トリプルＴ

一瞬にして多くの生命を奪った大津波。
生命に対する自然の脅威はトリプルＴだ。
Ｔｓｕｎａｍｉ
Ｔｏｒｎａｄｏ
Ｔｙｐｈｏｏｎ
のＴ３（３乗の意）
東北東海岸線２００Ｋに及ぶ津波の被害マップが
掲載された。

津波の高さは女川の１７．６ｍから大洗の４．２ｍまで
様々だが平均１０．３ｍの巨大高さ。
悪化の一途を辿る福一は１４ｍだった。

コンタミ３

今日の第４Ｇの計画停電は回避された。
これで３日連続で無停電だ。

一方福一は、益々厳しい状態が深まり緊張する。
トラブル発生後１７日経過も安定化へのプロセスは程遠い。
新たにタスクフォースを立ち上げ、司令塔にして決死の
終息を図らねば、東日本の空・陸・海のコンタミは
計り知れない。あの最初の２９億Ｂｑのコンタミ報に
愕然とした。これは０．０８Ｃｉ（キューリー）という
恐ろしい数値だからだ。シーベルト、グレイを超えた
キューリーの領域だ。
再分析で誤りだったことが報告されたが、最早東電の
放射線管理、核成分分析、修復作業力には期待できず、
早いタスクフォースの投入を・・・

それにしても現場の最高責任者の福一原発所長は、
会見に出てきているのか？分らない・・・前所長役員は
涙の詫びをされたが、なぜ現所長は前面にでないのか？
それともカイケンシテイルメンバーの中にいるのか？

福一からの１００Ｋ、２００Ｋ、３００Ｋ

変化

昨日都浄水場の飲料水から１９０Bqのヨウ素を検出。
都民は騒然となった。とりわけ成長期の乳幼児に
対する規制値１００Bq超大きく超えたことが衝撃。

今朝、ペットボトル水の調達のため、開店３０分前から並び、
用意された５０ケースの１ケースをからくもゲット。（２L＊６本）
列は１００人超でベービーカーの若い母親が目だった。
早速東京の若夫婦に宅配手配。

それにしても、F1コンタミは、露地野菜、空中拡散、飲料水と
拡がり、次は海産物だ。（F1:福島第一原発）
従事者の困惑、消費者の不安は募るばかり。

原発は依然、暴走からの安定は遥か彼方？
最早東日本は最大不幸地域（社会）。
直ちに非常事態宣言が出てもいい。

今情報が入り、都水道水は７９Bqだそうだ。

さて、今日のタイトルに触れる。
大震災後の日常性の消えた変化を３ツ感じる。
・TV－CMが消えた（ACなんとかばかり）
・朝刊チラシが消えた(分厚い新聞がチラシなしで痩せている)
・宣伝メールが消えた（五月蝿いジャンクメールが皆無）

悲しみの３月

悲しい３月だ。
いつもの年には、春間近のこの時季、さくらの
蕾が赤づき、開花の報道が走る。２０１１年の
さくらは各地で祭りが自粛され、寂しい春入りとなりそう。
当のさくらも、開花を躊躇しているようで悲しい。
　　　
今年のさくらは鎮魂桜か？

４K

地震・津波被害の支援体制が遅遅として進まない。
政府よ、野党よ、議員よ、身を粉にせよ！
４K状態のこれは戦いだ。
Kiga：食糧が、モノがない、届かない。・・・被災地優先の強権発動
Kokatu：化石燃料がない、不足。・・・精製Pの再稼働が始まりつつある
Kaku：原発核拡散がヒタしたと拡がりつつありそう・・・次善策を！
Keikakuteiden：４月までがこの先１ケ年も？・・・耐乏生活が続く、意識改革要

とにかく早く原発を押えこんで、東北被災地支援に集中したい、されたい。

この日コンタミが、ホウレンソウ、かき菜、原乳の出荷規制、海産物への影響も懸念情報。