旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

御岳山・レンゲショウマ【東京都】

2019-08-31 23:39:38 | 東京都の山

会山行で奥多摩の御岳山929mへ。
現在、『レンゲショウマまつり』が開催中。
群生地としては日本一の規模を誇るという。
初めてみるこの花はとても楽しみだった。
(会山行が中止になってももちろん単独で行く気でいた。)

今回の参加者は14名。
(当初は16名だったが都合により急きょ2名減。)

<コース>
御岳駅~(富士峰公園散策レンゲショウマ) ~御岳神社(お参り) ~長尾平分岐~七代の滝~天狗岩~ロックガーデン(昼食・コーヒー)~ 綾広の滝~長尾平分岐~御岳駅

JR青梅線御岳駅ではたくさんの人たちが降り立った。
駅前集合09:00→西東京バス→滝本駅(ケーブルカーの下の駅)→御岳駅(上の駅)へ。
簡単なミーティングを済ませ、レンゲショウマを見るためさっそく富士峰公園散策に移る。





ササに覆われた斜面で、花はうつむき加減に咲いている。
奥ゆかしすぎるほど下向きなので、写真を撮るのが難しい。
一つひとつ味わい確かめながら撮りたいのだが、団体行動のためそれができない。
とにかく目につくもの手当たり次第といった感じで、シャッターを押すだけ。
そのカメラと言ったら、これまたエラー表示が出ている状態で、スムーズに作動してくれない。
皆に遅れまいと焦りつつ、“団体行動だから仕方がない”。

















(JR御岳駅方向を見下ろす)


御岳神社に向けて進む。



(フシグロセンノウが咲いている。)


(トリカブト咲く道)


(鳥居前には全員が来たが・・・)


(実際に石段を上って社殿にお参りしたのは5名だけ)


(迫力大の筋肉モリモリのドーベルマンのような狛犬)


(神社から皆さんの待つ下に向かう。)


長尾平分岐で小休止。
七代の滝を目指し、段差の大きな急な下りを続け、谷底に到着。
濡れて滑りやすそうな岩と丸太を渡り、滝水の落ち口まで行ってみた。
次から次に人が来るので、長居はできない。



(長尾平からの下りは、急で長い。)


(ヤマジノホトトギス)


(ここを曲がれば七代の滝。濡れた岩場歩きは、苔で滑りやすくなっていないか心配になる。)


(七代の滝:人が写りこまないタイミングで撮るのは難しい。)


(タマガワホトギス:タマガワと付くのでこの地域の固有種かと思っていたら、全国に分布しているとのこと。)


この七代の滝すぐ脇の連続する鉄ハシゴを上って、ロックガーデン入口を目指す。





天狗岩に出た。
設置されている鎖を使って岩によじ登る人もいれば、その根元で休憩する人たち、到着する人たちでたちまち渋滞となる。
われわれは呼吸を整える程度の立ち止まりで、次にロックガーデンに向かった。





渓谷沿いの道は、今日の天気も影響し、湿って暗い。



(薄暗い沢沿いの道で、色鮮やかに咲いていたフシグロセンノウ)






東屋、トイレ、テーブルなどがあるところでは、すでに大勢が休んでいた。





そんな中で、1か所の空きを見つけて、昼食・コーヒータイムとなった。
今日は、ガスバーナー(2台)、ドリップコーヒー&ミニケーキを持ち込み、食後の団欒。
(うるさくて周りの方々の迷惑になったのではと少し気がとがめるが・・・。)



(綾広の滝に向かう。)




(綾広の滝)


綾広の滝でしばし立ち止まり、集合写真などを撮る。

大岳山方向との分岐を左折し、御岳神社方向を目指す。
道は平たんでとても歩きやすい。

神社奥の院入口にある巨木「天狗の腰掛け杉」で小休止し、ケーブルカー御岳駅まで戻ってきた。



(奥の院入口の鳥居と天狗の腰掛け杉)


(神代欅けやき)


臨時増便されたケーブルカー、バスと乗り継ぎ、予定時間よりも前の午後2時40分にJR御岳駅に到着。
一応、ここで解散となった。

はじめホンの少しの間小雨がパラつくこともあったが、曇りの天気のままの一日だった。
     *
河辺駅で下車・温泉入浴するグループ、武蔵溝ノ口駅近辺で新会員を囲んでの飲食グループに分かれた。(わたしは、後者。)
結局、我が家帰宅は午後8時を過ぎてしまっていた。




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