ささやんの天邪鬼 ほぼ隔日刊

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

バスケW杯の感動は

2023-09-03 12:17:44 | 日記
いや〜、感動した!昨夜のバスケW杯 日本−カボベルデ戦である。
何がどう素晴らしかったのか、日本を勝利に導いた原動力はどこにあったのか、など、試合の細かな経過についてはスポーツ紙の解説に譲るとして、私がどういう経緯でこの試合に心を揺さぶられたのか、そのあたりの個人的ないきさつについて大まかに記しておきたい。


私はこのところベッドに入ると、アニメ「スラムダンク」をアマゾン・プライムの動画サイトで見るのを常としている。最近、このアニメが中国や韓国の若者の間で人気を博していると聞いたからである。
それに、目下は面白いと思えるテレビドラマが少なく、わざわざTVerを開く気がしなくなったことも一因である。


「スラムダンク」という長編のこの作品をまだ全話見終えたわけではないが、バスケ試合の運びや、リバウンドの処理がいかに大切かなど、試合の面白さや基本的な見方はこのアニメが教えてくれた。


このアニメ作品は、思わぬ効用を持っていた。私が週2回通っているデイサで、私のリハビリを担当してくれているのは、大学を出たての(孫ほども歳の差がある)若い女の子のPTさんなのだが、彼女は高校のとき部活でバスケをやっていたというので、この「スラムダンク」が話題づくりに一役買ってくれたのである。


話の成り行きから、彼女との間では、勢いバスケW杯の話題も盛り上がった。彼女と知り合うことがなかったら、私はバスケのW杯があることすら知らなかっただろう。日本がベネズエラ戦で劇的な逆転勝利をおさめ、そのことがテレビのニュースショーで大きく話題になったりしたから、これを事後的に知ることにはなっただろうが、逆転勝利のあの感動は味わえなかっただろう。臨場の(先が読めない)ハラハラ・ドキドキ・ワクワク感は味わえなかっただろう。


いや〜、WBC以来の感動だった。こんなとき、私は自分が素朴な愛国者であることを痛感させられる。
次にデイサに行くのは来週の火曜日だが、そのとき私は彼女とどんな話をするのだろうか。「河村勇輝が良かったねえ」などと言うのだろうか。
アオハル(青春)と同様、感動は過ぎ去ったあとでは、言葉で表現するのが難しい。

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