連休中なのでどこも混んでいるだろうから家でのんびりしていようと思っていたものの、天気のよさにつられて自分もやはり出かけたくなった。
手軽に登れる名取市の外山(とやま 313.6m)~五社山(294.5m)でツツジの花見をすることにした。
家を出たのが9時過ぎ。
途中、コンビニに寄ったりしたものだから、五社山遊歩道口の駐車スペースに着いたのが10時15分。
すでに1台が駐車していた。
準備をしていたその方々(ご夫婦)に挨拶をし、後を追うようにして歩き出したのが10時30分。
とにかく良い天気で、すぐに汗が出てきた。
登山口のところで追い越す。
そのまま三方塚を目指した。
(三方塚への分岐:左折する。)
名取市、岩沼市、村田町の境界が接するこの三方塚の村田側に出ると、蔵王連峰が遠望できるので楽しみにしていた。
しかし、あいにく眺望はかすんでイマイチ。
(三方塚)
(屏風岳・不忘山など南蔵王の山々)
(蔵王)
(雁戸山)
次は、外山に向かう。
道わきにはフデリンドウがたくさん咲いていた。
(外山には左の道)
(フデリンドウ)
外山では、標柱を一瞥し通過。
(外山:名取市内で最高地点)
道に腰を下ろして昼食中の子供連れの家族とあいさつを交わして先に進む。
その後、階段状に造られた道の上部に来て唖然としてしまった。
急こう配の道を爆音とどろかせてオフロードバイクが駆け上がってきた。
わたしの脇にバイクを停め、さらに1台が来ると言う。
あいさつをしてくれたのだから、きっと気だての良い方なのだろうと思う。
こちらが次の上りになったところで、もう1台のバイクが下ってきた。
見れば、道は掘られてしまっている。
なんでこんな遊歩道を走るんだ!!
確か車両は侵入禁止となっているはず。
バイクの若者は、爆音あげて走らせる自分の乗り物が車両でないと認識しているのだろうか?
ここまでの花見やこころ暖かくなる家族との出会い、新緑などの気持ちよさなどがいっきに失せてしまった。
気を取り直して、五社山展望広場に向かう。
(ラショウモンカズラ)
石の祠がある広場では、出発時にお会いしたご夫婦が昼食中だった。
松が枯れてしまい残念といったことなど少し話をさせていただいた。
(右奥から三好神社、雷神、山神、天照大神、水神、秋葉山の6神)
そのお二人と別れ、当方は枯れた松の根元の大岩わきに道があるのが分かったので、そちらを下ることにした。
(これは自己責任でということ。)
中ノ沢地区に出る道は、災害のため通行止めになっていることは知っていた。
踏み跡の残る道はかなり急こう配。
要所要所に付けられている赤テープを頼りにたどる。
(枯れた3本松の下側)
(落葉樹の林の先のスギ林)
倒木が斜面を覆っている。
立木の間から林道が見えるが、道はここを下るのではなく、支線尾根づたいに先に延びている。
(中ノ沢新道 2018.3.6と記された赤いテープ)
(畑地の脇に出てきた。)
一部不鮮明な個所があったものの、何事もなく集落のある地点まで下りてくることができた。
(中ノ沢集落)
そして、緩いとはいえ上りだけが続く道を汗を拭いながら、駐車地点まで戻ってきた(時間は14時14分)。
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