子どもの描いた絵や塗り絵で、心理や親子関係がわかるので分析してみますね。
今回の絵は、今はすでに大きくなっている受講生の方の「幼稚園時代の絵」です。
・紙の使い方
・どこの位置に何を書いているか
・かいたものの大きさ、形、線
・色の組み合わせ
などから、絵を分析し、親子関係による影響をみていきます。
親子関係はとても影響が大きく、
仲良しの家庭でも、そうでない家庭でも、
親の影響で、良くも悪くも考え方が出来上がり、
大人になってからも悩むことは多いのです。
①人の絵(黒、赤、青)
ほっぺが真っ赤で、頭にお花らしきものがありますね。
この絵から、大人になってから、どういうことで悩みやすいかが分析できます。
怒りを抱え、我慢し、無理をして頑張っているわりに、本心が言えません。
本当は主張したいことがたくさんあり、頑張っている自分を認めてほしいのに、
意地を張って素直に言えないことも。
常に心がカチカチ状態。
素直になる方法がわからず、心が疲れやすくなります。
子どものころから長くすり込まれているクセなので、何かあると、
すぐにそのクセが出てきます。だから、大人になってからも、
人間関係で悩みやすかったり、親子関係が修復しにくい方は多いのです。
(とくに、昭和30年~40年代生まれの方は、親で悩むケースは多い!)
この方の場合、「親の性格が、常に戦闘態勢なので、その中で生き抜くには自分も戦闘態勢」と
いうクセがあるので、全力でぶつかっていきやすいからこそ、ストレスをためやすい。
勝ち負けにこだわると、平和な関係が難しいということがでてきます。
でも、逆に良い面もあります。
我慢強く、真面目。
地道に頑張る情熱的なところもあり、やると決めたらやる!という強さもあります。
大人になってから、自分の良さや改善点に気付けば、どう親と接すればいいのか、
いろいろなタイプの人と、どう接すればいいのかがわかるようになり、ラクになりますよ。
お子さんの絵を何枚か分析すると(1枚だけではなく、10枚程度を分析すると、より深くわかります)
「その子の考え方、どういうことで悩みやすいか」がわかるので、「対処方法」が見えてきます。
ちなみに、うちの娘は保育園だったのですが、絵を見て、「いじめにあっていることに気付き」
その子とお母さんと話し合って解決した経験がありますよ。
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