旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

奥松島(宮戸島)を歩いてきた(宮城県)

2013-04-13 23:52:04 | 宮城県の山
午後2時から開催される野蒜築港ファンクラブの総会の前に、奥松島(宮戸島)を歩いてきた。

大浜の集落は無くなっている。
目の前の大岩も干潮で根元まで見える。





月浜の集落も甚大な被害を受けた。
防潮護岸は陥没している。
ここも海水浴場となっているところだ。

岬の上に東屋らしきものが見えたので、登ってみた。
“稲ヶ崎公園”
ヤブ椿の群落を抜けると桜の木々が立つ広場。
眺望はとても良い。
はるか西の彼方には泉ヶ岳や雪をかぶった船形連峰が見える。



▲稲ヶ崎公園の東屋


▲月浜


▲船形連峰を遠望


来た道をもどり先に進むと登ったところとは別の場所に出た。
途中のお地蔵さんに合掌。

次は、メカル崎に向かう。

工事用のダンプが往来する道を注意深く進むと、岬への分岐点に出た。
道なりに車を走らせ海岸に行く。
春の陽に穏やかな海。
とても静かな浜でしばし休憩。





ここから先の道はかなり細い。
我がパジェロミニでもやっと通れるほど。
(歩けば良かったと後悔してしまった。)

車を置き、さらに先へ。
一度湿地帯に降りて対岸の登りに移る。
上がった先の林床には縦横に踏み跡が続いている。

どれが正規のルートかさっぱり分からない。
仕方がないので、適当に検討をつけて歩き回った。
(GPSは電池が切れていたので車に置いてきていた。)

なかなか“メカル崎”にはたどり着けない。
それでもここまで来たら諦めるわけにはいかない。
とにかく先へ先へと進んだら、断崖の上に出た。
足がすくんでしまう。
落っこちないよう注意しながら写真を撮る。



▲メカル崎と西方を遠望


来た道をそのまま戻るのも面白くないので、奥に行ってみた。
白い鳥居の“メカル権現”。
ここでも神妙にお参りさせてもらった。



▲メカル権現


手すりのある階段を下りた先は、前に休憩した海岸だった。
要は一周したことになる。



▲権現様への道は、画像左端の護岸脇を行く


この後、鰐ヶ渕水道の対岸にある寒風沢島側を確認しようといったのだが、全面通行止めとなっていた。
住んでいた方々はどうなったのだろう?
御無事であることを願いながら、大高森の登山口まで戻ってきた。



▲今日のコース図


▲ショウジョウバカマ


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