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やっと・・・・やっと、その発言に影響力を持つ人達が東京五輪に対して激しい異議を表明してくれるようになりました。早々と、その危険性を問題点を指摘してきた拙ブログ主にしてみれば、遅きに失すると歯噛みしたい思いですが、何も言わぬよりはましです。
熱中症で搬送、1週間で9956人。消防庁「迷わず119番で救急車を呼んで」
熊谷市内に設置された温度計＝埼玉県熊谷市で２０１８年７月２３日午後２時２９分、丸山博撮影
＜猛暑＞気象庁「災害と認識」熱中症死の疑い６日で９０人超
7/23(月) 21:39配信
日本列島は２３日も猛烈な暑さに見舞われ、埼玉県熊谷市で午後２時２３分、観測史上最高の４１．１度を記録した。これまで１位だった高知県四万十市の４１．０度（２０１３年８月１２日）を、約５年ぶりに更新した。また、毎日新聞の集計では、岐阜県多治見市で４０．７度を観測した今月１８日以降、２３日までに全国で熱中症とみられる症状で亡くなったのは、少なくとも３０都府県で９３人に上った。この猛暑は２週間ほど続く見通し。
気象庁によると、２３日に全国で最高気温が４０度を超えたのは、熊谷市▽東京都青梅市（４０．８度）▽多治見市（４０．７度）▽甲府市（４０．３度）－－の４市。東京都内では観測史上初めての４０度超えとなった。
また、この日は広島市安佐北区で３６．０度、岡山県倉敷市で３５．２度となるなど、西日本豪雨の被災地でも厳しい暑さが続いた。全国９２７の観測地点のうち、３５度以上の猛暑日になったのは今年最高の２４１地点だった。熱中症の疑いで亡くなったのは、９府県の１２人だった。
中略
気象庁は同日、猛暑について異例の記者会見を開いた。少なくとも８月上旬までは、西日本から東日本にかけての広い範囲で同じような暑さが続くと予想している。同庁気候情報課の竹川元章予報官は「経験したことがないほどの暑さになっている地域がある。命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」とした上で、「特に環境が変わった西日本豪雨の被災地では、できる限りの対策をして熱中症予防に努めてほしい」と呼び掛けた。
・・・・・・ここまで
▼2020五輪招致―東京はなぜ勝ったのか―
https://www.nippon.com/ja/column/g00128/
いちいち論駁できますが、時間がなく割愛。
招致当初は、日本中がマスコミも含め浮かれていて、東京での強引な開催（背後に五輪自体の政治的思惑が見え隠れする）に、疑義を呈した者は拙ブログを始めごく少数でした。
しかしながら、東京の７月半ばから８月始めの、五輪開催時期が慣れた日本人でさえ死者の出る最悪の開催だということは、解っていたでしょうに。
ことここにいたって、やっと識者が声をあげるようになりました。
東北大震災も誘致の大きな動機付けに利用されましたが、そんなもの規模は違えど、災害大国日本が五輪の時期に絶対無事と、誰が断定出来るのですか。
現に酷暑に加え、大雨で国自体が苦しんでいるといのに、いまだ五輪を浮かれモードにしようと試みる勢力の厚顔で浅ましいこと。
かれらは、「福島」を誘致に利用したのです。浅ましい。
東京誘致で儲ける連中がIOC内にも、日本国内にもいます。
五輪で、アスリートや海外からの高齢者、乳幼児が命を落としたら日本は非難の的です。せっかく３選目が間近の安倍総理にも傷がつきます。それと共に誘致にあたって日本が提出した嘘八百の誘致書の文言がやり玉にあげられ、嘘つき国の汚名を浴びかねません。
この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。また夏季休暇に該当するため、公共交通機関や道路が混雑せず、ボランティアや子供たちなど多くの人々が参加しやすい。
組織委員会の会長は森喜朗氏で副会長が竹田恒泰恒和氏です。
（この酷暑という）現実から目をそらせない状況で「この暑さでやれるという確信を得ないといけない。ある意味、五輪関係者にとってはチャンスで、本当に大丈夫か、どう暑さに打ち勝つか、何の問題もなくやれたかを試すには、こんな機会はない」と語った。https://www.nikkansports.com/sports/news/201807240000148.html
この暑さを隠蔽、「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と世界に発信したのは誰。恥知らずな。
道路の遮熱性舗装、街頭ミスト、会場の大型冷却器、かち割り氷の配布などが検討され、昔ながらの「打ち水」が効果がある、ですって！
打ち水！！ 広大な五輪会場と、その周辺に！？
