春にやって来たつばめが南へ帰っていく頃、入れ替わるようにやってくる雁などの渡り鳥。日本で夏を過ごすつばめなどを夏鳥というのに対して、日本で冬を過ごす雁などは冬鳥と呼ばれます。隊列を組んで飛来する雁の姿はどこか勇ましくもあり、同時に趣を感じるものでもあります。
「鴻雁来(こうがんきたる)」とは、そんな渡り鳥の行動に季節の移り変わりを教えられた、時候の言葉です。10月8日から10月12日に当たります。
「鴻雁来(こうがんきたる)」という字をデザインして書いてみました。線を後から削るように細くしたり、にじみやかすれを書き足したりできるのが楽しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます