「友達の友達」＝私（安倍首相）の「友達」

トランプ大統領と親しい安倍首相、二人は「友達」と言ってもよいでしょう。
デモ、もしかして「のび太とジャイアン」のような友達関係。

さて、安倍首相は韓国も含めあまり好意的ではないようだ。ことに、北朝鮮は「制裁」を加え続けたい相手であるとは、去年まで「口の酸っぱくなる」ほどの言い様だった。

ところが、「友達のジャイアン」ではなかったトランプ大統領が、北朝鮮の金委員長を「賢い」「誠意ある」とか言い出し始めたら、トーンが変わった。ついには、「無条件であって話しをしたい」とまで。「友達」に同調したが如く。
まさか「友達の友達は、友達」と言い出すのでは。「叔父さんを処刑した」人ですよ、相手は。

北朝鮮と日本に何らの変化はない。仮に「合うなら首相を辞めてから」にして欲しい。日頃口にしていたではないか、「私はぶれない」と。

NHK,芸人は大勢いるぞ！限定的になるな！

「笑点・大喜利」の出演者、吉本のコメディアン、そしてＮＨＫ連続番組の出場者が極めて､極めて多くＮＨＫの番組に顔を出す。オマケは、首相が吉本のコメディに出場する。

コメディアンあるいは希望する人は五万といるのではないだろうか。なぜ、吉本興業？所属者を多く出演させるのか？
私などは、特別かも知れないが関西喜劇はさほど興味がない。それで言うのではなく、国内に大勢いる喜劇･コメディの人の発掘と出場の機会を得られるよう、ＮＨＫ自身が努力しなければならない。民放番組の人気に便乗しての、「パクリ」をしていないだろうか。
日本独自の落語についても同様。これについては、関西落語家も共に出場を促進すべき。「正月」限定ではないか。料理番組に「落語家」も時にはよいのだろうが・・・。
さらに「笑点司会者」を、前代･現在と特別扱いしていないか。私は３０年来の「笑点大喜利」の大ファンだが、近年のＮＨＫはどうかしている。偏向だ。

ＮＨＫは日本文化の正しい報道をすべき。
「人間国宝」が「文化勲章受章」や「逝去」のときなどだけ「惜しい人を失った」と告げられても、ほとんどの国民は「そういう人がいたんだ」「ところで、何がエライの？」では、外国人に日本の伝統を語れない。

五万とはいない落語家に変わり、ＮＨＫにもの申す。

政府の隠蔽･協議、ＮＨＫの野党隠し

世論調査で、「野党の活躍が見えない」など支持しない理由に言われる。

どうだろう、テレビを見ていて、結構野党が政府を問い糾しているではないのか。ただし、多くの有権者が働いている時間、にだ。ニュースも同じく、まだ明るい時間には、野党の質問の様子が見られる。

この「テレビ」にはＮＨＫは含まれない。ＮＨＫの番組はまた違う構成だ。
明るい時間帯には国会中継以外、政治が話題になることは少ない。あっても、極めて短く、有名人の死亡や事故に関することが長い。

夜７時からのニュースでは、「国会議員の質疑質疑などもあったかな？」と思うほど、「・・・との質問に」安倍首相が「・・・」と答弁。そして、その「生の声」まで聞かせる。野党の質問なのか、与党の議員に大してなのかは不明・野党議員のしつもんの映像も１名ほど顕れる場合は、まず与党議員の質問も出す。昨夜だったろうか、年金関連での質問で「不安に暮らす」貧困層をよそに、与党議員の笑顔が質疑する場違いの様子を、与党１名vs野党１名で放映。

「安倍首相」は幾十回も連発する。野党議員の国会活動はそういうわけで多くの視聴者に伝わらない。
結果、「野党が見えない」そうしている。
因みに、民放テレビでは与党議員は小泉進次郎氏が見られるか？その程度。
（私はフジテレビ系列は見ていないので、語れない）

山は宝だ・・・孫・子に益のあるように

６月５日、改正国有林野管理経営法が、参院本会議で賛成多数で可決・成立したという。

日本は山国だ、山林が多く、緑豊か。そういうイメージを多くの国民は思っているはず。

ところが、大きくない山間の道路を走ると杉の木など倒木が多くみられる。また、この時期は雑草が多く繁茂し、とても人間が入れそうにない。（熊だって、鹿だって避けるだろう）
でも、樹木はもちろん雑草でも、地上を覆っているのはまだ安心できる。

樹木が伐採され、運搬用に作られた道、そして裸の山。茶色の土がむき出した山肌、大雨など降ったらその土は流されるだろうし、豪雨なら土砂崩れ、災害が起こるだろうことは自然予想される。

倒木でも生木でも、伐採したら災害防止のためにも植樹が必要だ。もちろん子孫に樹木・緑の財産を残すためにも。

今回の法律は、その義務がない。欠陥法令だ。孫子に「負」「負債」は残すな。

”税金は国民の血”を忘れていないか？

２基で総額６千億円以上もする地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入・建設にあたって、その高額なことに十分議論されたのだろうか？
国防は大事だとかメディアの調査に答えている国民の多くも、多分「知らない」だろう。

最近の新聞報道では、その配備のための建設場所の設定で、事実とは異なるデータで計画をしていたという。

数万円の物ならイザ知らず、これほどの物がずさんなデータを元に、税金を投入しようとは。
防衛省の関係者は「単なるミス」を繰り返しているようだ。

そう言えば、原子力高速増殖炉「もんじゅ」などは何兆円をかけていたのに、何の成果も残さず「廃炉」だ。しかも、その「廃炉」にこれまた何千億円のかけ、加えて次期計画もあるとか？

これほどの借金を抱える日本に余裕は一切ない。後世にマグマのような負担を押し付けるのか。