。」

そして 現れる『つづく』の文字。

漫画の登場人物としては 一度も見ることのなかった その文字を

初めて見るチョルです。

そして 予想通り 現実の世界へ 戻ってきました。


(音楽も ここでかっこいいカン・チョルのテーマに~

 ヨンジュじゃなくても 惚れますわ~^0^)

ヨンジュの元にチョルから電話がかかります。

「もしもし」

「僕 戻ってきたよ」

「どこにいるの?」

「今 そこへ向かってるとこだよ。準備しておいてね。デートの続きをするよ。

 今日 ”キス五回 ” するんだからね。」

「え?」

元夫に負けるわけに行かない。と言います。

「変な争い。誰と競争してるの?」

「すぐ分かるよ。僕の方がいいって。」



************************************

なかなか 進みませんが 13話も頑張ります。^-^







 


















 

Wー2つの世界ー 第12話(2)

2016-09-04 09:22:50 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第12話(2)

シャワーを浴びガウン姿で 化粧をしながらスボンに電話をするヨンジュ。

100万ウォンを貸したと言うスボン。(スボンが食べているチョコパイは

漫画の世界でチョルが買ったのと同じ種類ですね。)





靴,服,携帯…それにデートの費用もいるし…と言うので

後で返すねとヨンジュ。いや カン・チョルが返してくれるでしょとスボン。

それより 彼はここ(現実の世界)では生き続けることができますか?

今は大丈夫でも…と心配します。ユン・ソヒの時のように手が消えかかってることを

ヨンジュに伝えます。


回想シーン

10万ウォンを震えながら 差し出すスボンに

満面の笑みで 「もっとないの?」と聞くチョル。

(ちょっとしたカツアゲシーンじゃないですかあ)

「いくらですか?」

「たくさんあるにこしたことはないんです。いろいろ必要だから…」

もう10万ウォンを取り出すスボン。

「それで全部?」

(友好的な感じの口調ですが,言っている言葉はカツアゲフレーズですよ。)

「銀行へ行けばもっとあるけど… 」

笑いながら お金を受け取ろうと手を差し出すチョル。



その手が 消えたり現れたりします。驚くスボンに,

「主人公が,主人公の役割をできなくなったから こうなったんです。

 ヨンジュさんには 言わないでください。」

と告げるチョルです。


という話を全部ヨンジュに話します。

(…って,言ってるじゃない!!)

自分が言ったって チョルに言わないでねというスボン。

(本当に デリカシーないんだから…)

ピンポーン

誰かがドアの外に来たみたいです。少なからずショックを受けたものの

電話を切り 玄関へ。母が帰ってきたと思い ドアを開けながら

「お母さん?」と声を掛けます。

ドアを開けると チョルがいました。驚くヨンジュ。

「入っていいでしょ。」

と言ってさっさと入ってくるチョル。



ガウンの胸元をあわせながら

「どうしてここが…?近くまで来たら電話するって言ったでしょ。」

「オ・ヨンジュさんが どんな暮らしをしてるのか 気になって…(にこ)」

「え?」

「パク・スボンさんから あなたのお母さんが仕事に行ったと聞いたので

 来ました。入るよ。」

リビングにあがってくるチョル。チョルの手が消えてないか気になるヨンジュ。

「本には この情報は描いてなかったから 僕もヨンジュさんについて

 知る権利があるでしょ。大丈夫ですよね。」

手に異常がないことに安心するヨンジュ。

「ここに住んでるんだね。」

「ええ,こんなところに住んでるの。ペントハウスとは似ても似つかないでしょ。」

「いいじゃない。…昔の僕の家に似てるよ。」

「急だったから…まだ準備できてないの…」

「準備して。待ってるから。」

「冷蔵庫に飲み物があるから どうぞ」

「うん」

着替えを持って 浴室へ行こうとするヨンジュに

「ああ ちょっと待って。…ガウンを着ているけど

 脱いで見せるのはだめなの(しないの)?」

と からかうチョル。

「……?…なんですって?(ちょっとぉ)」



ヨンジュあせります。

ヨンジュは記憶が残っているけど 自分には残ってなくて

本に描いてあったことをいろいろやってみたいんだけどと

恥ずかしげもなく すらすらと言うチョル。

(チョルが言うと 自信家に聞こえるんだなあ~)

