秩父多摩甲斐国立公園内にある浅間嶺(せんげんれい 903m)~松生山(まつしょうやま 933.7m)~払沢(ほっさわ)の滝を巡ってきた。
朝の気温は低く、武蔵五日市駅から乗ったバスは暖房がきかないようで、結局歩き出してしばらくまで体が硬直。
それでも快晴の天気の中、想定よりも1時間以上早く縦走路を楽しむことができた。
日曜日は都合により出かけられない。
天気予報では土曜日が絶好のお出かけ日和だという。
”思い立ったが吉日”
それならやっぱり行ってこようと決行。
朝4:45に我が家を出て、いつものコンビニで昼食を確保。
田園都市線の始発に乗って、JR武蔵溝ノ口駅へ。
そこから南武線で立川駅、武蔵五日市駅と乗り継ぐ。
そして西東京バスに乗り込んで、今日の登山口のあるバス停に到着。
この途中、小学生たちがジャラジャラ鐘の音を立ててバスに乗ってきた。
その会話では払沢の滝付近でクマが出たという。
最近のクマは越冬しないこともあるというから、この時期でもまだまだ注意が必要。
とにかく寒い。
霜が降りている。
浅間尾根登山口バス停から少し戻り左折し、橋を渡る。
舗装路を上がり、ソバ家、民家のなどの脇を進むと登山道らしくなってくる。
(舗装された林道に出て、これを横切り、山道に入る。)
(スギ木立を行く。)
(明るい光に包まれた広葉樹の道は、それだけであたたかな気持ちにさせてくれる。)
何体かの野仏様を見ながら来ると大岩の根元にまたまた石仏。
ここでは合掌。
眺望の開けた場所に出た。
体はまだ温まらない。
(サル岩)
(リンドウを見てホンワカになる。)
(画像中央に石祠がある。)
(寒々)
開けたカヤトの尾根に出た。
(足元には霜の降りた落ち葉)
(左は御前山、右は大岳山)
(左は大岳山、中央は御嶽山、右端は日の出山)
先を急ぐ。
(直進せずにここを右折して尾根道を行くコースに入る。)
(浅間神社)
トイレ棟などがある広場に出た。
そこから木の階段を上って浅間嶺展望台に到着。
(展望台から富士山を遠望)
この展望台では大勢が思い思いに休憩している。
数枚の写真を撮って腰を下ろさずすぐに移動開始。
(松生山への分岐)
松生山山頂にはここから片道30分。
紅葉を楽しみながら上って行く。
(ドウダンツツジの紅葉)
(尾根道)
小さなアップダウンを繰り返し、松生山に着く。
山頂では富士山を眺めながら1組のご夫婦が昼食休憩していた。
こちらは、その邪魔をしないようにしつつ数枚写真を撮ってきた道を戻った。
(眺望の良い場所は広くない。)
(松生山山頂)
(山頂から遠望する富士山)
(富士山アップ)
分岐まで戻り、落石注意の個所、カタクリ群生地などを経て、ヒノキ、サワラの森の道を下る。
(歩いていると上部から石がカラカラ音を立てて落ちてきた個所もあった。)
(下方から上がってきた大人数のグループとすれ違う。)
またまた下って峠の茶屋の前を過ぎ、舗装された道を左折し、大山祇神社に出た。
(大山祇神社)
(神社前の茶店)
林道を下る。
(ここでは右折する。)
舗装された道を行く。
周囲の山々を見て、谷の深さに険しい地形だとつくづく実感する。
時坂(とっさか)峠を越して、関東ふれあいの道の小道に入る。
(このトイレ棟から関東ふれあいの道にふたたび入る。)
(細い急な傾斜の道を下りる。)
(左上から右の方に、そしてこの斜面を下ってきた。)
(舗装道に出たところではサクラが咲いていた。)
ここからの舗装道歩きに飽きてきたところで払沢(ほっさわ)の滝の駐車場に到着。
(中央奥にトイレ棟がある)
休憩することなく往復30分の払沢の滝に向かう。
カフェ、クラフトショップなどの前を過ぎ、ウッドチップの敷かれた快適な道を歩く。
(忠助渕)
(払沢の滝:東京都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている落差約60mの4段の滝)
来た道を戻り、橋を渡ってすぐにバス停に到着(14:00チョット前)。
カメラなどをザックに入れているうちにバスが来た。
増発されたらしい。
あたふた乗り込んで武蔵五日市駅に戻る。
そして拝島で乗り換えて立川、南武線で武蔵溝ノ口、田園都市線で二子玉川と帰ってきた。
なかなか楽しい山歩きの一日を過ごした。
(今日のコース:分県登山ガイド『東京都の山』をベースに歩いた。)
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