国民をなめるな。海外からのお客さんを、馬鹿にするな。
韓国や中国からの反対がなかったことも、勝因の一つとされていますが、そんなもの理由になるものですか。韓国・中国・日本と世界地図から言えば点に過ぎないエリアになぜ冬期含め集中しているのか、それを考えましょう。誘致をめぐって、裏金を渡す国がその３カ国だったのではないですか？
大体、招致がなった当時は日本の放射能についての懸念が色濃くあった時期です。それが季節的にも安定のバルセロナを破ってなぜ日本に来たのか、非常にいぶかしかったのです。しょせん利権のもつれあい、欲のうごめきあい。
五輪開催期間はまた台風シーズンでもあります。現に現在、台風が一つ北上中。
五輪誘致に血眼になっているのは、それがインフラ整備の一助となり、国威発揚となる二流国ですよ、今や。
なぜ、韓国と中国並みに身を落としてまで五輪ごとき馬鹿騒ぎを日本に呼び込むのでしょう。韓国の不自然な冬季五輪誘致に、統一教会の文鮮明のお金がまつわっているらしいことは、過去記事で検証しました。
むろん、五輪の長所はありますが、東京五輪に関してはマイナスが数十倍です。
東京五輪への異議提示は、今頃始めたわけではありません。
誘致のために都税を溝に捨て続けてきた石原慎太郎氏に対しても、ずいぶん前から抗議の記事を上げています。百害あって一利なしとまでは言いませんが、マイナス面が巨大なのです。
死者の出る炎暑もそうですが、歯に衣着せずに言えば、天皇皇后両陛下のご高齢をまるで考えない誘致で、それに対してIOCも問題にしない、うろんさ。
突発的なご不幸が前年、開催年にあったら五輪などやっていられますか？
中止、よくて延期となります。
大変な確率のリスクをお二人ぶんも抱えているのが、日本という国なのです。五輪開催という観点から見れば、です。
呼んでしまったもの、天の運を頼みつつ成功を願うしかありませんが、それでも批判は続けるべきだと思う理由は二つ。
大嘘を尽きまくった組織委員会に代わって世界に向け、危険性を拡散すること。
日本の恥を海外にさらしますが、いざ海外からのアスリートや見物客に死者が出たり病院が熱中症の患者で溢れ、最悪放置状態になって野外点滴などという事態になれば、もっと日本が信用を落とします。
「嘘つき日本」のレッテルに、韓国と中国が狂喜して捏造プロパガンダに精を出すでしょうね。
慰安婦も強制連行も、ほら日本は否定してきたがこんな大嘘を世界に発信して、五輪誘致をやる国なのだよ、と。民間で保守ブロガーたちがせっせと積み上げてきた検証も水の泡なのです。
となれば、日本人の良心として危険性を世界に発信すること、民間で。
もう一つ批判は続けるべきなのは、後世の日本人たちが二度と愚かしい選択をせぬよう、まして取り返しのつかない嘘を世界に向けてつかぬよう。それは収拾のつかない信用の失墜となります。
１０月に移行をという主張は、非現実的で利権でがんじがらめになったこの状況下ではほぼありえませんが、それでも言い続ければ利権屋たちと別に日本国民の良心として、世界に発信できます。
日本の一部の浅ましい利権屋層と、乗せられてお神輿をすぐ担いだ浅慮の日本人たちをお詫びします、とその意味を込めて「中止を」さもなくば「１０月開催を」と叫び続けるべきだと思うのです。
政治がらみになった五輪自体の見直しを含めての、発信です。
本当に恥ずかしく、情けないことです。
対抗馬、バルセロナは年間を通じ温暖で安定しています。それをなぜ、悪条件が複数重なった日本が押しのけて招致できたのか？
お金が動いてませんか、ICOとJCO内の欲がらみで。
スペインの財政不安定を言う人がいますが、それならブラジルだって。
日本人でさえこの高温多湿環境に適応できないで、バタバタ人が倒れ亡くなっているこの季節に、海外からのアスリートや見物客は極めて危険です。「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と大嘘をついて、日本に強引に招致した人たちは未必の故意による殺人者です！
2020年東京五輪は7月24日に開幕し、8月9日に閉会。
地獄的炎暑の只中で開催。欲で狂っています。
もう呼んでしまったもの、仕方がありませんが日本国民が二度と騙されぬよう、踊らされぬようその願いをこめて綴りました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000132521.html
DEADLY HEATWAVE
台風12号 週末に関東直撃の恐れも
東京五輪でまたも無駄金
祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
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