「いや 僕に記憶が残ってないのは悲しいでしょ?僕も

 (記憶がないから)苦労してるし…本に描いてあることを

 全部(もう一度)するべきじゃないかな?ヌードを互いに見たり

 キスも5回したりしなきゃ…」

(赤面するようなことを さわやかな顔で言わないで~)

「ギャップ大きいでしょ。僕たちの間の」

何も言えず固まってるヨンジュ。

「気になるんです。僕も この本のカン・チョルが感じたみたいに

 感じたいんです。」

(喜んでいいのやら…)

「冗談よね…今の?」

「僕 真面目に言ってるんだけど」

あきれて「もう…本当に…」と言い残し浴室へ消えるヨンジュ。

「ゆっくり準備して 待ってるから」

と優しく声を掛けるチョル。

ヨンジュの部屋にはいると 下着がベッドの上に。くすっと笑って

窓に目をやるチョル。そこには ヨンジュの貼った 漫画の切り抜きが…

着がえ終えたヨンジュが 部屋に戻ってきました。

「何してるの?」

「ありがとう。」

「何が?」

「僕を忘れないでくれて 探してくれて」

「写真がなかったから…写真を撮りましょうね 私達。どのくらい後悔したことか」

「そうだね。ああ あなたの夫は オ・ヨンジュさんの部屋に来たことないですね。」

「え?」

「こんなに だらしないって知ってたら 結婚をするかもう一度考えたでしょうね。

 彼は潔癖性だったでしょう。これ見たら ショックを受けたんじゃない?」




「誰のせいだと? これ。…死んだかと思って…どこに部屋を掃除する時間があったって
 
 いうの?」

(ああ 怒っちゃいました。)普段はきれい好きなのよとぶつぶつ…

気にせず チョルは言います。

「全部 見たし,降りてるよ。準備できたら 降りてきて。」



ヨンジュの赤い車でお出掛けです。



「どこに行きます?」とカン・チョル。

「何を食べたい感じ?」

「あなたがおごるの?」

「何もないでしょ。お金もないし知り合いもいない。 私がおごらなきゃ。」

「僕が本を読んでの感想は カン・チョルとオ・ヨンジュは結婚を急ぎすぎた だよ。

 しかし もちろん事情があったんだけどね。」

にこにこしながら 言います。

「だから 恋愛してみましょう 他のカップルのように…」

(う~ん 告白してるようなもんです。「付き合って」って)



「最初の結婚の後でっておかしいけど オ・ヨンジュさんの好きな甘いこと

 宿題に選んだこと 片付けていって デートにしましょう。どうです?」

「いいわ。」

「どこへ行きます?選んで。」


しゃれたレストランに着きました。

車の中からちらっと見てヨンジュがつぶやきます。

「ちょっと遅かったかも 私達以外 誰もいないわ。」



シートベルトをはずしなが何か思いついたようなチョル。

「キス 5回。 僕 君に してみようか?」

「え?」

「ここで1回 どう?誰もいないし…」

(ジョンソクくんじゃなかったら 引くわ~)

「本当に やめてよ ちょっと…(冗談なら怒るわよみたいな感じ)」

「僕 真剣なんだけどな。…さっきのヌード(発言)は冗談だったけど

 今は 本気なんだ。…したくない?…ぎこちない?」

(いえいえ そんなに迫られても ムードってもんが…)

「…それなら また 後で ゆっくり…」

そう言って 車を降りようとすると ヨンジュが答えます。

「ううん…ぎこちないってことはないわ…私がなんで?」

「だったら…してもいい?」

(んんん…聞かないでぇ~)

