秋の虫が鳴き始める季節となりました。七十二侯中第五十一侯「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」という字をデザインして書きました。
「蟋蟀在戸」は10月18日から10月22日に当たります。
「蟋蟀」はキリギリスと読ませていますが、コオロギのことを指すのだという説もあります。
コオロギは種類がいろいろいますが、小さいころにエンマコオロギという大きなコオロギを飼っていたことがあります。そっとしておくと、飼育容器の中でもコロコロリーリーリーと鳴きだすのですが、ついつい容器をのぞいたり、餌をやったりなどして、鳴いているところはなかなか見られませんでした。鳴いているところを見た時はうれしかったものです。
非常に食欲旺盛で、ナスなどの野菜はもちろん、煮干しなどの動物性のエサもよく食べました。動物性のエサを与えておかないと、共食いをしてしまうのだ、と教えてもらいました。それほどの食欲でした。
スズムシや、小型のコオロギの鳴く音を好む人が多かったですが、私はエンマコオロギが好きでした。
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