どうも本州それも東海地方に上陸し北上する気配です(2023.8.11現在)。
中部地方を縦断する可能性が出てきて我が家は大丈夫かと心配です。
信州に移り住んで35年ですが今まで殆どの台風は上陸し通過する段階で勢力が弱まり強風で怖い思いはした事はありません。
県内で雨台風による甚大な洪水被害の発生はあります。
この地域を通過する台風の勢力が弱まるのはどうも信州は3000m級の山々に囲まれているからのようです。
北アルプス(飛騨山脈)、中央アルプス(木曽山脈)、南アルプス(赤石山脈)といった日本アルプスに乗鞍岳、御嶽山、八ヶ岳連峰です。
台風のエネルギー源は高い海水温で上陸すると供給源が絶たれ弱まりますが風を取り巻く渦はまだ健在です。
高度1500m付近の風速が一番強く信州の3000m級の山が壁となって渦が形成しづらい状況になり風が弱まるようです。
しかし1959年の伊勢湾台風では長野県も強風による建物倒壊など甚大な被害が出ました。
台風がお隣りの岐阜県や石川県といった西側を通過する場合や偏西風に乗って一気に速度を増すと注意が必要のようです。
いずれにして備えあれば憂いなしですね。
※本文は参考文献に基づくあくまでも筆者の私見です。