しばらくの沈黙の後

「…いいわ。……しても」

まだ何か言いかけている途中なのに チョルはキスしちゃいます。

あま~いやつ

(手錠キスは激しいけど こっちは あま~い感じ その感じに

 二人とも浸ってるのが いいです。)

キスした後 余韻に浸っているヨンジュ。

「こんな感じなんだ。ん~,これなんだ…(少し笑って)分かりました。」

「なんなの? どんな感じなの」

「(にこっと笑って)ノーコメント。」

車を降りて 助手席のドアを開けてくれます。



「…ノーコメントって…」

ぼやくヨンジュです。


ランチパスタを食べてる二人ですが 左手が消えかかるので

テーブルの下に隠して食事をするチョル。

しかし 不自然な動きとスボン情報で気付いてしまうヨンジュ。

ソン・ヒョンソクが死んでから 一ヶ月ずっとこんな感じだと言います。

どうしたらいいのというヨンジュに オ・ソンムの顔をした真犯人と

話をした内容を教えます。そして 解決方法を見つけたと…。

恐怖のあまり チョルを屋上で刺してしまったあのとき

ソンムが ナイフで刺されても怪我をしないのを見たのは

チョルだけでなく真犯人もでした。真犯人は オ・ソンムを屋上の端に

追い詰め脅迫し 顔を自分に差し出すことと チョルが死んだ後

自分がチョルに変わって主人公になることを約束させたのでした。

しかし 現実世界に戻ったソンムが裏切ったので 真犯人はソンムを喰って

やったと言い放ちました。

「どういうこと?」

と呆然と聞くヨンジュに 夢の話にする 始まりの時点を間違えたと

だから 自分は記憶がなくなり 真犯人には記憶が残ってしまったと

それで いろいろなことが 絡まってしまったのだと説明します。

「で 考えて見たんだけど 約束しましょう。」

「どうするの?」

「作業室へ行って 絵だけを描いて」

「どういうこと?また夢の話にするの?全部夢に?そして あなたはまた消えるの?」

予想以上に過剰反応するので ほおづえをついてヨンジュの話に聞き入るチョル。



「私を忘れるのなんか簡単でしょう。私は一人残されこの記憶に苦しめられ

なのに 私にデートしようですって…さっきはキスまでして…」

怒り心頭のヨンジュです。

「僕 夢なんて言ってないよ。」

「言おうとしたでしょ 今!真犯人が(この世界の秘密を)知る前に

 戻したいってことは…」

「…って 漫画の中のカン・チョルが言ったんでしょ。

 僕の計画じゃないです。…この膠着状態の中で選択肢はありません。

 今 考える時間はある。そうじゃないですか?同じ人生を繰り返したく

 ありません。オ・ヨンジュさんが記憶を繰り返すのも望んでない。」

「なら 何を描かせたいの?」

これを見てと何枚かの写真を見せます。

「何?これ」

「あなたのお父さんは 真犯人が死ねば 戻ってくるでしょう。

 僕はもはや主人公ではないので また消えるかもしれない。

 解決方法はこれしかないです。あなたのお父さんと私が最初に考えたストーリー。

 真犯人を逮捕し,ハン・チョロに真犯人を殺させる。それが 一番最善です。

 だから それを起こす必要があるんです。それで 私も

 あなたのお父さんも生きられるんです。だけど あなたのお父さんの

 ストーリーの最後のエンディングは変えたいんです。

 最後は カン・チョルとオ・ヨンジュが結婚して幸せに暮らさなければいけません。

 それが一番脈絡があり Wのハッピーエンディングでしょう。

 そうじゃないですか?読者がどう思うか気にしないで(笑)」

(んんん?遠回しのプロポーズ???)



