特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について

2014年 あけましておめでとうございます

2014年01月01日 18時46分47秒 | スタッフのつぶやき

皆さん、あけましておめでとうございます。

代表の久田です。

2013年はカタールフレンド基金での石巻市十八成浜の浜おこしの夢が破れることから始まりました。しかし、津波に襲われた低平地を砂浜公園にするという一般社団法人くぐなりビーチ・海の見える丘協議会の構想は行政の復興プランの中に組み込まれました。大規模な浜おこしは行うなということが天の声なのだと思い、地に足の着いた復興プランを進めていこうと考えています。

その石巻市十八成浜ボランティアへは昨年度は29回(雪と台風で2度中止のため実質27回)実施し、のべ約1,200人以上の方々が参加されました。それに加えて、見送り(20人~30人)、出迎え(約10人)と、のべ約1,000人の方々に参加して頂いています。これだけの参加者と回数で2013年に現地ボランティアを派遣している団体はおそらく皆無でしょう。規模や回数を誇るつもりはありませんが、継続することが確かな意味を持つと確信しています。

エール2nd(3月10、11日)には約3,000人の方々が、栄・もちのき広場で犠牲者追悼、被災者応援の想いをこめて集まりました。3月と8月には震災孤児遺児交流企画「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ」を行いました。お父さんお母さんを亡くした子どもたち同士、そして愛知の学生たち、約90人の貴重な出会いの場となりました。震災孤児遺児応援金は1,064人の孤児遺児の皆さんに一人6万円、総額6,384万円をお贈りすることができました。ワンコインサポーターさんは4,341人、6,926口となりました。

福島県での活動も新たに始めました。8月・10月には福島県富岡町フィールドワークを行いました。

自然災害は2013年も続きました。9月に福井県小浜市台風18号被害ボランティア、10月は伊豆大島台風26号被害募金、そして11月8日にフィリピンを襲ったフィリピン台風30号応援活動には1,100人の方々が約5万着の応援衣類を提供され、のべ200人の方々がその応援衣類の仕分け・分類をされています。、スタッフのよる現地視察を行い、環境保護NPOイカオ・アコと協力共同して、応援物資を確実に送れるメドがついてきました。一方、5月には三重県紀宝町の復興植樹祭に招かれました。

11月からエール3rd(2014年3月8、9日)の準備を開始しました。また、2014年3月11日に愛知県内の民官学産が共同しての東日本大震災犠牲者追悼式を開催する準備も始めました。

震災から2年以上たっても、年間でのべ1万人以上の方々が関わられる旺盛な活動ができたのも、ひとえに支えてくださった皆さんのおかげです。ありがとうございました。

9月から常勤の正式な専従職員2人(田中、久世)、パート職員1人(徳倉)を増員し、従来の2人(稲田、日下部)とあわせて、合計5人の職員体制としたことでNPO法人としての土台を固めることができたと考えています。

2014年.愛知ボラセンは1月2日のスタッフミーティングから始まります。年末は29日にフィリピン応援物資の仕分け、30日までフィリピン視察でした。愛知ボラセンの年末年始は…^^;

1月3日(金)~5日(日)は109回現地ボランティア(87回くぐなり食堂)です。7月頃にはくぐなり食堂100回記念を迎えます。十八成浜では高台移転のための工事が始まりました。今は工事用の新しい道路づくりが1月31日までの予定で行われています。工事が進んでいく中で、高台移転への関心が現実的なものとして仮設の皆さんには高くなってきました。1月26日(日)は、一般社団法人くぐなりビーチ・海の見える丘協議会(以下、くぐなり協議会)高台移転部会が開催され、同協議会事務局長である私への出席要請もきています。被災者の立場のたった高台移転が実現できるように愛知ボラセンとして全力で支えていきます。

さらに、年内には高台移転地の土砂が津波で流された低平地に埋め立てられるのではないかと思います。低平地の砂浜公園化に向けた具体的な段階に年内に入るかと思います。

また、くぐなり協議会では被災者ならではの視点から緊急時に必要なグッズを販売し、被災者の雇用を創出していくことを計画し、それに愛知ボラセンは全面的に協力していきます。

福島県富岡町での活動は富岡町にたった一人暮らす松村さんの応援と、愛知ボラセンらしい活動をさぐっていきます。

震災孤児遺児応援ワンコインサポーターズは現在約7,000口です。年末には新しいリーフレットを作成しました。これをもとに、年内に目標の半分の1万口に到達できるようにいろいろな手を打っていこうと考えています。そのためには全国的に広げていけるような作戦を考えていきます。当面は2月7日(金)東京マスコミアタック作戦(仮称)、8日(土)東京・浅草大街頭宣伝活動(仮称)を予定しています。

フィリピン台風30号被災者応援活動は、応援物資、応急仮設学校校舎建設、PCルーム再建とノートパソコンの提供、瓦礫撤去などを当面実施し、出産の多い島だからこそ妊娠・出産時を中心とした医療支援も展望し、現地スタッフを委嘱し、10年を展望した活動をスタートさせたいと考えています。

南海トラフの巨大地震への備えもしていかなければなりません。まずは東別院さんとも協議をしながら着実な準備をすすめていかなければならないと考えています。

こうした活動を進めていくのには、多くのボランティアさんの力が必要です。皆さんに支持され、応援したくなるような活動、参加してよかったな、人間的に成長できたな、人間関係が広がり、深まったな、と思えるような活動を創造していかなければならないと考えています。

そして、NPO法人として専従スタッフの拡充も必要です。財政的基盤をしっかりとさせ、専従スタッフの拡充によってよりよい活動を創造していこうと考えています。

自然災害は起きてほしくはありません。が、万が一のための備えは考えておかなければなりません。そのために愛知ボランティアセンターは2014年も被災者の皆さん、ボランティアの皆さんとともに歩んでいきます。

昨年にましてのご支援、ご協力よろしくお願いします。

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