情報を極度に減らしているからか、書こうとする内容が減ってくる。
ネットニュースも見ないようにしてるんで、なおさらである。
もう一つはobsidianに日記を書いてるので、ブログを書いた気分になってしまう。
これはよろしくない。
というわけで最近読んでる本のことについて書いてみるか。
最近残像力トレーニングの本と玄侑宗久さんのまわりみち極楽論を読んでいる。
残像力トレーニングは空き時間にちょっとやろうかなと思っている。観想の練習みたいなもんである。
極楽論の本は、割と量が多くなかなか読み切らない。
この著者の方は僧侶であり芥川賞作家でもある。
二兎追うもの一兎も得ずということわざもあるけど、人生は何兎も追った方がかえっていいというのは確かにそう思う。
バランスが大事で、一兎にこだわると結果何も得られなかった時になにも残らない。
バランスよくいろんなものを追っていけば何か手に入ったり残ったりする。
収入源も複数持ってた方が安心だし、一つに絞らない方がよい。
世間の見方は結構逆で一つに絞る方がいいと思っている。
僕はこれはこれで確かにいいとも思う。自分の生き方を一つに絞ると楽になることは確か。
だがなかなか絞れるもんじゃないし、納得して絞るのは難しい。
どちらかといえばこれだ!と視野を狭めてこれだけでやってくぞとめちゃくちゃ頑張ってるような感じ。それだと辛い。
ただの煩悩を肯定するのはダメで、煩悩だと理解したうえで肯定するというのは前にも似たようなことを書いた。
欲望はいいことだ、全肯定全肯定なんてやってもおおかた苦しくなるだけで叶わない願望に追い詰められるだけである。
そのままでありのままで幸せなのだということはない。今この瞬間さえも無常。
欲望に食われないように、欲望を扱うのはとても難しい。