 

 

 

 


 

 





 

 


Wー2つの世界ー 第12話(1)

2016-09-03 13:22:26 | Wー2つの世界

Wー2つの世界ー 第12話(1)


漫画を通して 消えた記憶を習得したカン・チョル。

そして 出した結論は ヨンジュの消えた夫=自分。

ヨンジュに確かめます。

「こんなふうにして カン・チョルは永遠にオ・ヨンジュを

  忘れるんですか?答えて…突然姿を消したあなたの夫は…僕ですか?」



うなずきたいけど うなずけず 少し震える ヨンジュ。

(ほんのわずか うなずいてるような感じも…)

すると その瞬間に2人を残して 時間が止まりました。

(チョルは,メンタルが強くなりましたね。

 もう,驚きうろたえるようなことはしませんね。)

そして,再び現れる白い光の壁。

チョルの疑問が確信に変わります。

「答えるのは 難しい?」

ヨンジュに尋ねます。

ヨンジュの方がうろたえていますね。

彼女の手を取るチョル。しっかり握ると言いました。

「それなら 一緒に 出よう。」

手をつないで 壁を通り抜ける二人。



現実の世界

ソンムの書斎に出てきた2人。

振り向くと 白く光っている ペンタブレット。

しばらくすると 光は消えました。

部屋を見回すチョル。確信を現実のものとして受け止めます。

「あなたのお父さんの仕事場ですね?」

そう言いながら ヨンジュの胸に下がっている結婚指輪に目をとめます。

そして そっと手に取ります。

とまどいを隠すように ヨンジュは言います。



「私…知らなかったの…漫画を持っていったこと…

 (真実を)話そうとした訳じゃないの…

 絶対話すつもりはなかったの…私はただ…

 本当にハッピーエンドになると思ってたの…」



書斎に 二人が現れたその頃 庭では あきれて 病院に帰ろうとする

スクボムとそれを引き留めようとするスボンがいました。

「ヨンジュ姉さんが 戻ってくるまでいてくださ~い。」

と懇願するものの

「ヨンジュがどこに行ったか知らないって言ったじゃないか。」

とけんもほろろのスクボム


書斎にいる 二人

「お父さんは どこ?」

と尋ねるチョル。

そして 書斎を出て キッチンのあるスタジオの方へ。

「どうして?」

ヨンジュが聞きます。

「会いたいんです。…心配しないで…撃ったりしないから…

 同じ過ちは犯さないよ。…どこにいらっしゃるの?」

「父さんが描いたんじゃないの。(こんな展開に漫画を)作ったんじゃないの

 誤解しないで…」

そうして 小部屋の鍵を開けます。

「どうして 鍵をかけてるの?」

「見たら 分かるわ」

そう言ってドアを開け 中に入ります。

「作家先生?…この方が オ作家先生なの?」

涙をこらえながら「ええ」と返事するヨンジュ。

「何が起きたの?」

「私にも分からない…2・3時間の間に あそこでは 一ヶ月も経ってしまって…

 ああ…めまいがする…めまいが…」

ふらっと倒れるヨンジュ。抱きとめるチョル。




ちょうど そこへ なんとかスクボムを引き留め 無理矢理 家の中に

連れて入ってきたスボン。ラーメンを食べて…とか 手を握るなあ…とか

茶番を繰り広げています。

奥の部屋のドアが開いていることに気付くスクボム。

そして ヨンジュを抱きかかえて チョルが出てきます。



あわてふためいてスクボムの後に隠れるスボン。

「どなたですか?」スクボムが尋ねます。

答えずヨンジュをちらりと見るチョル。

スボンが「カン…カン…」と名前を言いかけます。

「ちょっと助けてもらえますか。急に倒れてしまって…」

チョルがスクボムに言います。(お医者さんって分かったのかな?天才だからな~)


車の助手席にそっと乗せると少し気がつくヨンジュ。

まだめまいがするのか 気持ち悪そうに顔をゆがめます。

「どうした?どこか痛いのか?」

心配そうに聞くチョル。(光を通り抜けるときより よほどうろたえてます。)

