第2484号 次代への期待

今朝の新聞(写真　右側）。
昨日の株価、終値の7086円は、26年ぶりの低水準。
財務省が発表した国際収支速報(1月)によると、経常収支が13年ぶりの赤字。
輸出の46％減が響いた。

昨夜コンビニで『日経ビジネス　Associe』2009.03.17 ￥590 を買った。
pp.72-78 ロングインタビュー　元鳥取県知事片山善博（慶應義塾大学教授）を読みました。（写真　真ん中）

○　政官癒着　政治家も役人もミッションを忘れている。

○　各省庁で実権を握っているのはOBや次官経験者　院政
　　江戸幕府　鎌倉時代　の中盤以降　日本はいつの時代も「権限と責任のあるポストにそれにふさわし人物が座らない国」　p.75

○　塾通いのエリートが官僚になる

→結論として、(福沢諭吉や吉田松陰のように）後世を担う人材を育てたい

経済が苦境に立ち政治への期待と役割が高まっているまさにその時期において政治が機能していない。
昨日の日経新聞で、コラムニスト(日経OB)の田勢康弘が結論に西郷隆盛を引用していた。(鹿児島版では、p.5.　写真の左側)

有名な、
　命も名誉も官位も金もいらないような「始末に困る」人でなければ国家の大業はなしえぬものだ・・
と、語ったといわれるくだりです。

今朝は、大阪の学生が書いているブログを読んでいて2時間ほどかかりました。
若い世代はよく世の中を見ており、自分自身には謙虚で、感性が豊かで、行動的だ・・と
すっかり感心しました。

私もいちおう働き盛りを教育の場においてきましたが、若い世代にはいつも希望をもらってきました。