旅がらすな日々

上州にふるさとを見つけ10年余。世界を走り回りたいけど他にもやりたいこといろいろ。ラン日記のはずが走らない言い訳日記

11月29日 世界の残りの半分を見ると

2015-11-29 20:09:09 | 日記

旅のことじゃありません

だって、まだ全然半分どころか1%も見てませんから

昨日の東京新聞 夕刊の1面

1年前に他界された菅原文太さんの妻、文子さんの寄稿です

アルカイダ、タリバン、IS・・・

テロが起こされるたびに、大騒ぎになり、犠牲者にスポットが当てられ

非道なテロ行為へ大きな怒りの声が・・・

それは当然のことだけど

なんか違和感が。

人の命の扱いに軽重がありすぎ。

空爆で犠牲になるたくさんの非戦闘員

政権(たいてい、アメリカなどがバックで応援してる)から弾圧されて、拷問や虐殺されてきた人たち

小さいころ誘拐され、戦闘員にさせられ、生まれ故郷を攻撃させられた子どもたち

病院や学校を爆撃して子どもたちを殺しても「誤爆」で片づけたり

そういうことが繰り返されても、大騒ぎにならず、

犠牲者ひとりひとりに、人としてスポットが当てられることがどれほどあったか。

私のいつも感じるそういうもやもやを、スッキリ文章にしてくれたのでした

菅原文子さんは、辺野古基金の共同代表でもあるそうです。

それで、この記事に感動した私はさっそく今日、

辺野古基地建設に反対する集会のため東京まで行ってきました。

今日の集会の発言で一番すごかったのは、

「10年前、中学、高校生だったころ、辺野古のカヌー隊に入って

何度も沖縄まで通い、高校の友達も誘いました。」という若い女性。

こういう場にくると、いつもいろいろ感動する話が聞け、元気が出る。