「ただの 過労よ。」

「過労?」

「時間を飛び越えたから… 一ヶ月。前回も同じだったわ。」

「じゃあ 休養すれば治るの?」

「休めば大丈夫。」

「…(はあとため息をついて)…良かった。」

スクボムが 車を運転して ミョンセ病院に連れて行き検査をするようです。

助手席にヨンジュを残し立ち上がろうとしたチョルの腕を掴み

「どこに行くの?」

と尋ねるヨンジュ。チョルは ドアを開けたところに腰掛けます。

「行かないで…」

「ちょっとすることがあるんだ。すぐ会えるよ。」

そう言って立ち上がろうとするチョルを再度引き留めヨンジュは聞きます。

(ずっと 聞きたかったのよね。)

「覚えてる?…私を…覚えてますか? 記憶が戻ったの?」

期待を込めて聞くものの…

「いいや…」

やっぱりという表情をするヨンジュ。

「感じてみたんだ 漫画の中のカン・チョルの気持ちを… 

 何もオ・ヨンジュさんは変わっていないから 僕を見てそう思うんでしょ。」

スクボムが運転席に乗り込むと よろしくお願いしますと 車から離れます。




ヨンジュを乗せた車を見送り チョルは また家の中へ。

スボンに 名前を聞き スニーカーを借りるよと言います。

ド緊張のスボン。前にあったことがありますよと言うスボン。

本に載っていなかったので分からなかったと謝るカン・チョル。

ドライバーありますかと聞いて 「プラスですかマイナスですか

それとも両方?」と尋ねるスボンを放っておいて書斎へ入ります。

スボンが工具を持ってくると おもむろにペンタブレットを分解し始めました。

そのままにしておくと いつまた漫画の世界から真犯人が出てくるか

分からないからですね。(やるべきことというのは このことだったようです。)

分解しても チョルはコンピュータ工学も勉強しているので また組み立てら

れるのです。分解しながら ソンムの顔がああなってしまった顛末をスボンから

聞くチョル。一気に話してから スボンは「握手してもらえます?」と聞きます。

握手してやるチョル。感激してペントハウスや放送局など背景を描いたのは

自分だと言います。(ちょっとミーハーで ちょっとデリカシーがないなあ~)

スボンは 水を持ってくると言って書斎から出て行きます。

その間に ペンタブレットを 完全に分解したチョル。

漫画の世界では 白い光の壁が消えてしまいました。

これで 真犯人に 追いかけられることはありません。

(でも なぜ 時間の止まった世界で 主人公でもない真犯人が

 自由に動けたのでしょう。それは13話でネタばらしがあるので

 ここでは 内緒にしておきましょう。)

書斎のものを見て 自分が読んだ漫画のシーンを思い出します。

映像も時々差し込まれるのは もしかして 夢として記憶したものが

断片的に思い出せているのでしょうか?

そこへ水を持ってスボンが入ってきます。スボンに35話はないのかと

聞きます。「続きを見ないと…いったいどうしてこんなことになったのか」

スボンはチョルが渡したUSBを見せます。

「これ 私が書いた手紙ですか?」

「ええ 先生宛に…」

34巻の漫画を確かめると 最後のシーンで確かにヨンジュの手にUSBを

渡していました。その手紙を元にエンディングを描き直したと告げるスボン。

「どんなエンディングですか?」

エンディングのための絵コンテをチョルに見せるスボン。


しばらくして スボンは疲れて寝てしまいましたが チョルは

Wの漫画を全て読み 考え込んでいます。真犯人を追い詰める方法を

熟考中です。



そして ソンムの寝ている部屋に行き 意識のないソンムを

見ます。記憶がよみがえっているのか 漫画を読んだものが記憶として

なぞらえているのか ソンムに罵倒されたシーンが頭に浮かびます。

「あなたが どうして神なんです? 僕が どうして あなたを神だと

 思うんです?」

チョルは 書斎に戻ると再びペンタブレットを組み立て 銃を構え

電源を入れます。漫画の世界では 全てのものが止まっています。

しかし! 真犯人だけは 動けるようで 一人かんしゃくを起こしていました。

と,真犯人も電源が入って 現実の世界とつながったことに気付いたようです。

「誰だ?」

と聞きます。ソンムの顔と声ですが ソンムとは似てもにつかないぐらい

怖いです。(キム・ウィソンさん すご~い!)

