gooブログはじめました!読書を再び愛し始めた男です。

映画や読書の感想を、自分の思いの儘に綴ってみようかと。

犯人は誰だ???、東野圭吾著「どちらかが彼女を殺した」を読破しました\(◎o◎)/!

2013-06-19 21:33:14 | 日記
「どちらかが彼女を殺した」を読み終えました。

これは、ちょっと面白い結末になる物語です。

容疑者が二人いて、どちらかが殺しかたと言う話なのですが、

結末で、犯人を教えないという終わり方なのです。

こんな結末の小説は初めてでした。

ただ、ほんの少しだけこっちが犯人だったのでは?

と、思わせる表現が一か所あるのですが、

作家さんに聞いてみないと解らないです。

簡単なストーリーは、

「和泉園子」は、電子部品メーカーの東京支社に勤務する愛知県出身のOLです。

彼女には、愛知県豊橋署交通課に勤務する兄「和泉康正」がいます。

両親は既に他界し、肉親は二人だけと言う兄妹です。

12月のある金曜日の夜「園子」が兄「康正」に電話をします。

「元気の無い声で、信頼していた人に裏切られた。

でも大丈夫、明日にはそちらに帰る」と言って電話を切ります。

しかし、月曜になっても連絡が取れない「園子」に兄は東京に向かい、

彼女のマンションで彼女の自殺死体を発見します。

しかし兄は、その状況に不審を抱き他殺と判断します。

それから、兄「康正」が犯人探しの活動を始めるのですが、

そこに、「嘘をもうひとつだけ」に登場する

練馬警察署の加賀刑事が出てきます。

「康正」は交通課の警察官、一方「加賀恭一郎」は練馬警察の刑事。

加賀刑事も他殺の線が捨てきれず、独自捜査をします。

兄「康正」は、復讐心からこちらも独自捜査をし、

遂に的は二人に絞る所まで来ます。

そして、「康正」は妹が殺されたように、

身体に電気を流す装置を二人に取り付け、

スイッチを入れれば二人とも死ぬか、

真犯人の方だけスイッチを入れて、そっちだけ殺すか、

そこまで緊迫した状況になっているのに、

最終的には・・・・・。

どっちがどうなったのか解らないのです。



小説では、次のように書いてあります。

「彼(康正)はもう一度二つのスイッチを顔の高さまで持ち上げた。

・・・・・・・中略。

やがて彼は一方のスイッチを離した。

残ったのは、犯人の身体に繋がっているほうだ。

「和泉さんっ」加賀が叫んだ。

・・・・・・・・中略。

体当たりを喰い、康正は床に倒れた。

スイッチは彼の手を離れた。

それはONになっていた。

・・・・・後略。」


このように書かれていて、スイッチをONにしたのは、

「犯人に繋がっている」とは書いてあるけど、

「だれそれ」と犯人の名前は書いてないのです。



  ”どなたか、犯人の名前を知っている方がいらしたら教えてください!!”



今度は、県立図書館から借りてきた、

「月光ゲーム:Yの悲劇’88」(有栖川有栖:1989年1月20日初版、東京創元社刊)

を読みます。というか、もう読み始めています(*^_^*)


近所の喫茶店に行ってみました。

2013-06-19 00:13:57 | 日記
家内を病院に送り届け、治療が終わるまで家で待つつもりで、

帰路についたのですが、ふと思い出して近くの個人経営の喫茶店に行ってみました。

都会では、タリーズやドトールなどのチェーン店が常識化され、

個人の喫茶店なんか、千葉に居る時は行った事が無いと言うほどでした。

でも、宮崎は何故か(というより、中央の大手喫茶チェーン店が少ないせいかも?)

個人のお店が結構残ってます。

とは言え、少し離れた所に「タリーズコーヒー」があるのですが、

そこはいつもテラス席まで埋まっています。

近所のY喫茶店は、来店が早かったのかママと見られる方が、

表のはき掃除をされているようでした。

そこで、その方に「入っても宜しいですか」と尋ねたら、

「どうぞお入りください」と言われたので、入店しました。

店は、かなり長い間手を入れた様子はなく、センスのある店には思えませんでした。

古いけどふかふかのソファー付きのテーブルが、4,5セットあり、

カウンターにも高椅子が5脚ほどあった気がします。

コミック漫画は前の棚が右左に移動して、奥の本が取り出せるような棚が、

2段重ねで置いてあり、コミック好きには良いかもしれませんが、

新聞や最近のトレンディーな本は、2か所に山積みされ、

手が出しにくいと思いました。

誰も客はいないので、道路際の席に座ったら

ほどなくママが、温かいおしぼり(冷たいのが欲しかったナ)とお冷とメニューを持ってきてくれました。

メニューを見ていると「あのー、今はこのメニューの値段より、

すべてプラス50円させていただいておりますので」

と、おっしゃいました。

金持ちで、気の弱い僕は「あそうですか」としか言えませんでした。

アイスコーヒーを頼みましたが、「うーん、これが喫茶店のアイスコーヒーだよなー」

と言えると思っていましたが、「キーコーヒー」が販売している1Lパック(¥298)の方が

よっぽどおいしいーと思いました。

確かに、フレッシュミルクだけは「スジャータ」と違って美味しかったけど、

僕はアイスコーヒーを飲みに来たのだからーーー。

ま、そんなことはさておいて、余り美味しくないアイスコーヒーを飲みながら、

東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」の続きを暫く読んでいました。

迎えの時間も近くなったし、アイスコーヒーも無くなったので、

レジに行って支払いしましたが、¥450でした。

ちょっと複雑な気もしながら、「ごちそうさま」と店を出ましたが、

もう少し、新しい経営をされるといいのになーと思いつつ、

病院にハンドルを向けた僕でした。