「キレイ 神様と待ち合わせした女」を見た。
酒井若菜が急遽降板したことで鈴木蘭ヶが変わって
主役を演じる事になった事で、どうなっちゃうんだろう?
って心配もあった。だけど、終わってみれば逆にこれが
酒井若菜だったらどうなったんだろう?っていうぐらい
蘭ヶは輝いていた。つうかたぶん酒井若菜だったら無理
だったかもぐらい。
で、作品はというと、まず役者がヤバイ!
鈴木蘭ヶ、高岡早紀、宮藤官九郎、片桐はいり
阿部サダヲ、岡本健一、大浦龍宇一、橋本じゅん、
荒川良ヶ、大人計画のいろんな役者
もちろん松尾スズキ
みんな個性が出まくり。まあ、かなりの面子だからある
程度は予想されたけどね。想像以上。それが、松尾さん
の演出にかかってさらにパワー付けちゃうから、見てる
方が圧倒されちゃうわけ。
なかでも片桐はいり の迫力は思わず目をそらした。。。
そして内容は、人間は生きていくためには、自分の欲求
を満たすためには誰かを犠牲にしてる。だけどその誰か
が自分の過去だったり未来だったりって言うこともある。
で幸せって何かを彷徨い続ける。中には外見なんか省
みず一生懸命生きる奴もいる。地位や名誉を得る人間
の嫌らしさも、時に時事ネタやアドリブも交えながら、
笑いと歌でドンドン観客を舞台に引き込んでいく。
とにかくどっぷり松尾ワールドにはまってしまう作品だった。
鈴木蘭々に変わったんだ。
へぇ。
見ているお芝居の趣味が近いみたいですね。
もしかして次は「エドモンド」ですか?
次はユースケの「姫の愛したダニ小僧」を見に行きました。
で、このなつのメインは「おじいちゃんの夏休み」
秋口は「天保12年のシェークスピア」が予定されてます。
エドモンドは確かに候補でした。