「当ててみろ 俺が誰か。…どうだ?何もない世界で一人きりなのは…」

黙って聞いている真犯人に挑発するように語りかけます。

「死んだ方がマシじゃないか?」

「今 俺が死ぬ話をしているのか?ちょっと待てば お前が消えるのに

 主人公の資格をなくした 殺人者。…主人公が消えれば また世界は

 動き始めるさ。お前が消えるのさえ 待てばいいんだ。」



カン・チョルの体が消えかかっていることを知っている真犯人。

それはすなわち 2つの世界の秘密を 真犯人もちゃんと知っているってことです。



ヨンジュの家

目が覚めるヨンジュ。母はどこかへ出かけていません。

静かな部屋に不安を覚え 全部夢だったのでは…と思うヨンジュです。

そこに電話がかかってきます。登録されてない電話番号。

「もしもし…」

「起きましたか?」

チョルの声です。夢ではなかったと気付くヨンジュです。

「気分はどう?」

ヨンジュが返事をしないので

「もしもし 聞こえないの?」

「…聞こえるわ」

「どうしたの?…大丈夫?」(にこっと笑うジュンソクくんスマイル)

「大丈夫だと思うわ。でも…今 どこに…」

「お父さんの作業室の近くです。」

「ここ(現実の世界)にいるの?今?本当にここから電話してきてるの?」

「漫画の中から どうやってここに電話するの?(電話できないでしょ)」

自分の電話番号だから保存しておいてと言うチョル。そして コンディションが

大丈夫ならデートしましょうと言います。

現実の世界にチョルが無事に存在していることがわかり安心するものの

デートと聞いて驚きます。

「あなたが寝ていた2日間の間に 僕はこの世界に慣れたよ。それに事件の

 解き方も分かったよ。結婚問題以外はね。」

「え?」

「僕は君の夫である。それは本当のようだけど 漫画でしか見ていないでしょ。

 感じがわからないんだよね。(実感がないんだよね)。だから 君が

 起きるのを待ってたんだよ。デートしようよ。」

デートに誘うチョル。さらに 続けて ヨンジュは自分のことをよく知っているが

夫の自分はヨンジュをよく知らない。だから 追いつくチャンスをくれと言うチョル。

父のところに行かなければならないというヨンジュに 父にも会おう,話があると

言います。

「デートしましょう。(う~ん 3回目。そろそろ OKしてあげて)

 準備して 近くに行ったら 電話するよ。」



いったん切れる電話。ヨンジュはすぐに かけなおします。

電話番号を確認するために電話したと言いつつ,携帯電話を買うための

お金どうしたの?と聞きます。スボンから借りたので返してもらえるかと

いうチョルです。

また 電話をかけるヨンジュ。今度はどのくらいで着きそうか尋ねます。

「30分くらいかな」

そういうチョルに1時間後にしてくれと言います。(そりゃあ 準備が

いろいろあるもんね。)

デートすると聞いてうれしいヨンジュです。



 







 

  
















Wー2つの世界ー 第11話(3)

2016-09-01 20:01:00 | Wー2つの世界
13話 見ました~

今回も若干 ホラー色は封印。

でも今度はハードボイルド色が 濃くなってきました。

息もつかさないストーリー展開と 回が進むごとに深まる謎?

