パソコンを使ってデザインをすることは今や常識となっています。
パソコンが導入されていなかった時代は、全て手仕事でした
素材を創りだす事は、まさに白紙から創りだす作業です。
エンピツを使いラフスケッチを描いて、あれこれ考える。
その中から、絞り込んでより完成品に近い物へとすすめて行く
この制作過程でいろいろな発想を勉強する事になります。
失敗すると最初からやり直しになるために
時間に迫られた時は、非常なプレッシャーとなってきます。
つまり一つ一つの作業は、慎重に手順を考えて進める必要があります、
しかし、最近ではパソコンが一般的です、それにインターネットの
利用により世界的な情報を収集する事が瞬時に可能となっています。
そのため、素材作りはネットが多く利用されているようです。
欲しい物は、キーワード検索で一挙に集める事が出来ます。
その中から、自分好みの素材を集め、その素材をアレンジして
デザインを起こす事が可能になっています。
このように素材を作る時代から探す時代になっているのではないでしょうか?
これらの動作はアレンジする能力が必要といえます
さがした素材をそのまま使えば盗作です、でもそれを自分なりに
解釈し、新しくデザインすればアレンジした事になります。
しかし、アレンジデザインは元となる物があって始めて出来る作業です。
一見便利なパソコンですが、このようにいつのまにか
創造作業から遠ざかって行く事を忘れさせてしまう事があるのも
見逃してはいけない点だと強く感じる今日この頃です。