インドネシアのジャカルタに一月から赴任している。
日本では80人近くの管轄、実質のチームとしては30人のメンバーと仕事をして、何よりも外部の方との繋がりが大事な部署にいたため同業、異業種、広告会社、メディアの方々などさまざまな人と仕事をしていた。しかし今は、社員は3人、販売代理店さんは2社、運輸会社、そこに法律事務所、会計事務所、銀行ぐらいの関係の中で仕事をしている。小さなことでもなかなかスムーズに進まず、一つ一つ丁寧に催促をしていかないと仕事が止まる。ただ日本みたいに説教や感情を出すのはやめている。もし社員に仕事を放棄されたら代わりを探すところから始めなければならない。そう考えると日本の会社は、逆にどんなに辛い仕事でも終わらない事はないんだし、サラリーマンなんだかは代わりはいるから気楽になんて言ってたことが信じられない。
日本では本当に恵まれた環境で仕事をさせてもらっていたことを痛感している。
なんだかんだ、いつものメンバーがいてくれたから、外に人脈広げたり、新しい仕事をしようと前向きになれていたんだ。自分の力なんか小さいもんだったんだ。色んな人間がいるけど、私は一定の安定がないと何もトライできない男だったんだ。この今の気持ちが変わるのか変わらないのか。
目の前のことにとにかく一生懸命になってしばらくやっていこうと思う。