ミステリーというわけではないけれど どんな脈絡でこの2つの世界が

交錯しているのか 視聴者に挑んでくるような 謎また謎の連続。

ただ ヒントは きっとちりばめられてる気がするので

最後には ああそうだったのか…と思える エンディングになってくれるのでは…と

期待しています。

13話を見終わっての感想は一言

「オットケ~ ヨンジュヤ~」

*************************************


Wー2つの世界ー 第11話(3)

ところどころ 記憶を消す前の チョルを思い出させるような言動が

気になるヨンジュです。

二人は 買い出しに近くの市場に来ました。

「服ないでしょ。何か買いましょう。」

「大丈夫です。」

「買わなきゃ…買いたいな。」

何でそんなことを言うのか いぶかしむヨンジュ。



露天の安売りの服を前に

「すきなのを選んで…恥ずかしいけれど 高い服は買ってあげられないんだ。

 お金はたくさん持っているけど 今は使うことができないんだ。

 これなんかどう?5000ウォンだね。価格がいいね。

 私達には お金がないから節約しなきゃね。私の気持ちとしては

 300万ウォンのドレスを買ってあげたいんだけど…分かってくれる?」

『300万ウォンのドレス』と聞いて 怪しむヨンジュ。

お金をヨンジュに渡して 顔を見られたら困るから買ってきてと頼むチョル。

店の人にいくらか聞いて支払いをするヨンジュ。振り向くとチョルは足早に

どこかに向かっています。




どこに行ったのかと 服を入れてもらった袋を

下げて市場を探すヨンジュ。どこにも見あたらなくて不安になったその時

アイスクリームをもって現れました。

「とっても暑いから…これ食べて他も見ましょう。

 …おつりは?」

おつりをヨンジュが渡すと 無駄遣いしちゃだめなんだと言ってしまうチョル。

市場の外れの建物の軒で ならんで座りアイスを食べます。

「おいしいね。 味はどう?」

「バニラ味よ」

「一口」

と言って ヨンジュの腕をつかんでひきよせ ヨンジュのアイスをパクリ。

「いまいちだね ぼくの方がおいしいよ。食べてみて」

と ヨンジュの口元に自分のアイスを突き出します。

しかたなく 一口食べるヨンジュ。

「ぼくの方が おいしいでしょ。」



「先から なんなの?本当に」

「何がです?」

「あなた逃亡者でしょ。1ヶ月しかたってないのよ?それに

 あなたは 私が何者なのか知ってるの?私の身元も知らないのに

 一緒に市場に来て服を買い…アイスクリームを食べて

 何考えてるんです?…こんな生活を続けて過ごす気なんですか

 何もせずに…」

「(こんな)脈絡のない状況に陥ったら 普通気が狂うよ。

 気が狂ってると思って。僕今は何も考えてないんだ。

 ひと月の間 たくさん考えたよ。何にも考えが浮かばなかったけど

 今 2つの選択が残ってるんだ。逮捕されるか自首するか。 どちらにしても

 一生監獄の中でしょう まるで運命であるかのように。どんなに努力しても

結果は同じ。私の人生は、サッドエンディングに決定してるようなんだ。

 で 今 僕たち ショッピングして アイスクリームを食べて…2つ

 したでしょ。さあ いきましょ。」

『2つしたでしょ』という言葉にまた怪しむヨンジュ。

スーパーで日用品を買う二人。新婚さんみたいです。

「お菓子買いますか?」

クマの絵のついたチョコパイを取って

「これ食べたことある? これ買おう。」

と言いカートに入れます。



「一緒に食べる人がいると思うと 食欲が湧くんですよ。

 スイカも買いましょうか?」

(チョルが心配でここまで来たのに 思ったより深刻な感じもなく

 でも どこかしら 危なっかしくて目が離せない感じが不安で

 しかも ちょくちょく 昔の彼を思い出させるような行動に
 
 とまどうヨンジュです。)

