デザイン案を提出する時は、からなず数点提出します。
しかし、この数点出す事が案外大変な時が良くあります。
パソコンでデザインをするようになり、
操作に慣れれば慣れるほど、アイデアをスケッチブックに
描かないで、いきなり作業に掛かる傾向が強くなっています。
頭の中で描いた物は外に出してみるとまったくイメージが変わって
しまう事は良くあります。したがって、簡単なものでも描いて
確認するといろいろな事を発見出来る物です
ひとたびパソコンのキーボード操作になってしまうと
ソフトを複数使うこともめんどくさくなり
一つのソフトで片付けてしまいたくなりがちです
結果どういう事になるか、似たような代わり映えのしない
デザインが出来上がってしまうのです。
パソコンは手描きには出来ない緻密な事を可能にしますが
逆に発想方法は、広がりの無いワンパターンに落ち入りやすく
操作が楽になればなるほど人間は、考える事が少なくなるものです。
面倒な作業にこそアイデアを刺激して新しい発見があるものです。
おなじ手を動かす動作でも、キーボード操作と
筆を持つとでは、脳に対する刺激は全く違います
改めて人間の手の素晴らしさを考え直さないと
大切な思考能力や発想方を退化させてしまうのではないか?