gooブログはじめました!読書を再び愛し始めた男です。

映画や読書の感想を、自分の思いの儘に綴ってみようかと。

パートカラーと書かれた映画を観た事ありますか? (^u^)

2013-06-21 21:49:21 | 日記
昭和40年代前半の頃(随分昔)、僕は20代になったばかりでした。

一応宮崎市内の電気店に勤めていました。

その頃は勤務先の親会社の社員寮に入っていました。

社員寮と言っても、何軒かある一戸建ての社宅を独身用にしているだけでした。

そこはただ寝泊まりするだけで、管理人さえいませんでした。

親会社勤務の寮生も日曜日は休日と言う人もいたので、

(と言っても、5.6人くらいでしたが)

土曜の夜は、いつも飲み会でした(と言っても寮の中でですが)

午後11時過ぎるころになると、誰からともなく「オールナイト見に行こや(宮崎弁)」となり、

深夜になってぞろぞろ若者が、映画館へ向かって歩いて行きます。

2、30分位で目的の映画館に到着しますが、

そこは今で言うアダルト映画の専門上映館です。

ここは24時頃から明け方まで3本位上映して、入場料は300円位だったと思います。

入場すると、みんなが横一列に座れるような席を取ります。

土曜日とは言え、客はそんなに入っていませんので

簡単に座れました(アダルト映画館ですしねー(*^_^*))

来る途中の酒屋で「サントリーレッド」の「大瓶(っていったかなー?):1440ml」と、

紙コップと、さきイカなどを持ち込んで、

今まで飲んでいたのに、また飲み始めるのです。

映画のストーリー全体は、白黒映画です。

ですが、男女の絡みのシーンになると「カラー映像」になるのです。

ベッドシーンが終わって、煙草を吸うシーンからはトタンに白黒になるのです\(◎o◎)/!

ある時、入場の時に赤と青の色眼鏡を渡された事がありました。

いまで言う3D映画(当時は立体映画と言いましたが)を上映するからなのです。

映画が始まると、博士が出て来て「私は人が来ている服が透けて見えるメガネを発明しました、

私がメガネを掛けたら、皆さんも掛けて下さい」と画面の中で説明します。

内容はちょっと覚えていませんが、

例えば、道を歩く女性がいたとして、その時博士がメガネを掛けると、

画面はカラーになり、赤と青の線でできた画面(立体画面)になるのでメガネを掛けます。

すると、歩いていた女性はオールヌードになって歩いているのが立体的に見えるというものでした。

たしか、外国(当時はアメリカ映画だったのでしょう)の物だった気がします。

立体映像は別にして、これが「パートカラー」という映画です。

この後数年たつと、アダルトに限らず「オールカラー」

もしくは「総天然色」と映画の看板に書き込まれるようになり、

カラー映画が普通になって行きました。

そうなると、看板から「オールカラー」「総天然色」の

文字も無くなって行きました。

まー、僕の青春時代の思い出ですけど、なにか? \(◎o◎)/!