たくさんの買い物をして 隠れ家に戻ってきた二人です。

「スパゲティを作るね。クリームスパゲティ好き?」

少し驚いて「料理 できないじゃない?」と言うヨンジュ。

それを聞いて くすっと笑い

「誰が言ったの?僕が料理できないって?」

しまった口を滑らしたと思い唇をかむヨンジュ。

「当たりです。料理できないですよ。インターネットで勉強したんです。

 たくさんはできないけど,作ってあげたかったんです。

 いつか オ・ヨンジュさんにあったら…。」

(普通に聞いたら 命を助けてもらったお礼とも とれるけど

 記憶をなくす前の 深夜のラーメン作りシーンを覚えてたら

 期待してしまう言い方です。)

「え?」

(ほらほら ヨンジュもちょっと気になってます。きっと…)

「お風呂にどうぞ。浴室はそっちです。」

とシャワーを促すチョル。

洗面用具を受け取り,買ってもらったワンピースの袋を持って浴室へ

行こうとしたヨンジュの耳にチョルの独り言が飛び込んできました。

「これで4つだな だから,あと2つしたら 全部だな。」

その言葉に チョルのペントハウスで絵本に付箋を付けて

したいことリストを作ったことを思い出します。



「今さっき なんて言ったの?」

「何?」

「さっき 宿題のこと言ったでしょ?」

「あ~宿題。」

あっさり肯定的な口調の返事

「それ どういう意味?」

「甘いことを1日に10個するっていう宿題。でも,あなたの夫は

 4つしかできずにいなくなった。…だから あなたの夫の代わりに

 残りをしてあげようと思って…救ってくれたお礼に」 

驚くヨンジュ。

「僕が あなたの夫に似てるんでしょ。違う?」

「どうして知ってるの?宿題の話なんてしてないのに…」

「見たんです。」

「どこですか? どこで見たんですか?」

リビングに置いてあった漫画を取り出し

「ここで」

というチョル。それはWの漫画34巻最新号でした。

驚いて持っていた物を落とし口を押さえるヨンジュ。



「この漫画知ってるよね。その様子だとよく知ってるようですね。

 これを見ました。オ・ヨンジュさんの夫は甘いことを4つして

 いなくなった…ひどいやつですよ。いったい結婚した女性にそんな

 仕打ちができますか?」

回想シーン

ドユンが チョルのところへ来たときのこと

解決方法がなくて 証拠も見付からないとチョルに告げるドユン。

自首するしか他に方法がないと言います。

オ・ヨンジュのこと何か分かったか聞くチョル。

分からないが ハン・チョロもオ・ヨンジュを探していると

告げます。そして かばんから 漫画を取り出しチョルに渡します。

オ・ヨンジュという名前があったから持ってきたと言います。

自分は全部はまだ読んでないけど…というドユンです。

病院で聞き込みをしていたときに医者から受け取ったようです。

医者は仮眠室のベッドでそれを見つけていました。

(!!!そう言えば コードブルー発生時に ヨンジュは

 仮眠室で漫画を読んで泣いていたんでしたよね。なんと

 一緒に持ってきていたというわけです。)

「僕は これがあなたのだと思ったんだけど…違う?」

頻繁に出歩くこともできないので 部屋の中で何度も何度も

漫画を読み返したそうです。今ではもう会話を覚えているぐらいに…

そうやって全部読み込むと カン・チョルが少し哀れでばかなやつだと

思ったと言います。だから,捕まるわけにいかなかった。あなたに会うまでは…と。

この続きを読みましたか?と尋ねるチョルです。

次に カン・チョルとオ・ヨンジュはどうなるんです?と質問します。

「こんなふうにして カン・チョルは永遠にオ・ヨンジュを

 忘れるんですか?答えて…突然姿を消したあなたの夫は…僕ですか?」




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ようやく11話終了です。

つたない 韓国語では 十分正しく読み取れてないので

少し正しくなかったり,違和感のあるところもありますが

お許しくださいませ~