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福島第一原子力発電所1~3号機

2012年09月09日 | 東日本大震災 ・ 災害 ・感染症

福島第一原子力発電所1~3号機における

原子炉注水量の低下について    ( 続報15 )

                                 平成24年9月8日
                                 東京電力株式会社

 

 福島第一原子力発電所1~3号機については、

常用原子炉注水系にて原子炉への注水を継続しているところですが、

8月30日午後3時、定時のデータ確認において、

1~3号機への原子炉注水量の低下が確認されました。

                               8月30日 お知らせ済み )

 その後、複数回にわたり注水量の調整を行ってまいりましたが、

前回のお知らせ以降、流量に大きな低下が見られていないため、

注水量の調整は行っておりません。

○ 注水量の状況は以下のとおりです。

   ( 9月8日午後4時時点 )
   ・ 1号機:4.9m3/h ( 必要注水量3.8m3/h )
   ・ 2号機:6.9m3/h ( 必要注水量5.4m3/h )
   ・ 3号機:7.0m3/h ( 必要注水量5.4m3/h )

○ 午後4時における各号機の原子炉圧力容器下部の温度は以下の通りで、

  有意な変化は見られておりません。

  また、他のプラントパラメータにも有意な変動は確認されておりません。

   ( 9月8日午後4時時点 )
   ・ 1号機:35.7℃
   ・ 2号機:49.1℃
   ・ 3号機:52.5℃

○ また、本日(9月8日)午前9時32分頃より開始した

  バッファタンク内の浮遊物等の浄化作業は、

  本日分の作業を午後1時40分頃に終了しております。
  明日(9月9日)も浄化作業を行う予定です。

○ 引き続き、原子炉注水量を監視し、必要に応じて注水量の調整を行ってまいります。

○ 注水量が低下する原因については、引き続き調査を行ってまいります。

  現時点でモニタリングポストの値に有意な変動は確認されておりません。

  今後も引き続き、冷温停止状態の維持、

  プラントの安全確保に万全を期してまいります。

以 上

 

 

                                      東京電力