テレビで神社やお寺で賽銭箱からお金が取られるその様子の監視カメラの映像を幾度と見る。
なぜだ?・・・「小銭でもよいから、お金が欲しい」のだ。いくら「入っている」かわからないのに、もしかして、ないかも知れないのに黙って持って行く、つまり窃盗だ。
むかし、小学生の頃こう言われたのを思い出す「そこらで立ち小便して、ミミズや蛙にかけると目が見えなくなるぞ!バチが当たる」と。
そんなこともあって、そういうときは周りに注意して、立ち・・・。お寺や神社から盗むのは「バチ当たる」ということを学んでいないのだろう。
ところで「ああ無情」のジャン・バルジャンは無宿で教会の泊めてもらい、ご馳走されたときの銀の食器を盗む。逃げて、途中で警官に止められ、教会の連れて行かれたが、司祭は「与えたもの」と答える。ここには「情のある」のをジャン・バルジャンは知る。
神主や住職が盗人を捕まえる、盗人は「ああ無情」となる。神主や住職の台所事情も知らず言うべきではないことで、「神も仏も信じない」今の世の世情では、極めておこがましい物言いだが、私は盗人にかかわらず「バチ当たり」を説くことではないだろうか。監視カメラは参詣、参拝の安全監視のためだけに。
「バチ当たり」で言えることを、もうひとつ。神社に参拝に詣でる政治家諸君「嘘をつくとバチが当たる」と信じないなら、行くべきでない。
14日間も下船できないで、船中の個室にいなければならないというのは、お気の毒にと思う。
どういうコースで観光旅行しているのかは知らないが、もし日本国内を希望とすれば、目前にして、無下な時間が過ぎるのを待つばかり。
この時期が、また、同船乗客お互いに巡り合わせが悪かったとしか言い様があるまい。
しかし、氷山にぶつかったでもなく、海賊に襲われたでもなく、もちろん命は日本国が努力を尽くしており、財産は失うことはない。
こうした豪華船で旅行できる幸せを感じてほしいものだ。多くの日本人は船内の様子はテレビでしか見ていないのだから。
さる出版社の小冊子に、こんな書籍のタイトルが目についた。「・・・中国を潰す」「・・中国は・・崩れて・・」「・・以後の中国・・」「米中戦後の・・」「中・韓の国民根性」全38冊の中で5冊。
新聞によく広告を出す別の2冊は特段の思いは最近持たなくなった、この雑誌はそういう向きなんだと。
公立図書館に「反日種族主義」を昨年11月末に予約しているが、私の順番はまだまだ、読めるの4月頃になるのでは。
中国が「反日」「反韓」やその製品ボイコットなどで、いつの間にか「親日(?)」的な国民の動行や、韓国の同様なことも中国ほどではないにしても中央政府の意向が出ているようだ。
上記の2雑誌の子細についての本を読んだことから推測できることもあるが、冒頭のような出版が本業の売り出すのは売れるからなのだろうか?
こうした事情を理解しないで、「親中」「親韓」的な本を並べても売れないとかなんだろうか。読む人や買う人の判断でなら、日本がそういう世情とはんだんできるし、それに反対なら努力するしかないことだ。
ただ、「親中」「親韓」的な本が出ることに対して、反論するのはよいのだが、脅し的、脅迫的な、嫌がらせはすべきでない。
「大学生の就活での個人の意見や思想調査まがいのことをしている」懸念を聞いたことがある。これは出版とは異なる人権無視の、権限乱用である。
『NHK記者だ見た天皇皇后両陛下』を読んだ。前の天皇の在位中のこと。
本書の最後に、「天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ること・・・時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことも大切なことと考えてきました」とあった。天皇在位中のその姿にウソもない真心を思い出される。
翻って、(国民の半分以下の得票でしかない)国会議員から間接的に選ばれた首相が、何を勘違いしているか、平安時代の摂政関白藤原道長ごときに横暴極まりない国政を行っている。
この今道長は「桜を見る会」では道長でもしなかった国税を支出し、大勢の友人知人を大勢招き、握手をし、壇上では諸手を広げ、今太閤のように私利・私欲、「自公」党のための振る舞であった。
その不正を問うに、「耳を傾け」ずに、嘘八百を部下公務員につかせ、民意の真実を求め続ける声を馬耳東風、無視続けている。これまで実行した試しのない「丁寧な説明」の繰り返し。
天皇が目指した「国民の安寧と幸せ」からは乖離し、多くは「株価高」や「武力増強」に「金満家」のための策謀を継続している。田舎に行ってみればわかる、「普通の大勢の老人たちが集まり、あるいは子供らが屈託のないことで談笑」これが「安寧と幸せ」の根本である。そこでは貧困とかの差別もなく、皆平等感がある。
憲政史上「最長」は、いつなくなるのか。先の天皇の爪の垢ほども飲ませてやりたいものである。「天皇に首相任命、罷免の権がないのが残念」と違憲の思いが強く感じる。