観たかったけど、抽選に外れて行けないはずだった舞台
「ひばり」のチケットを先輩から譲ってもらい行って来た。
蜷川幸雄の演出というのでただでさえ楽しみなのに、松た
か子のリベンジ(前観たときは元気なかったから)という
事でかなり意気込んで観覧。
ジャンヌダルクがイギリス軍にとらえられて宗教裁判に
かけられている様子を、舞台チェンジなしに、ジャンヌダル
クの半生を回想していくという演出。かなり難しい演出だっ
ただろう。ただですね。。。蜷川さんならもうちょいやって
くれてもいい気が。あまりにゴールドシアターの人をつか
わなければという事に縛られちゃったのかな。。まわりに
傍聴人役などでその人らがいるんだけど。。それによって
演出の幅が狭められたしまった感が個人的にありました。
ただ、松たか子が演じるジャンヌダルクはすごく少女と大
人の間をさまよう子が、フランスと神という大きなものを
背負った辛さと、強い意志を持つ事への喜びを両方を感
じながらの演技は最高でした。松たか子リベンジは充分
すぎる演技でした。
ちょっと驚きがある舞台、演出を期待しすぎたかな。